理解6 同心
じゃあ!
さっそく!
メインストリートに~~!
ちょっと待って!!
え?
ショッピングモール 男子トイレ
リルラ「どうしたの~?」
カラヴェル「・・・・・
・・・男装になってない
リルラ「え?」
リルラの顔をつかみ
じーーーーーっと見つめた!!
リルラ「・・・ヴェルヴェル?」
カラヴェル「・・・ちょっと
・・・メイクさせて?
手慣れた手つきで
リルラに化粧した
リルラ「なんか
おかしかった~~?」
カラヴェル「男装してるのに
そんなに
可愛かったら
一瞬で
女の子って
わかる
リルラ「・・・
(・・・また
・・・可愛いって)
リルラ「(・・・なんか
・・・これ)」
カラヴェル「・・・」
リルラ「(・・・メイク
・・・してるからだけど
・・・真剣な顔で
・・・見つめられて
・・・私の顔を
・・・いろいろ
・・・イジられるの)
リルラ「・・・
(・・・なんか
・・・興奮
・・・するかも)
カラヴェル「よし完成」
化粧室の鏡を見た
リルラ「・・・」
カラヴェル「どうだ?」
リルラ「・・・・・
男の子だあああ!
そうだろ
そうだろ
リルラ「もうヴェルヴェル!
プロのメイクさんになれば!
良いのにいいいい!!
カラヴェル「・・・」
カラヴェル「・・・・・僕は
女の子の服を
着たいだけだから
カラヴェル「メイクを
仕事にするのは
ちがうかな」
リルラ「えええええ!
すごいのにいいいいい!!
・・・はっ!!
カラヴェル「どうした?」
リルラ「・・・ここ
・・・男子トイレだよね?
リルラ「・・・ここに
・・・私を連れ込んで
・・・どうするつもり?
だって!
仕方なかったんだよ!?
カラヴェル「僕が!
女子トイレに入ったら!
それこそ!
問題だろ!?
リルラ「女の子だって!
そうじゃないの~!?」
カラヴェル「女の子は!
なぜか許される!!
そんなことある!?
リルラ「・・・はっ!!」
カラヴェル「今度は何?」
リルラ「・・・いま
・・・この状況
化粧室の鏡を見た
リルラ「・・・私が
・・・女の子を
・・・男子トイレに
・・・連れ込んで
・・・好き放題
・・・しようとしてる
・・・画になるんじゃ
(・・・妄想
・・・パねえ)
カラヴェル「・・・これ
・・・悲鳴あげて
・・・みようかな
私は!
無実だああああ!!
街のメインストリート
リルラ「人が
いっぱい居る~♪」
カラヴェル「そうだな」
リルラ「・・・なんか
・・・見られてる?」
カラヴェル「見られてるかもな」
リルラ「・・・私って
・・・みんなに
・・・どんな目で
・・・見られてる;;?
・・・ガクガク
・・・ブルブル::
(・・・あ
・・・やっぱ
・・・そうなったか)
リルラ「・・・変な風に
・・・思われてないかな」
カラヴェル「まあ
最初は
すべての視線が
異質な物を
見るような目で
見られてるかもしれない
カラヴェル「怖いだろうし
後悔しちゃうかもしれない
カラヴェル「でも
慣れてきて
その先に
自分ではない
自分に出逢えるんだ
リルラ「・・・」
カラヴェル「非日常な
本当になりかたった自分
カラヴェル「僕は
想いに
ウソをつけなかった
カラヴェル「これが
本当に
なりたかった
自分だと気づいたから
カラヴェル「だから
周りが
僕を
どう想おうが
カラヴェル「僕は
僕を貫く
リルラ「・・・」
カラヴェル「・・・あ
(・・・真顔で
・・・おかしな話を)
カラヴェル「(・・・ある意味
・・・話しやすいって
・・・怖い)
カラヴェル「(・・・いつの間にか
・・・自分の全部を
・・・曝け出しそう)
いいね~~♪
カラヴェル「・・・え?」
リルラ「たしかに
非日常で
リルラ「私じゃない
私に出逢えたみた~い♪
カラヴェル「・・・・・」
リルラ「これなら~
ヴェルヴェルが~
女装したい気持ち~
わかるな~~~~~♪
カラヴェル「・・・
・・・男の子の
・・・女装したい
・・・気持ちが
・・・わかっちゃうの?
だって~~~♪
リルラ「いまの
男装してる私!!
めっちゃ!
たのっし~~~!
リルラ「リアルじゃない!
ファンタジーみた~い!!
カラヴェル「・・・
(・・・それでも
・・・普通は
・・・気持ち悪いって
・・・思うと思うけどな)
リルラ「ルンルン~♪」
カラヴェル「(・・・なぜ君は?
・・・理解してくれるんだ?)
リルラ「よーーーっし!」
カラヴェルの腰に
腕を回した!!
カラヴェル「お!おい!?」
リルラ「男の子の気分~
味合わせて~~~♪?
リルラ「・・・うわぁ
・・・女の子に
・・・手を出したくなる
・・・男の子の気持ち
・・・わかっちゃったかも
僕で!?
リルラ「だって~
ヴェルヴェル~♪
可愛くて
美人なんだも~ん♪
カラヴェル「・・・
(・・・どうしよう
・・・好ましい言葉だ)
カラヴェル「(・・・あれ?
・・・僕って
・・・女の子の服
・・・着たいだけ
・・・だったよね?)
カラヴェル「(・・・・・
・・・まさかああああ!!)
リルラ「さあ
まだお昼だけど
休憩したいだろ?
僕に!
何をする!
つもりだあああ!!
リルラ「・・・」
リルラ「・・・・・だって~
・・・性癖
・・・変わっちゃったかも
カラヴェル「・・・え?」
リルラ「・・・君を
・・・めちゃくちゃにしたい
カラヴェル「・・・」
カラヴェル「・・・・・・・
(・・・女の子の気持ち
・・・わかっちゃったかも)




