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叶わぬ幼いころの約束
二作品目です
閲覧ありがとうございます。
彼岸火花と此岸風鈴は昔からの幼馴染である。二人はよく地域の花火大会に行っていた。祭囃子が聞こえる黄昏時、綿あめやりんご飴や金魚すくいを目いっぱい楽しんだ後に大きな花火を見る。
ー火花
ーなぁに風鈴
ーまた来年も花火見ようね
ーうん!もちろんだよ!
毎年繰り替えす他愛もない約束
ー混んでるから、手をつなごう。火花
ーはいはい。しょうがないなぁ
来年もまた約束をする、、そう思っていたのに。
火花が死んだ。
お気に入りのリボンが風で飛ばされて追いかけてるうちに池に落ちておぼれてしまった。らしい。リボンは風鈴が火花に与えた金魚が描かれたかわいらしいものだった。
火が水に消された。
その事実を聞いたとき風鈴の音が止まった。花火大会の一か月後まだ残暑の時期だった。
読んでくれてありがとうございます。




