理解1 肯定
私の名前はリルラ・ナウ
中学1年生になりました
私は何故か
人が良くしてくれる
”え~
ネット繋げないの?
手伝うよ?”
”帰り道
同じだよね?
一緒に帰ろうよ~?”
”ひとりで
教室の掃除当番してるの?
私も手伝ってあげる!!”
リルラ「・・・なんでだろう?
・・・私みんなに
・・・良い事したっけ?
リルラ「・・・こんな風に
とても良くしてくれる
リルラ「・・・なんでだろう?
好かれるようなことした?
普通に生きてるつもりなのに
私の前だと
なぜか人が
笑ってくれたり
私の前だと
「なんか和む~」
って言ってくれたり
私の前だと
みんな
お喋りになるような?
リルラ「・・・
・・・私
・・・何かした??
リルラ「・・・わからないや
・・・わからないから
リルラ「・・・
・・・寝よ~う♪
翌朝
リルラ「・・・
・・・良く寝た~♪
リルラ「大きなあくびがでる~」
おはよう!!
リルラ「お~
ミシーナ~
おはよ~」
おはよう!
おはよう!!
リルラ「・・・ミシーナ
喋るような
インコじゃないのに~
ペットからも
やけに好かれる
道を歩いてても
道を聞かれる事が多い
街へ行くと
話しかけられる事が多い
よく行く
スーパーも
店員さんから笑顔で
あいさつしてくれる
リルラ「・・・う~ん
・・・私
・・・何かした??
リルラ「あ!
いけな~い!!
のんびりしてる!
場合じゃない!
遅刻する~~~~~!!
中学校
ジェシ「お~
リルリル~?
もうすぐで
遅刻だったね~?」
リルラ「寝坊したわけじゃないのに~
のんびりしてたら
遅刻しそうになった~~~~!!」
ジェシ「相変わらずの
・・・・・・・・」
リルラ「なに?」
ジェシ「・・・
・・・天然?
ひっど~~~~い!!
リルラ「あ!
カラヴェルくん
おはよ~~~~!
カラヴェル「・・・
・・・おはよう
リルラ「ルンルン~♪」
ジェシ「・・・う~ん」
リルラ「どうしたの~?」
ジェシ「・・・リルリルだけだよ?
・・・カラヴェルに
・・・話しかけてるの
リルラ「なんで~?」
ジェシ「・・・なんかさ
・・・血色悪いし
・・・髪の毛ボサボサだし
・・・制服は乱れてるし
ジェシ「・・・なんか
・・・清潔感ないし
リルラ「う~ん
何か
事情があるんじゃな~い?
・・・あんただけよ?
・・・そう思うの
ジェシ「私は
関わりたくないわ~」
リルラ「う~ん
なんで~?
・・・いま理由
・・・言ったばかりだよね?
土曜日
リルラ「うん!
おしゃれした!!
リルラ「身だしなみも!
2時間したし!!
リルラ「街へ!!
行こ~~~~~う!!
私は
気ままに一人で
おしゃれして
街に出かけるのが好きだ
街の雰囲気
にぎわい
みんなの表情
笑い声
季節の雰囲気
朝にしか見れない景色も
夜には見える景色も
そういうものを
見て感じるのが好きだ
リルラ「今日は
どんな世界を
見せてくれるかな~♪
リルラ「・・・あれ?
とある人物に
目が奪われた
リルラ「・・・
・・・きれい
お尻まで伸びた
漆黒のロングストレート
艶やかな髪
肌艶良く
生気が漲っている
余計な肉は身体にない
理想的な健康体で
スタイルも良い
リルラ「・・・わ~
・・・きれいな
・・・女の子~~~♪
私は
その人に
話しかけた
リルラ「ねえねえ~
私と
遊ぼうよ~♪?
「・・・
・・・だれ?
リルラ「またまた~
私だよ~?
私~~~~!?」
「・・・新手の詐欺?」
リルラ「あくまでも
とぼけるつもり~?」
「・・・だから
・・・だれだ?」
リルラ「じゃあ~
名前を呼んであげよう~
カラヴェルく~ん♪?
カラヴェル「・・・」
カラヴェル「・・・・・・」
カラヴェル「・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・」
リルラ「女装
してるんだね~♪?
カラヴェル「・・・
・・・おわった
なんでよ~♪w?
カラヴェル「・・・なんで
・・・僕だと
・・・わかった?」
リルラ「え~
普通に
わかるけどな~」
カラヴェル「学校の僕と!
まったくの別人だろ!?
女装してるし!!」
リルラ「それでもって~
血色も良いし~
髪も艶やかだし~
清潔感100%越え~♪
カラヴェル「だったら!
なんで わかった!?」
リルラ「う~ん
雰囲気って言うか
感じって言うか~??
カラヴェル「・・・」
リルラ「いつも
カラヴェルくんからは~
温かい
居心地の良さを
感じるよ~~~?
カラヴェル「・・・」
リルラ「きっと~
良い人なんだな~って
いつも思ってた~~~♪
リルラ「女装
好きなんだね~♪?
カラヴェル「・・・
・・・どうせ
・・・気持ち悪いだろ?
リルラ「え?」
カラヴェル「男だし!
髪も長いし!
女物の服を着てるし!!
カラヴェル「こんな僕!!
気持ち悪いだろ!?
きれいだよ~♪?
カラヴェル「・・・え」
リルラ「ずっと~
目を奪われてた~♪
リルラ「それだけ
きれいだったら~
いろんな服
着てみたいよね~♪?
カラヴェル「・・・・・
・・・どうして君は
リルラ「え?」
カラヴェル「・・・・・
・・・僕を
・・・理解して
・・・くれるんだ?




