大陸は小さい
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なんだかんだと、ミラ共和国とオルデント魔国とは交易をしていた。商売相手としては、オルデント魔国が最有力で、ミラ共和国は前線基地との取引だったけどな。オルデント魔国相手には黒字、ミラ共和国には赤字といった感じで交易をしていた。赤字なのは仕方がないんだ。どうあがいても黒字には出来なかったし。そもそも輸出品が少なかったのが問題なんだよな。ダンジョンが近くにあったと言っても、その町に人は住んでいないんだし。食料確保が第一だったからな。金属なんかも出せるには出せるんだけど、掘る人材が居ないんだから、仕方が無かったんだ。カーライルとは仲良くできているし、他のダンジョンコアとも仲良くは出来ているんだけど、それでもまだまだ信頼関係の構築は出来ていない感じではある。関係があるだけでもまだマシだとは思うんだけどな。
そして、テルーン王国は、この100年で20回ほど入植者を出してくれているんだ。そのすべてを奪い返しているんだけどな。いやー、戦力的にはこちらの方が上なんだ。護衛と言っても、所詮はその程度。軍隊を出せば、軽く捻ることが出来る。それでも人口が余っているんだろうな。何度も送り出しては来たんだけど、その度に奪っている感じだ。まだまだ送り出して欲しいまである。人間や魔族は不足しているからな。どんどんと送り出してくれると嬉しい。それくらいには入植者を出してくれているんだよな。護衛が育たないから、最近は送り出してこないのかもしれないけど。奪った入植者については、旧レクレア王国の土地を使わせてもらっている。そっちの方を開拓する理由は、ミラ共和国との交易の為だ。そっちで使うから、交易は赤字なんだよな。メインの輸入品は、やっぱり布製品になる。ダンジョンからも得られない訳ではないんだけど、それでも、どうしても畜産を大きくしないといけないからな。中々に難しいものなんだよ。なお、聖ルクレイア国の畜産動物については、未開地のマケライアス魔皇国の方に持っていっている。そっちで大規模に畜産業をやらせているんだ。利益はまだ出ないだろうけど、今後に期待である。まあ、今はどんどんと畜産業を大きくしていっている状況ではあるんだよな。畜産業は力を入れないといけない分野だから。
そんな訳で、内政を回していたんだけど、ギリエルが帰ってきた。……思ったよりも早かったな。もっと時間がかかると思っていたんだけど、なんだかんだと100年で帰ってきたのか。と言う事は、大陸が思ったよりも小さい事を意味する。小さいのは別に良いんだけど、未開地がある程度には発展していない大陸だからな。もっとやりようはあるんじゃないかと思う訳で。何というか、大きな国が無いのは何でなのかなって感じである。もの凄く大きな国が出来てもおかしくないんだよな。それがないと言う事は、どう言う事なんだろう。
「それで、早く帰ってきたと言う事は、それなりの大陸でしかなかったと言う事ではあるんだろう? 調査内容はどんな感じだったんだ?」
「ええ、この大陸は小さかったですね。我の故郷である大陸の半分も無かったくらいなので」
「それは小さいな。やはり統一してから、別の大陸に侵略しに行くことくらいはしないといけないか。まあ、まずはご苦労だった。成果を聞こうか」
「ええ、それでは説明させてもらいます。まず、この場所は大陸の北西側に当たります。それで、テルーン王国が西側にあると思うのですが、その南側にミラ共和国が、西側にソーテ王国があります。それ以降は海になります。ソーテ王国とミラ共和国の南側は、未開地になりますね。ミラ共和国から南東に進むと、新緑の里があります。ここは国としてはかなり小さいので、あまり期待はしない方がよろしいかとは思います。その南に、キュール王国があります。周辺は殆ど未開地なので、こちらからは未開地を通じての事になるでしょう。未開地を切り開いていけば、その内隣接するとは思いますので。そこから南東にミカミ王国。その南側には、大陸を横断する大規模な山脈があります。西の海から、東の海まで、この山脈が連なっている感じですね。なので、大陸の3分の2くらいがこちら側、3分の1くらいが山脈の向こう側と言う事になります。ミカミ王国の北東側に、カーデル王国になります。ここも未開地からの境界を伸ばしていけば、繋がるとは思いますね。そこから南側にサクテン王国、東側にドール共和国、北東側にゲル王国があります。そして、ゲル王国の北にスタルバ王国となっております。これでオルデント魔国に繋がって、一周する感じですね。また、オルデント魔国の東側にタスカ王国、さらに東にケーチス魔国があります。隣接を辿っていけば、その様な国がありました。そして、ケーチス魔国の南側、ゲル王国の東側になりますが、未開地を挟んで、北からシャヘル共和国、ルーテ王国、ラルバ王国と3つの国がありました。ここは戦争中でした。ルーテ王国が、海に近いのですが、海がある領地を持っていないので、シャヘル共和国とラルバ王国を攻めている形ですね。なので、未開地を差し置いて、戦争中らしいです。この3国しか隣接が無いのに、ですね。何ともまあ、醜い争いをしているのかという感じです。それで3分の2の内の半分くらいは未開地でした。まだまだ開発の余地があることは良い事ですね。今後も人口を考えれば、どんどんと未開地の開拓をしていった方が良いでしょう。それで、残りの3分の1なのですが、デミルカン帝国とゴートバス帝国で2分されておりました。その他の国は飲み込まれて無くなったのでしょうね。この2国も戦争中です。帝国同士なので、完全に滅ぼすまでやるのではないかと見込んでおります。以上が、この大陸ですね。何というか、思ったよりも小さく、未開地もまだまだあるという感じで、我がもともと所属していた国と比べれば、遅れている大陸と言っても過言では無いでしょうな」
「そうか。……何とか頭の中で地図を起こしたが、まだまだ発展の余地はあるな。取り急ぎ、西側の開拓を進めていく事にはしているんだが、まだまだ人口は少ない。今で大体1000万人だ。聖ルクレイア国の領土もまだまだ活用できていない部分がある。それを活用できるようになるまでは、侵略戦争は無しで考えている。まあ、次に攻めるところは決まっているが」
「ほう。交渉に来たのではなかったのですか?」
「来たんだが、テルーン王国は敵対を選んだからな。開発競争をしようと言う事で決まっている。詳しい事は後で話すが、少しばかり面白い事になっているんだよ」
「喧嘩を売ってくるとは思いませんでしたが……。ああ、なるほど。テルーン王国は人口が余っているのですか。あそこは未開地とは隣接していませんでしたからね」
「そう言う事だな。どうにも未開地を開拓したいらしい。聖ルクレイア国の領土は未開地だと言う事になっている。まあ、向こうの話ではあるけどな」
ギリエルの報告で、なんとなくだが地図はかけた。後は、これをどうやって生かしていくのかだよな。まずは地図のすり合わせが必要になってくるとは思うけど。正確な地図ではないからな。これを出来るだけ正確なものに仕上げていって、今後の開発計画に役立てたいとは思う。これで一気に開発が出来れば、色々と出来ることがあるとは思うんだよ。次の大陸に移ることも出来ると思う。まあ、それは、大陸を統一してからの話にはなるんだけどな。まずはそこからしなければ。




