理解19 一瞬だけじゃないよね?
七夕 夏祭り縁日
神社
ヴェルヴェル~~~♪
リルラ「今日は~~~♪
女装なんだね~~~♪
浴衣姿のカラヴェル
カラヴェル「(・・・
・・・本当は)
カラヴェル「(・・・・・リルリルに
・・・男を意識して
・・・欲しかったけど)
カラヴェル「(・・・・・七夕の
・・・浴衣姿の
・・・女装誘惑に
・・・負けた)
カラヴェル「・・・・・僕の
・・・・・想いって
・・・その程度だったか
なにが~~~?
リルラ「さあ!
あそぼ~~~~♪!
屋台を見て回る
リルラ「わ~~~~~♪
おいしそうな
食べ物ばかり~~~♪
・・・安心して
・・・食べるがいい
リルラ「え?」
染み抜き剤は用意した
リルラ「・・・」
コインロッカーに
替えの浴衣も準備した
リルラ「・・・・・」
コインランドリーも
どこにあるか把握している
リルラ「・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・」
カラヴェル「さあ?
あんず飴でも
チョコバナナでも
クレープでも
リルラ「・・・・・・・」
カラヴェル「電車で遊びに行った時みたいに
ワンピースにアイス零しても」
リルラ「・・・・・・・・」
浴衣に落としても
リルラ「・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・」
大丈夫だ
リルラ「・・・」
リルラ「・・・・・
・・・帰ろうかな~
なんでええええ;;!?
カラヴェル「一生懸命!
頑張ったのにいいいい;;!
屋台を見て回る
リルラ「ん~~~♪」
チョコバナナを
食べながら歩く
リルラ「・・・もぐもぐもぐ」
リルラ「・・・・・
おいし~~~^^♪
リルラ「なんで~~~♪
縁日で食べると
おいしいんだろうね~~~♪
家で食べても
たいしたことないのに
家でも食べてるの!?
リルラ「だって~~~♪
バナナをチョコに
コーティングするだけでしょ~~~?
リルラ「・・・これで~~~
・・・400円もするって
・・・ぼったくりだよね~
変に現実的!!
リルラ「・・・でも
・・・仕方ないか
・・・物価高や
・・・材料費や
・・・出店コストなど
カラヴェル「・・・・・」
リルラ「・・・それに~~~
・・・私たちを~
・・・喜ばせようと~
・・・こんな夜に
・・・頑張ってくれてるから~
カラヴェル「・・・」
仕方ないよね~~~♪
理解力あるけど!
悲哀も感じる!!
カラヴェル「まあ
スーパーで
安いの仕入れて
縁日で食べるとかも
・・・夢を
・・・壊したいのかな~
・・・先に壊したの
・・・どっちだよ?
リルラ「えへへ~~~♪
カラヴェル「・・・な
・・・なに?」
リルラ「やっぱ~~~♪
やっぱ~~~!
ヴェルヴェルと
遊んでると~
たのっし~~~~~!♪
カラヴェル「・・・・・そ
・・・そうか
「・・・」
「・・・」
で?
なんで私たち
リルリルたちを
つけてるの?
・・・親友の
・・・恋の行く末を
・・・見守るため
・・・面白いだけでしょ?
・・・ちがう
じゃあ なに?
・・・もし
ジェシ「・・・夜の縁日の
・・・七夕だもん」
ジェシ「・・・もし
・・・あの二人が
・・・いくところまで
・・・いったら
ミリテ「・・・・・」
ジェシ「・・・・・貴重な
・・・感想を
・・・リルリルから
・・・聞けるかな~~って
・・・帰っていい?
ジェシ「・・・私ね
・・・人を見た目で
・・・判断したこと
・・・後悔してるんだ
ミリテ「カラヴェル君のこと?」
ジェシ「・・・そう
・・・清潔感0の
・・・ダメ男だと
・・・思ってたのに
ジェシ「・・・リルリルは」
回想
なんか
事情があるんじゃな~~い?
回想 終了
ジェシ「・・・女装を
・・・クラスメイトに
・・・バレたくなくて
・・・演じてたんだよね
ミリテ「・・・・・」
ジェシ「・・・リルリルは
・・・本当に人を
・・・理解する
ジェシ「・・・偏見で
・・・人を
・・・判断しない
ジェシ「・・・リルリルは
・・・変人だけど
・・・私は
・・・リルリルの
・・・人間性の
・・・素晴らしさに
・・・魅かれてるの
ミリテ「・・・
・・・たしかにね
ミリテ「そこは私も
お手本にしたい
でも
真似しようとして
できると思う?
ジェシ「・・・・・
・・・そこなんだよね
ジェシ「・・・・・私も
・・・リルリルみたいに
・・・否定しないで
・・・理解できれば
ミリテ「・・・・・ジェシ」
ジェシ「・・・・・私も
・・・カラヴェル君のような
・・・超絶美少女兼 美少年を
・・・彼氏にできたのにいい;;
・・・見た目で
・・・判断してるよ?
夏祭り
ありがとうな?
リルラ「なにが~~~?」
カラヴェル「僕を遊びに誘う時
いろいろ
考えてくれたんだろ?
リルラ「・・・・・」
カラヴェル「どうやったら
僕は喜ぶとかさ?
リルラ「・・・・・」
カラヴェル「・・・・・僕も
・・・やっと
・・・わかったよ?
カラヴェル「リルリルなら
何が喜ぶかな?とか
リルラ「・・・」
夏祭り
どんな場所を
周りたいかな?とか
リルラ「・・・・・」
花火は
どの場所で見たら
喜ぶかな?とか
リルラ「・・・・・・・・」
カラヴェル「・・・いろいろ
・・・考えて
・・・知恵熱でた
カラヴェル「・・・・・リルリルは
それを ずっと僕に
してくれてたんだろ?
リルラ「・・・・・・・
・・・・・・・・」
カラヴェル「・・・だから
・・・ありがとう
そうでもないよ~~~♪
リルラ「行く場所だけ決めて~
あとは~
ノープラン~~~!
カラヴェル「・・・・・
・・・え?
リルラ「だって~
ヴェルヴェルとなら~
どこで遊んでも~
リルラ「♪♪♪~
楽しいから~~~♪
カラヴェル「・・・・・
(・・・なぜ君は?)
リルラ「ヴェルヴェル~~~?」
カラヴェル「・・・僕と遊ぶと
・・・楽しいんだ?
リルラ「・・・」
リルラ「・・・・・」
リルラ「・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・わからない
カラヴェル「・・・・・え?」
リルラ「・・・・・だって
・・・こんな
・・・感情になったの
・・・初めてだから
リルラ「・・・言語化
・・・できない
カラヴェル「・・・・・
・・・リルリル
リルラ「・・・言語化
・・・できないけど
・・・感情で
・・・言葉にしたら
リルラ「・・・私は
・・・・・ヴェルヴェルと
・・・ずっと
・・・一緒に居たい
リルラ「・・・・・だって
・・・楽しいもん
カラヴェル「・・・・・
(・・・判断材料に
・・・困る情報ばかりだ)
カラヴェル「(・・・それは
・・・友達として?)
カラヴェル「(・・・それとも
・・・恋人として?)
カラヴェル「(・・・・・でも)」
リルラ「・・・・・・・」
カラヴェル「(・・・・・言葉にすると
・・・壊れてしまうのでは
・・・ないのだろうか?)
カラヴェル「(・・・・・だったら
・・・・・今は
・・・このままで
・・・良くないか?)
カラヴェル「(・・・とりあえず
・・・”今”は)
リルラ「あ!
花火だ~~~♪
カラヴェル「・・・・・」
リルラ「きれい~~~♪」
カラヴェル「・・・・・
感情が溢れて
止まらない
どうして?
この想い
この生まれてしまった
この想いの名前は何?
リルラ「・・・・・え?」
カラヴェル「・・・・・誰か
・・・教えて?
リルラ「・・・・・・・」
カラヴェル「リルリルの
想いを言語化すると
リルラ「・・・・・・」
こうなるの?
リルラ「・・・」
リルラ「・・・・・・
・・・かっこいい
カラヴェル「・・・・・え?」
リルラ「・・・めっちゃ
・・・かっこいい~~~!!
リルラ「どうやって!!
言語化したの~~~!?
カラヴェル「・・・う~ん
リルリルが
想ってそうなことを
言葉にしただけ?
リルラ「・・・
・・・続き
カラヴェル「・・・・・え?」
リルラ「・・・・・続き
聴かせて~~~!?
カラヴェル「・・・
・・・続き!?
うん!
リルラ「最初から!
はやく!?
カラヴェル「・・・・・お
・・・おぅ
カラヴェル「・・・・・」
花火が終わり
夜の静寂につつまれる中
カラヴェルは
最初から言葉にした
カラヴェル「・・・・・
感情が
溢れて止まらない
どうして?
この想い
この生まれてしまった
この想いの名前は何?
・・・誰か・・教えて?
カラヴェル「・・・・・
知らなかった感情
想いの名前を知らない
戸惑って迷って
こんな事は
初めてだから
私は
どうしたらいいの?
もう
心が壊れそう
鼓動がうるさい
私に
何が起きてしまったの?
リルラ「・・・・・」
私に何をしたの?
変わってしまった世界に
私は ただ立ちすくんで
浴衣を着て夏祭り
君の手に引かれ歩いて
二人で見上げた
夜空に咲いた花火
・・・すぐに
・・・淡く消えて
その切なさに
胸が締め付けられる
・・・ねえ
・・・これは?
リルラ「・・・・・」
一瞬じゃないよね!?
永遠じゃないと!
イヤだよ!君との事は!!
ずっと覚えていたい!
この幸せを!
手放したくなくて!!
カラヴェル「・・・・・」
君を押し倒して
「・・・私の者に
・・・なってよ?」と
君を縛ったね?
不器用で
こんな事しかできなくて
もっと私は
器用になれないの?
そんな私を
君は受け入れてくれた
ありがとう想いを
心で育ってるよ?
君と感じたこと
見つめ合って
微笑み合って
私を変えてくれた
それが君なんだよ?
知らないよ
この感情は
・・・初めてだよ
リルラ「・・・・・」
カラヴェル「・・・・・
・・・この想いは
リルラ「・・・・・・
・・・・・・・」
カラヴェル「リルリルの想いを」
リルラ「・・・・・」
言語化すると
これ?
リルラ「・・・」
リルラ「・・・・・・」
リルラ「・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・かっこいい
カラヴェル「・・・・・え?」
リルラ「め~~~~っちゃ!
かっこい~~~~い♪♪♪!!
リルラ「・・・・・
・・・続きは!?
カラヴェル「・・・・・
・・・え?
リルラ「続きは!?」
カラヴェル「・・・・・
・・・終わりだけど?
えええええええええ;;!
リルラ「・・・・・なんか
・・・私の
・・・想ってたこと
リルラ「・・・・・簡単に
・・・わかってない?
カラヴェル「・・・・・
・・・なんとなく?
・・・言葉にしただけ?
リルラ「(・・・・・
・・・どうしよう)
帰り道
リルラ「なんか~~~♪
ヴェルヴェルが~
言語化してから~
夏祭り~
忘れちゃった~~~♪
ごめえええええんん;;!
リルラ「う~うん
また
歌ってね~~~♪
カラヴェル「(・・・どうして
・・・あんな言葉
・・・出てきたのだろう?)
リルラの家の前
リルラ「送ってくれて~
ありがと~~~~~♪」
カラヴェル「・・・もう
・・・遅いから」
リルラ「今度は~~~
映画
見に行こうよ~?
カラヴェル「・・・・・」
リルラ「もらったら~
返した~い!!
リルラ「そうやって~~~
つきあっていけば~
いいんでしょ~~~~♪?
カラヴェル「(・・・あのとき
・・・僕が言った言葉を)
カラヴェル「・・・・・うん
それを受け取ったら
僕も返すね?
リルラ「なんか~~~♪
永遠に続くね~~~♪
カラヴェル「うん
一瞬だけじゃ
イヤだからね?
カラヴェル「じゃあ
おやすみなさい
リルリル?
リルラ「うん!
おやすみなさ~い!
ヴェルヴェル~~~~~♪!




