“却下”します。
「はいっ!俺聞きたい事がありますっ!」
「却下します。」
ーーーーと、原が言ったのだが。ーーーー和希にそう返された。××××××
「!!っ、先生〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
原は泣き出した。
××××××
「敦、泊まってくか?」
「!!Σ(゜Д゜)(゜д゜)!(´゜д゜`)((((;゜Д゜))))ガクガクブルブルえっ、えっ?」
「………………なんで理君が驚くの?……………」
「だって!海君っ!お泊りだよ?!お泊り…………っ、そんな大人な関係……………っ!」
「……………………何言ってるの?原君ーーーーーーうちに皆で泊まった事あるじゃん。どうしたの?」
「海、…………………放って置いてやれ。……………原だからな。……………んで敦、」
「あ、忘れるとこだった。」
「ん?何?」
「嫌鍵返しとこと思って。いつまでも持ってる訳いかないだろ。」
「ああーーーー敦なら失くさないだろ。持ってて良いよてか、逆にその方が俺が助かるし安心出来る。無理じゃ無いなら今まで通り持ってて。寧ろさーーーー敦引っ越さんか? 部屋空いてるぜ?」
「(°ロ°(°ロ°(°ロ°(°ロ° )!!!えぇえええぇえーーーーッ!!!=͟͟͞͞(꒪ỏ꒪)(º﹃º)ෆ⃛ೄ(゜д゜;)」
「………………………だから……………………、どうしたの原君…………………何に驚いてるの?」
「………………っ、海君っ!海君“カギ”ってっ!カギってっ!」
「……………部屋空いてんの?」
「そう、直ぐ下の階。間取りは此処より狭いけどさ。下は二部屋入ってっから。使わん?」
「???ーーーーーー海君?」
「ーーーーーー何?原君ーーーーーー」
「嫌あの素朴な疑問。今の先生の言い方だと先生がこのマンション管理任されてるみたいな。」
“聞こえるけど”と、原 理は言ったのだった。××××××
「任せてるよ。てか何で居るんだ理。夜遊びか?海を不良に巻き込むなよな。海お待たせ。」
「!!おじさん?!」
「あ、お父さん。」
「よ、和希。面倒掛けたな。邪魔してるぜ管理人さん。」
勿論。しれっと入って来た華月 陽藍に理は驚いたのだった。×××××דドアのカギは?”と。××××××××
勿論掛かって在た。××××××
「おじ様ケーキ食べても良いですか?」
絵理撫が唐突にそう言った。陽藍は“何で俺に聞くんだ絵理撫?”とそう言った。××××
「和希様が駄目って。」 「じゃ、駄目。我慢しろ。」 「…………………………」
「絵理撫。睨んでも駄目だぞ。ーーーー大体、約束だろ。和希の言う事聞けないんなら強制送還させるぞ。大体御前今日もうケーキは食べたんじゃ無いのか? 流石に太るし健康に良くない。甘いの取り過ぎは身体冷やすから子供産めなくなったりしたらどうするんだ。知らないぞ俺は。御前の親でも無いんだから。たくっ。」
「……………和希さま……………」
絵理撫はそう言って和希を見た。和希は応えた。“駄目だよ”と。
「冷蔵庫仕舞いなさいって、言ったでしょ。お茶飲んだらお風呂。ほらもう9時だよ。夜更かしは美容と健康の妨げです。寝る準備して。」
「………………………………………。」
「絵理撫ちゃんは何で不満気なのかなあ? 絵理撫さん? 聞こえたかな? お風呂だよ?」
絵理撫はこう言った。“一緒に入ります”と。××××××××××××橋本 和希は却下した。
敦之が笑った。××××××××和希は敦之へ言った。“で?どうする?泊まってく?”と。
××××××××××××××××××××
「はいっ先生っ!」
「何だ原?」
「俺“泊まりたい”ですっ!(๑•̀ㅁ•́ฅはいっ!相談とかっ相談とか!相談とかありますしっ!( *´꒳`*)੭⁾⁾₍ᐡ •̀ ̫ •́ ᐡ₎」
「嫌御前ね。どんだけ相談有るんだよ其れ。多いわ。却下だけど。」
「=͟͟͞͞(꒪ỏ꒪)(*꒪꒫꒪)(ll๐ ₃ ๐)=͟͟͞͞( ´ཫ` )(。>﹏<。)コマッタナー( ˙-˙ ):;(∩´﹏`∩);:エェェ──꒰;゜д゜ノ꒱ノ──ッ!!(´•̥ ω •̥` *)٩(๑º﹏º๑)۶Orz.」
“おい和希”と、敦之が言った。「等々彼奴言葉迄無くしたぞ。」と。××××××
勿論だが原 理は、陽藍に送られ帰宅した。××××××××無事にかはさておき。××××××××
「泊まってきゃ良いのに。明日休みならさ。」
「嫌嫁拗ねてんじゃん。風呂入れてやれ。じゃな。」
「ん、じゃ。」
泊まる気だった敦之も帰宅した。××××××××××その帰り少しトラブルに巻き込まれた。××××××××
「お父さん、敦兄ちゃん……………」
原を送り届けた華月親子は、車の中でそう会話して在た。
「大丈夫だろ。放って置いても。」と。“大丈夫なの?”と息子は聞いた。
「敦あれで、強いし。和希程じゃ無いにしろな。海よか強いだろ。大丈夫だよ。彼奴は頭も良いしな。」
「う〜ん。でも“人数”が多いよ?」
海は言ったが、父は感心した。“へえ”と。
「海君、偉いな。人数読める様に成ったか。偉い偉い。」
「……………うん。……………でもさ。………………っ」
「海は何が心配なんだ?」
「あ、本当だ、大丈夫だ。“勝った”。…………………やっぱり敦兄ちゃん強いなあ。紹ちゃんだって勝てないって言ってた。あ、えっとね僕はね………………。家着いちゃったね。」
“そうだな”と父は答えた。××××××××家には“美津之”が待機して在た。“佐木 夏央”と共に。××××××
「お〜海、お帰り〜お疲れ。悪かったな。」
“大丈夫”と海は答えた。それから“ごめんなさい”と。「ちょっと失敗しちゃったし」と。××××××××
「も〜海に変な事させないで。皆してーーーー海も断るのよ?」
友美がそう言ったが、姿は憂莓だった。“未だ慣れない”と海は答えた。
友美は『憂莓の中』に『在る』のだ。文字通りに。『良く理解らない?』と海が言ったのだが、父は説明した。つまり、或の晩に、華月 陽藍は妻の『友美』を『彩城 友美』への肉体へと入れてから、魂を『混ぜた』のだ。『完成させた』と言えよう。知り合いの錬金術師に教えたら、興味深そうに食い付かれた話だ。×××××××ד神の所業”と。
華月 友美の『肉体』は、未だ在る。『休ませて』在るのだ。『家の中』で。必要な時だけ、友美本人が、動かすので、世間にはバレない。大概は『寝室』に『在る』ので、怪しまれる事も無い。最悪『具合が悪い』で事は済む。そういう『手筈』だった。
魂を抜かれた友美の肉体が何故動くのか? それは、魂のほんの一部、生命を維持するのにギリギリ足りる位の分のエネルギーつまり『魂の一部』を切り離して『電池代わり』に肉体に『残して』在るからだ。
無駄なエネルギーを使わなければ『十年』保つ位の量を、残して。態々陽藍が行った理由は、その方が分量が正確だったからである。友美では、
「その辺が雑。ーーーー」だと。
言われた当人はむくれて在た。“憂莓”の姿で。××××××××××嫁のエネルギーが満ち足りて、肉体が若返った夫だけ、御満悦だった。ーーーーと、十男は思った。××××××××××××
完全になった“母”は、海から見て何処か違った。“お母さんが、大人っぽい”ーーと海は思ったが、やはり父から言われた。
「海君、その通り。」と。
「そういえば? 直兄ちゃんと友理奈さんは?」
海がそう問い掛けたが、答えをくれたのは夏央だった。「うちに居る。」と。
「そうなの?」
「今日夏美が帰り早かったからな。晩飯食いに来いって。夏文構いたいんだろ。おばーちゃまは。」
「海ー、んな事より報告ー。どうよ?隼君は。何処にいた?」
「…………………。おじさん達、正解だった。はあ。」
「あんのバカ息子ーーーーーー。はあ。じゃ、大和に言っとくわ。ありがとな、海。」
「いいよ。気にしないで。それより大和兄ちゃんになら、」
「もしかして言ってくれた?」
海は夏央にこくんと頷いた。そして、
「ごめんね、おじさん。失敗しちゃって。相手の名前まで辿り着けなかった。はあ。」
海はそう言った。「気付かれてないと思うけどごめんね。」と。
“佐木 隼人”は、家出中なのだ。“大和”の家から。××××××××
海はこっそり隼人の寝ぐらを突き止める“依頼”を、請けたのだ。父“達”から。
海は突き止めた。夏央達の予想通り、隼人は。
「隼人兄ちゃんて本当にお化粧濃いお姉さんが好きなんだねえ。後やっぱり歳上ぽかった。」
「あ、やっぱり。」
「海、正確には違うぜ?」
「? 何が? 伯父さん?」
伯父、美津之は言った。夏央なら呆れて在た。我が息子に。
「隼人君は、なあ〜若い子にモテナイんだよな。悲しい事に。夏はもてんのになあ。父に似なかったね。なあ?夏君。」
“ん〜でも”と海は言った。「僕もお父さんに似なかったよ。……………」と。
美津之は苦笑した。そして甥っ子に言った。“ーーーー似てるからな。”と。海はきょとんとしたのだった。
夏央に笑われたのだが。“はははは”と。
“陽藍ーー”と美津之は呼び掛けた。「此の天然具合、本気でおまえそっくりだろ。」と。横で夏央が爆笑した。××××××腹を抱えていた。××××××
少し前まで修業と銘打って海外エリア、場所はドイツだったが、隼人は行っていた。突然帰って来て、行きも帰りも彼は誰にも言って行かなかったのだ。呆れた事に。母夏美に“ちょっと暫く出て来る”ーーーーと、だけ言って、彼は海外修業へと出たのだ。
帰国も勿論連絡無しの、突然だった。理由は多々あったが、一番は資金が底をついた。それだった。つまり、
「彼奴金無いしその内泣き付いてくるだろ。暫く様子見たら?女の処ひと回りしたら、戻るだろ。流石にさ。最後は和希か敦之に泣き付いて終わりだろ。うちも、な。友と青が居ないからな、来づらいんだろ。」
陽藍はそう美津之達へと言ったのだった。
美津之がそれでふと、言った。“陽藍ーー”と。
「ん?」
「青は今フランス行ってんのか?」
陽藍は“ああ”と答えた。「青はフランスで向こうでの生活の準備中。」と。目を剥いたのは、弟だった。
「あ、等々永住? つうと太郎ちゃん戻って来るか。」
美津之が言ったので陽藍も“ああ”と応えた。夏央がそれを聞いて喜んだのだが、海が叫んだ。
“却下です!”と。「青兄ちゃんフランス永住とか!僕無理!寂しい!」と。
面食らった親達は、ひとしきり笑った。そして陽藍が言った。“海君ーーーー”と。
「“却下です”を、却下します。ほらそんな顔するな。風呂入れ。明日も学校だぞ。」と、
満足そうに、微笑んだ。
“憂莓”が、来た。彼等がいたリビングへと。そして言った。“海君ーー”と。
「ママと一緒にお風呂入ろっか。」と。呆れた面々の中で夫は言った。勿論”却下します”と。真顔だった。




