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姫さま、『恋』をーーする。  作者: ※Rasp※Berry※
✝と或る名も無き星にて〜しがない教師と“恋”等の〜話✝
42/75

“教師”と彼の話。

 “大丈夫?”と言ったのは、彩城 友美だった。“泣き出されて”だ。だが、“彼”に“直接”言った訳では無かった。誰とも無しに、言ったのだ。流石に。




 “周囲”の視線が、痛過ぎた。“もう帰りたい”と彼女は思った。“全部放り出して”と。



 ✝   ✝   ✝


 “伊島君?”と、泣き止まない男へ、流石に橋本 和希は又声を掛けた。“取り敢えず泣き止もうかーー”とそう言った。しかし、


 伊島は“和希”を、睨んだのだ。そして、




 「橋本“”て“偽善者”だね。いい子ぶらないで。酔った“いきおい”で言うけど、僕“昔”から、“君”の事、『苦手』じゃなくて『嫌い(丶丶)』だから。ーーーー『虎』は『どうした』の? 見捨てられた?」



 其の場の“全員”が、ーーーー凍り付いた。敦之も隼人も。蓮達もだ。その中で、和希の意外に“冷静”そうな“声”が言った。「ーーーー『トラ』?」と。




 満足気に笑った伊島は、和希へ告げた。「『虎』は『虎』だよ、『』君?ーー」ーーーーと。



 敦之と隼人の“態度”が、あからさまに“可怪し”かった。動き掛けて、ーーーー。止めた。滝が不思議がったが、理由は後から分かる。ふたりは“携帯”を何故だか持ち出して、操作した。



 “大和”だけ“理解った”顔をした。その前に、




 「伊島・・、一応『聞く』な、お前の言う『虎』って『ゆう』のか?」




 言ったのは、敦之だった。隼人は無言だったが、敦之が“言った”ので、言わなかっただけだ。



 躊躇った“伊島”は、“覚悟した”様に、敦之へ言った。“そうだよ”と。




 「だってーーーーーー。“敦之”も“隼人”も、“彼”嫌い(丶丶)だろ?





 昔からーーーー。“文句”ばかり言って“嫌って”たろ(・・)?“喧嘩”ばっかりしてた(丶丶丶)じゃん?見てた(丶丶丶)よ。“あの頃”から(・・)



  “橋本・・”とだってさ。“仲悪かった(・丶丶丶丶)”だろ? ーーーー」




 そう、“言った”『だった(丶丶丶)。隼人はただ、“溜息”だけ“吐いた”。ーーーー。敦之も溜息を吐いたが、呆れた様に、言った。



 「成る程ね。」と。それから、



 「“伊島”。ーーーー。俺“あんた(丶丶丶)”の『連絡先・・・』、今消した(・丶丶丶)わ。ーーーー。悪いけど“これきり”な。『意見・・』も合わない()な?じゃーな。さよなら。さて、





 “和希・・”、“隼人・・飲み直す(丶丶・丶)か? 『場所』変えるか。」





 “敦之”の“冷たい眼”は、“彼”を“みた”。






 ×××××××××××××××××××××××




 「嫌俺“明日”仕事だし、“此の辺”で。“友美”さん、帰りますか? 明日仕事?」




 和希だった。


 「“和希・・”、待てーーよ。『“おねえさん”』送るの、“俺”に譲る(丶丶)は無えのか。 ーーーーおまえはさ。 ……………結婚“する”癖に。…………………ちっ。」




 隼人が言った。



 「ーーーーハヤーーーー。頼むから『懲りて』くれ。“大和”、何か言って。」





 “和希”だった。



 「“隼人”、“和希君”困らす(丶丶丶)な。“敦”もな。もう帰れよ、今日は。」





 言われた“大和”は、そう言った。



 「“兄貴”の“力”を“借りる”とは。ーーーー和希、てめえ。」



 「ハヤ! きたない言葉使うなよ! 怒られるぞ!」



 「……………だって“太一”。“和希”が…………」ーーーーーーーーーーーー。







 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 勿論“理一”に『“子供ガキ”なのか? おまえ等は?』と、一蹴された、隼敦・・コンビで在った。敦之は勿論言った。“なんで俺まで叱られてんの?理一君?”と。“ついで?”と言った義理の兄で在った。



 そして。





 理一は“伊島 則斉”に言った。鋭い眼差しで一瞥してから。




 ーーーーー「こいつ等“じゃれてる”だけなんだ(・・・)。“仲良し(・・・)なんだよ(丶丶丶丶)ね、ーーーー。『昔』“から”さ。ーーーー。同い年の『四人』組でさ。あ、『五人』かおまえ『等』は。」と。笑って『無い』笑顔で。




 “ごめんね”と笑顔で、彼を“威圧・・”したのは『ジャンピング・スモール・スモール』の、『ギター』だった。




 “大和”は“静か”だった(丶丶丶)。滝の『横』で。“強いな”と“ぼそり”と言ったのは、





 “異世界”から来た“客人・・”だった。





 ✝    ✝    ✝




 「ーーーーーという事が、昨夜御座いまして。」


 と、橋本 和希はそう言った。



 「“先生”も“大変”だね〜」と、





 暢気に“答えた”のは、惚けた“顔”の、“美少年”だった。和希は“いじわる”心で、







 “伊島がと『偶然』出遇って(丶丶丶丶)、『メンタル』へこめば“良い”のに。”






 と、思ってしまった午後・・だった。翌日の。





 “敦之”もお人好し(丶丶丶丶)なんだよなーーーーそう思った。




 伊島 則斉の事は、“覚えて”いた。友が相手にしなかった(・・・丶丶丶丶丶)タイプーーーーだ。





 伊島 則斉は、典型的な“いじめられっこ”だったのだ。勿論和希も“相手にしなかった”くちだ。




 虐めというより、彼は“嫌われ”者だった。特に“女子”から評判が悪かった。彼が“嫌われて”いた理由なら、単純だった。自分より弱い“者”を“見下す”態度を取る“タイプ”だったからだ。



 男子生徒や“教師”の前では、大人しく、しかし一部の“女子”の前でだけ“横柄”だったらしい。



 友と一緒に、同じクラスの女子生徒から、一度“相談”されたから“覚えて”いる。




 和希が“言う?”と聞くと、“気にしてみててくれたら、”それで“良い”ーーーーと、そう言われた。“彼女達”が言うには、被害に遇ったのは、“別の女子”だった。



 しかも“良くわからない”らしかった。“多分”という“情報”だった(丶丶丶)。友と和希は言われた通り、“気にして”観察・・していたが、中々“現場”に“遭遇・・”しなかった。




 結局“尻尾”は掴めなかったのだが、掴むより“前”に、“先輩方”を皮切りに、“伊島”は、“いじめ”に遇い始めた。友は“様子見”と言って、“放って”置いた(丶丶丶)




 和希も“特”に、ーーーー。救けなかった。“プライド”に“障る”だろうと“思った”のだ。





 “伊島 則斉”の。“関わらない”選択肢を選んだ。“敦之”が、何故か良く“現場・・”に鉢合わせた(丶丶丶丶丶)らしく、結果“的”に何度か(・・丶)『たすけた』らしい。






 “友”も“和希”も“知っていた(丶丶)”。だから『動か』なかった。





 強いて言うなら“問題”は、“敦之”だ。そんな事“敦之”は覚えて居ない(・・・丶丶丶)のだ。






 嫌、『たすけた』つもり(・・・)が、無かった。





 「『つもり』が無いってより“敦”は、“伊島君”だった“事”を、“覚えて”無いんだろうね。」





 「相手の『先輩達』の『顔』迄『覚えて』るのに?」



 『それはなーーーー“海”』と言った(丶丶丶)のは、“父”だった。





 既に放課後。帰宅“後”の“海”だった。“華月邸”に、“彼等”は居た。“いつもの”メンバーで。






 海の“友人達”は、話し込んで“居た”橋本・・ 和希・・代わり(丶丶丶)に、陽藍の“弟子”の“居候”達の、“勉強”をみて“居た”ので在った。何故か“弓削 光明”も『居た』が。




 弓削 光明は“面倒”は、みて居なかった。自分の“勉強”をしていた。何故?




 単に“海”に会いたくなって(・・・・丶丶丶)『来た』ので在った。昨日“迄”は、“苦手”な“人物”が居て(・・)来れなかった(丶丶丶丶丶丶)のだ。




 “異世界”からの“訪問者”だった(・・・)。弓削 光明は、その“男”が、“苦手”だった(丶丶丶)。そう言うと“陽藍”には“笑われた”が。




 “光明、苦手・・あったのか”と。陽藍は何故か『嬉しそう』だった。勿論当の“光明”に、意味は解らなかった。今日居ない(・・・)のは、昨夜『帰った』からだ。




 “用事”を済ませて。和希とジャン・スモの彼等は、“送別”のつもりで“酒”に誘った。“此方の”、





 『飲まないと帰れない(丶丶丶丶)ーーーーよね?』と。其れは又“別”の話なので、又“何処か”で語る事としよう。ーーーーーーーー。






 「“敵”の“顔”忘れるのは“マヌケ”って“事”でしょ。敦之“サン”がその“イシマ?”って“人”覚えて“無い”のは、“その程度”なんでしょ?“其の人”が。」



 光明が“言った”のだった。和希は苦笑いを堪えた。海は相変わらず“きょとん”とした顔を“みせ”た。“そうなの?”



 ーーーーーーそう言って。陽藍が『大体“正解”かな。』と答えたのだった。






 「或る“意味”では。“敦之”も“伊島いじま”ってのと、“同じタイプ”なんだよ、海。」




 華月 陽藍は、息子“海”へとそう言った。海は良く理解らなかった。





 ✚   ✚   ✚



 「“敦”はさ、海。」



 橋本 和希は“親友の弟”へ教えた。




 「“気に入った”しか『覚え無い(記憶しない)』から。ーーーー





 “敵”、“味方”『カテゴリ』じゃ『無い』んだよ、“彼奴”は。






 『敦』は。『敵』だから『嫌い』とか、『彼女』だから(丶丶丶)好き(・・)』じゃあ『無い』んだよね。






 『興味』と『無興味(・・)』なんだよ。」




 一度は“覚え(記憶)(する)ーーーー。







 だが『不必要』なら『忘れる』のだ。相手の“顔”。『自分以下』ならば。






 「敦は“自覚”あるんだよ。自分が“強く無い(・・)”っていうね。だからーーーー」







 “自分以下(・・)”の“者”は、「『忘れ』る。」ーーーーーーーーのだ。きれいさっぱりと。





 「“おまえ”の“従兄弟”は“(ちょっと変わってる)なんだよ(んだよ)。」





 “兄”の“親友”が、海に“そう”教えた。海は答えた。“知ってた”。ーーーーと。





 「敦“兄ちゃん”がちょっと“変わってる”のなら、“青”兄ちゃんに、言われてる(・・・丶丶)もん。」と。




 “そんな事より”ーーーー。海は言った。“進路”のが“大事”と。




 華月 海は、『進路』を決めていなかった。“敦兄ちゃんの、二の舞だけは”「嫌だし。」





 と、案外“辛辣”だったのを、当の“従兄弟(敦之)”は、知らない。





 ✝   ✝   ✝




 「海、『焦る』なよ。」




 父は変わらず『優し』かった。

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