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輪廻の雫 メビウスの環  作者: 石崎 大岩


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16.道すがら

石﨑大岩です。

登場人物が多くなってきたので曖昧さ回避のため主要会話に名前を付けることにいたしました、表記がない箇所については、前後の文脈から読み取っていただければ幸いです。


↓それではお楽しみください↓

ルイス

「ンはっ!」


リヒト団長

「おっ?起きた」


ルイス

「なんだあのスケルトン!普通に喋ってるし!」

気が付くとルイスは直ぐに問い詰める


後方を見ると


ジェシー&ペレシア

「そこもって〜」「こうか?もう少し上では?」


ルイス

「なんでスケルトン!」


リヒト団長

「落ち着けって、肉が付いてるか付いてないかの差だろぉ?」


ルイス

「訳ありっていう事態じゃないでしょ」


ジェシー

「ペレシアちゃんはねぇ、なにか呪い的なもので〜お肉がなくなっちゃったのよねぇ?」


布を縫いながらペレシアへ「ね?」と確認する


ペレシア

「私自身あまり覚えていないのだが、村が燃えて死んだはずだが、次の記憶ではこの姿だ」


リヒト団長

「それから暫く放浪してた所を俺が見つけて入団させたという訳だ!」


ペレシア

「放浪ではない、100年ほどダンジョンに潜ってただけだ」


ジェシー

「でも行く場所なかったでしょう?」


あまりにも普通に会話する様子にルイスが困惑する

(こ…このキャラバンはこれが普通なのか………まぁアイツも似たようなもんか…)


上を見ると浮かびながら一連の流れを至極楽しそーーに見ている傭兵が居る


ルイス

「わかったよ…それで?御前試合はどうするの?」


リヒト団長

「それは副団長に聞いてみようか、なぁ?キール?」


そう言うと荷馬車を引きながら中を覗いてくる


キール

「どうするも…結局目立たないといけないなら荷台の虫は使うとしてルイス君にも少なくとも何人か参加者を倒してもらわないと貴族たちは喜ばないだろう」


ルイス

「え、虫?荷台の中身が虫?…嫌だけど?虫触るとか投げつけるとか」


リヒト団長

「女々しい奴め、、しかーし!十分に期待しておけ?あれを見たらそんなこと言ってられないぞ?」


ルイス

「あぁそう…参加の冒険者とか俺に倒せるのかなぁ?」


そう言うと上から傭兵が降りてきてルイスへ(喋るな)のポーズをする

「……思ったんだが別にお前が反応しなければコイツらに聞こえないんだから、俺は喋って良くないか?」


ルイス

「確かに」


リヒト&キール&ジェシー&ペレシア

「?」


傭兵

「…やっぱ馬鹿だろお前」


リヒト団長

「どうかしたか?良い作戦でも思い付いたか?」


ルイス

「んんぅと?」


傭兵

「まったく…、復唱しろ」


傭兵、ルイス

「「魔法で…水を…出して…虹を作る?」」


ジェシー

「あらー!良いわねぇ?サハラ出身の貴族が多いでしょうし、喜ぶかも!」


ペレシア

「しかし、虹を作り出す程の水の触媒と魔力はどうするんだ?」


ルイス

「えっっと?任せとけって!」


リヒト団長

「ほんとかぁ?な~んか怪しいなぁ?」


キール

「出来ると言ってるんだ、冒険者には冒険者なりの策があるのだろう」


キャラバンの中で会話を交わしていると日が暮れはじめ野営をする為に馬車を固定する


それぞれ準備を行う事になったのでルイスは少し離れた場所へ移動した



傭兵

「なーーにが「確かに」だよお前、喋るなっつの」


ルイス

「ほんますいません」


傭兵

「虹作るって話した手前だ、リングの使い方教えるぞ袖まくれ」


ルイス

「リング?これで虹作れるの?」


袖をまくり二つのリングが露出する


傭兵

「実際には隠した状態で良い、上の模様の入ったリングを使う、魔力を込めるのは俺がやるからお前は構えとけ」


ルイス

「すげぇ!俺魔法使えるのか!?」


傭兵

「手際良くいくぞ」


そう言ってルイスを人形の様に操る


「いて!いてて!痛いって!」「若いくせに身体固いのが悪いんだ!」「肩の防具が食い込んでるんだよ!!」「片手はこう!コーヒー牛乳飲むポーズ!」「わからねぇよ!」


ルイス

「ぐっ…なんでこうなるんだよ」


傭兵

「反動で吹き飛ぶと、もっと痛いぞ」


仁王立ちに右手を真上に挙げた姿になったルイスへ傭兵が近寄る


傭兵

「試しだ、軽めにいくぞ?」


緊張して喉が渇く


魔法を使える冒険者は少ない、魔法が使える、それは理術師の才があるという事、「魔法は自分の肉体から離れた場所で物を掴んだりできるということです」なんてよく言われる


物理的な接触を行わずに現象を起こせるということは、執刀せずに体内の異物を取り除いたり診断する事が可能になる


そんな才能を持つ者を危険に曝すことは周囲が認めない



ルイス

「いつでも!」


暖かい…?なんだか元気がみなぎる感じだ

体に元気が満ちて右手に集まってくると次第に熱のようなエネルギーに変わってくる


リングが少し光ると水が溢れてくる

右手に集まったエネルギーと混ざるように纏わりつく、十分な量になると手の平へ集まり


一つの水球となる




傭兵

「さん、にぃ、いち!」


ボンッッッと音を立て水球が飛び立つ


傭兵

「まぁこんな感じだ、数秒かかるから時間を考え…」


ルイス

「すっげぇぇ!これが魔法!ま!ほ!う!」



興奮冷めやらぬルイスは少々遅れてキャラバンへ戻る事になった


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