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輪廻の雫 メビウスの環  作者: 石崎 大岩


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12.バハラ祭へ

冒険者協会で少しの列に並び幾度目かの受付をする


「おかえりなさい、冒険者さま、ご要件をお聞きします……廃墟で何か見つかった?」


受付の女性がそう聞くとルイスはたじろぎながら


「いやぁ、廃墟は廃墟って感じで…」


「そうねぇ〜、国も手放す場所なんて噂ばかりで結局要らない場所なのかもね、それだと開拓許可はもういらないの?」


「あぁ、それなんですけど」


ルイスはバハラ祭へ参加することを伝える、いくつかの書類を持たされ注意事項を伝えられる


「そちらを提出後に開拓許可は失効します。バハラ祭は冒険者協会とサハラ国で手続きが行われるので書類は不要です、書類が無い代わりに出場確認が必要ですので会場へ入場する際に窓口で受付をお願いします。キャラバンの方とご一緒であればキャラバン代表の方が受付するため代表の方に冒険証の提示をお願いします………やっぱり別室でゆっくり説明しようか?」


「お…おねがい…しま、す」


げっそりしたルイスの様子を見た傭兵は「だから顔覚えられてんのかお前(笑)」と暫く笑いこけていた


三十分ほどで説明"は"終えた


「羨ましい奴だなお前、美人と一緒に個室でもう夜だぞ」


「いやいや…さすがに堪える……」


協会の受付が終わり「また来てねー!」と手を振られながらルイスは宿へ向かう


「………お前、やっぱり呪い殺すか」


「だーかーらー!、別に俺がわざと理解してないって思ってるのか!」


「まぁ今日は宿で休めよ、、、永遠にな」


「んんん!だーかーらっ!」


ルイスは酷く長い1日を終えるべく、宿で疲れを癒すのであった


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