表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
姫さま、『恋』をーーする。  作者: ※Rasp※Berry※
✝と或る名も無き星にて〜しがない教師と“恋”等の〜話✝
48/75

“『名前って意味があるんだよ』篇。”

 「まあ『名は体を表す』て言うしな。え?何?『ちょっと違うだろ?』って。嫌ーーーー





 そう、『馬鹿にしたもの』でも『無い』んだよ。此れがさ。






 特に『俺』は、子供達・・・に『其れ』を実行してる(丶丶・・・)位ーーだし。」




 『!!』



 「ーーーーえ? おじさんーーーーそれって」



 “瀬野尾 太一”は、動揺を見せた。“叔父・・”はいつも通り、にやりと笑っただけだった。




 「“友美”さん、うち来て“一緒”に夕飯どう?ま、“和希”とか野暮な連中も“居る”けどね。」



 “彩城”は、呆れて彼をみたが、同意した。



 ✝   ✝   ✝



 「ーーーーいつも“こんな”『豪華』なの?」


 彩城はそう言ったが、答えたのは海だった。



 「? 『豪華』なの?」と。



 彼女はそれ以上、聞かなかった。



  ✝   ✝   ✝



 「ーーーーで?」


 促したのは、やはり『深織』だった。



 ✝   ✝   ✝



 「んーーーー『で』と言われても。『原』が、ちょっと“巻き込まれた”話だから。“内容”まではな。お前達だって“プライバシー”あるだろ? な? あんまり聞いてやるな。





 “デリケート”なのも“ある”から。」


 “英語教師”が、言った。深織は不満だった。


 「でも先生。『原』、言わないじゃないですか。『俺達』に心配するな?と?」


 「深織、心配は分かる。“和希”は、“自分では言えない”って言ってんの。お前なら“理解る”だろ?」


 陽藍がそう言った。



 「ん〜。深織君の“気持ち”も“わかる”けど、“かなちゃん”にも詳しく話してないなら、“無理”じゃないかな?  原君も色々『考えてる』んだよ、きっと。まあーー『抱きつく』のは、止めて欲しいーーーーけどね。」


 海がそう言った。父が答えた。



 「俺は抱きつけと言った訳じゃなく、『海の“周波数”を憶えとけ』ーーとは、言ったがな。」



 何してんだ彼奴はーーーーと父が言い、『抱き付かれてます!』と息子が答えた。酷い“顔”で。



 「……………………『マーキング』?」と聞いた“悠緋”は、睨まれたのだった。『何で?』と。





 「悠緋て偶に『阿呆』だよな。」



 「同意する。」


 広陽と深織が、そう言って呆れた。悠緋に“ちょっとっ”と反論されたが、陽藍はフォローしなかった。“多分悠緋は阿呆と言うのでは無く『天然なんだろ』”とは、伝えないでおいた。



 “マーキング”もあながち間違いでも無いのだろうと。恐らく“自分”に“海”を、マーキング(丶丶丶丶丶)させているーーーーとでも言う。“海”の“匂い”ならば、






 『』は簡単・・に見付けるから(丶丶)な?ーーーーと。今回も周波数(香り)では追えず(丶丶丶)に、微かな『海』の残り香(・・・)を『宛て』にしたのだ。




 そう『説明』したから(・・・・)で“在ろう”ーーーーと。理の悔しそうな“顔”が、又“浮かんだ”のだった。“お父さん大丈夫ーーーー?”





 息子の声が、聴こえて、はっとしたのだった。うっかりしていた。最近、時々“ある”、嫌、『増えた』。『集中力』が、途切れているーーーーと。




 「あー………ごめん、海。何だっけ? 聞いてなかったみたいだ。」


 父は、そう言った。息子は顔を顰めた。



 「だってお父さん……………顔色“悪い”よ? 大体お父さん“仕事”し過ぎだからね? 




 ………………………仕事“減らせ”ないの? 少し“休む”とか。陸兄ちゃんに“頼む”とか。





 ……………………………“龍”兄ちゃんに帰って来て貰ったら?龍兄ちゃんなら、仕事“日本”でも“出来る”でしょ? それとも僕やっぱり………………………っ、」





 「“海”。」     「…………っ、」



 「“考え事”してただけだから、大丈夫。龍“達”に“言うな”よ。」




 「……………………でも…………………」



 「“進路”、悩んだんだろ。そんな簡単に止めるな。折角“やりたい事”出来たんだろ?」




 父の言葉に応えたのは、息子ではなかった。



 「へ? 海“進路”決めたのか?! “ジャン・ラビ”か?! 海っ!」



 “瀬野尾 太一”だった。陽藍に、“違う”と否定されたが。




 ✝   ✝   ✝



 「………………えっと、」


 海は口籠った。



 「海君は、“ジャン・ラビ”ではありません。“太一”さん。」


 と、深織が言った。“僕と一緒です。”と。そして悠緋と広陽に“は?”と返された。




 「“僕と一緒”?」   「何だそれ? 初耳だけど。 おい深織?」



 「あ、“関係者以外”ノーコメントで。」


 深織は右手で、彼等を制した。一瞬置いて、顔を見合わせ、結託する“悠緋・広陽”。が、ーーーー





 「我が家の“御法度”は、喧嘩だ。悠緋・広陽。外行け、外。」



 陽藍にそう言われたので在った。



 「待って“お父さん”。“深織”君も“外”行かないと、“喧嘩”が出来ないよ?」と、



 海が言った。父は“成る程”と。



 「じゃ、“深織”も。ほら行け。」と。




 「「「可怪しい×可笑しい。絶対可笑しい。可怪しな事言わないで下さいよ、おじさんっ。“海”君もっ!」」」




 “仲良いなお前等”ーーーーと、当の陽藍に返されたのであった。海は、



 「え? 何で僕も?」と、聞いていたが。





 橋本 和希が、笑い出した。ーーーーーーーーーー



 「和希さま?」



 “絵理撫”が、聞いた。『どうしました?』と。和希は、



 『懐かしい』と、言った。ーーーーーーーーーー





 ✝   ✝   ✝



 「橋本君?」   「和希君?」


 滝と大和が、そう言ったので、笑い終えた和希は、ようやく応えた。



 「嫌〜昔、“友”が、ーーーー」と。



 「ん?“友”が?」


 太一が聞いた。



 「嫌ね。友と、“青”ですよ。ね、おじさん。」



 「ああ、彼奴等ね。“陸”と“違う”からな。」


 「本当にね。」


 和希と陽藍はそう言った。海が“何したの?”ーーーーーーそう聞いたが、“解かる”気はした。




 「あ、うん。おじさんに叩き出されてた。窓からぽいっと。あの“友”だよ?“襟首”持たれてさ? ひょいっと持ち上げて、もお、『無言』で。裸足だわ。外寒いわ。観てた“俺”は“馬鹿だな〜”としか。しかもさ? 『庭』で彼奴等『続き』始めたんだよ?   馬鹿だろ?





 『陸』君だったか、『龍』さんだったかに、止められて『やめて』たな。確か。」




 「それあれだろ。和希。陸が行こうとして、龍が止めたんだよ。」



 「あ〜成る程、なる程。そうでしたね。や、『龍』さんの『強さ』に寒気が『した』だったな、此れ。後、『卓兄ちゃん(丶丶丶丶)』。『たっくん』は、あの頃から『クール』でした(・・・)ね。あ、あの時だ。俺、





 『友は見捨てても“卓兄ちゃん(丶丶丶丶)”にはーーーー』逆らわない。と、決めたのは。





 うん。あれは恐かった。ーーーーーーーーーーーあれ?『海』?どうした?」




 「和希、海の“お兄ちゃん像”、壊すなよ。海には“優しい”んだから、“彼奴”等。全く。」






 “華月 海”は、「“卓兄ちゃん”ーーーー何“した”の?」と、ガクブルしたので在った。





 ーーーーーー“和希”のせいで。同時に海は、“弟で良かった”と、気が付いた。





 呆れる“彩城”の“横”で、同級生達が、やはり震えて在たからであった。陽藍は“素知らぬ”様子だったのを、“滝 蓮”、“佐木 大和”、そして“瀬野尾 太一”は目撃たので在ったーーーー





 理一は、“嫁が待ってる”と、帰って行ったので、来ていなかった。他の“面子”は何故居るのか?



 “嫁なら仕事だから。”ーーーーらしい。勿論陽藍が“手土産”で持たせるらしい。“夕食”を。






 勿論三人は“真似は無理だな”と痛感した“話”だ。




 ✝   ✝   ✝



 「あ〜取り敢えずさ。“海”の『進路』の話に『戻る』けどさ?おじさん。」


 「ん?」


 太一に言われて陽藍はそう言った。




 ×   ×   ×



 「何だよ。」



 「嫌、『何だよ』じゃ無くてね。『ジャン・ラビ』の話。」



 「おまえ等が『継ぐ』だろ。大体『ジャン・ラビ』は会社・・だぞ? 太一。“海”にはお門違いだな。」




 陽藍にそう言われてしまった。太一は言葉に詰まる。




 「ーーーー『巧』だけど、今『経営学部』だろ。『ジャン・ラビ』来ないの?」



 それでも太一はそう続けた。滝ははらはらしていたのだった。“大丈夫か?”と。“こんな時、理一が居ないとか”ーーーーそうも思った。






 「ねえ?ーーーーーー」



 “彩城 友美”が、口を開いた。陽藍は“ん?”と返した。





 「私には“名前・・意味・・”の話の方が興味深かったし、“ジャン・ラビ”って多分会社・・・・だよね? 完全なる“部外者”の『私の前』で『後継ぎ』話とか、どうなの(・・・・)?“瀬野尾・・・”君? 今日・・は、止めて置いたら?ーーーー」






 一瞬“しん”としてしまった部屋の中で、陽藍が不意に“はは”と笑い出した。





 海は“いつも通り”に、デザートの“バニラアイス”を、堪能していたのだった。そして、




 “太一兄ちゃん”ーーーーーーと、




 彼を呼んだ。「“僕”、会社・・なんて“継げない”よ。“馬鹿”だもん。」




 と、アイスクリームを、頬張った。“美味しい”と。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ