第15話 許されざる拷問!!
本拠地に着き、またもや涙目になっているレイと、なぜか笑みを浮かべているリィスは、地下へ向かう階段を降りていた。
まるで地の底に向かっているような螺旋階段を面倒なので、エレベーターで降り、厳重に鍵がかかっていたはずのドアを(最後に出たレイが鍵をかけ忘れた)開けるとそこには一人の女性がいた。
女性は両腕を頭の上で縄で縛られ身体中が拘束器具によって壁に張りつけられていた。
その女性は入った時からリィスとレイを睨み続けていた。
リィスはレイに、鍵をかけなかったことに対して毒舌を吐きながら別の部屋に向かって行った。
「気分はどう?ライルさんっ。」
「鍵をかけずにそのまま帰るとは…くっ、こんな奴に捕まった自分が恥ずかしい!!」
ライルは歯ぎしりしながら強気でレイに答えた。
「何よそれ!私が馬鹿みたいじゃない!あったまきた!拷問してこの建物に潜入してたこと全部吐いてもらうわ!!」
レイは指パッチンをしてリィスに合図を送ったが、ペチッとしか音が鳴らなく何度もやり直し、やり直している内にリィスが満面の笑みで
「お嬢様には難しいです、いい子だからあきらめましょうねっ。」
「あっ…うぐっ……うわあああああぁぁぁん!」
「泣かないでくださいお嬢様、飴をあげますから。」
「えっ!くれるの!ありがとー!」
そんな光景をみて心の底から帰りたいと願うライルであった。




