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転生先はアンデッドでした  作者: ルケア


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テルーン王国

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「国に持ち帰り、話し合う事にします」


 そんな感じで、ミラ共和国の使節団は帰っていった。何というか、併合できれば良いんだけどな。戦争は面倒である。別に全員を滅ぼすって訳ではないんだから、併合くらい構わないじゃないかとは思わないでもない。極端に国が変わるのであれば、問題は大きくなるとは思うが、そこまで国が変わる訳でもないんだが。トップが挿げ変わるだけで、民衆には特に変わりがないとは思うんだけどな。……いや、通貨は面倒な事になるのか。今でも十分面倒な事にはなっているんだけど。今の国の通貨は、聖ルクレイア国とレクレア王国、オルデント魔国、マケライアス魔皇国の4種類を使っている。どの通貨でも、銅貨は銅貨の価値しかないんだけどな。通貨が変わると、価値が変わるって事はない。だから、混乱は最低限で良いとは思うんだけど、面倒な事には変わりがない。国を併合したら、そんな感じになるからな。通貨的には面倒な事になるかもしれない。国としては、どの通貨でも同じと言う事にするだけなんだけどさ。それで良いじゃないかとは思う訳で。駄目なんだろうか。別に構わないとは思うんだけど。


 そんな事をしていたら、テルーン王国からの使節団も来た。こっちはどんな話になるんだろうな。


「受け入れは感謝いたす。だが、この惨状はどうだ? これが国か? 否、断じて否。この状態では国ではない。ただの土地だ。故に、我が国にもこの土地を得る権利がある」


「そうだろうな。国とは言い難いだろう。俺の国土を欲するというのであれば、好きにするがいい。勿論だが、こちらは抵抗させてもらうがな」


「民も居ないのでは、抵抗も出来まい。そなたの軍は強いのかもしれない。しかし、絶対ではない。我が国も、聖ルクレイア国の軍を何度と数えるのも億劫なほど、跳ね返してきた実績がある。攻めるにあたっては、価値のない土地を得るのが不毛だっただけなのだ。こんな無人の土地があるのであれば、我が国も権利を主張する。民も居なければ、治める貴族も居ないではないか。そんな土地は、国の領地にあらず。であれば、先に治めた方が権利者となるのはどうだ?」


「我が国はそれでも構わんよ。誰の土地でもないというのであれば、我が国から取ってみるがいい。それはそちらの権利だ。その権利を侵害しようという気はない。だから、自由に取るがいい。勿論だが、俺たちは抵抗する。それは俺たちの権利だ。ここを得たのは俺たちだからな。その権利を手放すのは馬鹿のする事だ。故に抵抗する。そちらも自由に侵略せよ。いや、お前たちの言い分では、入植か? 誰のものでもないというのだから。まあ、それは好きにしてくれ。こっちも好きにやる。それでいいか?」


「入植した側の権利と言う事で合意で良いな? それでは、我が国は、堂々と入植者を用意して、未開地の開拓に乗り出そうではないか。勿論、競争のあることだ。早い者勝ちで良いだろう。そちらが入植すれば、そちらの土地であると言う事で良いな?」


「ああ、それで良いぞ。しかしだ。未開地には蛮族も居ることを忘れてはならない。蛮族に奪われた土地は、こちらが取る権利もあると言う事だ。蛮族に負ける様な護衛を付けてみろ。たちまちこちらが権利を主張するために、兵を向けるがよいな?」


「勿論であるとも。蛮族ごときに遅れを取るような護衛を付ける訳にはいかぬと言う事だろう? それであれば問題はない。蛮族ごときは、振り払うのが基本だ。蛮族に負けていては、仕方がないだろう」


「では、そう言う事で良いな?」


「そちらこそ、よろしいな?」


「問題はない。好きにしろ」


 何と、テルーン王国は入植者を送ってくれるそうだ。それを奪い取って、こっちの開拓に使わせてもらうとするか。特に、聖都周辺はかなりの穀倉地帯なんだよな。そこを開拓できれば大きい。まだまだ魔物人が少ない。だから、碌に入植も出来ないと考えていたんだ。向こうから入植者を送ってくれるのであれば、是非もない。有難く頂戴しよう。……それと、戦争がしたいわけではなさそうなんだよな。蛮族の仕業であるとしたいんだろう。でも、滅ぼすのであれば、ミラ共和国よりも、テルーン王国の方が先だな。未開地の開拓も西側に全力で開拓していこう。ミラ共和国とテルーン王国であれば、未開地を開拓してしまえば、後はどうにでもなるとは思う。これは断然テルーン王国の方が滅ぼし甲斐があるな。国民は悪くないだろう。ちょっと国のトップの頭が軽いだけだ。それはこちらとしても好都合なので、このまま利用させてもらうとするか。


 そんなこんなで、テルーン王国の使節団は帰っていった。なんともまあ優しい事だ。入植者をこちらにくれるだなんて、余程人が余っているんだろうな。そんなに人材が余りまくっているのであれば、未開地でも開拓すればいいのに。いや、未開地に接していないのか? だから人材が余りまくっていると、そう言う事なんだろう。じゃないと、こちらに入植者をくれるなんて事は無いはずだ。……そうなると、海で囲われているのか、向こう側にまだ国があるのか。どちらなんだろうか。未開地は、ミラ共和国が塞いでいると考えても良さそうだ。どっちがどっちの国なのか、微妙に解っていなかったけど、これではっきりした訳だ。海側に面した北西の国がテルーン王国、未開地に面した南西の国がミラ共和国。そう言う事で良いとは思う。


 しかし、まさか喧嘩を売ってくる国があるだなんて思ってもみなかったな。ミラ共和国の方が、まだ現実が見えているという感じである。テルーン王国は、何で聖ルクレイア国が滅んだのかが解ってい無さそうなんだよな。武力で普通に負けたんだけどな。それが解っていれば、こんな感じで喧嘩を売ってくる事なんてあり得ないんだよ。まあ、面白い人が居るなとは思ったけど。これだから人間は。人間の国ではあるんだよな。魔族も居たには居たんだが、あの一番前の男は、人間だった。何でこんなに馬鹿なんだろう。ちょっと考えれば解ることなのにな。でも、入植者には人間も選んでくれると助かるな。その方が住民がバラエティに富むからな。人間が憎い訳でも無いんだよ。聖ルクレイア国の宗教がクソってだけでさ。人間が悪い訳ではなかったんだよ。まあ、人間には馬鹿が多いと言う事もあるのかもしれないけどな。


 とにかく、テルーン王国は300年後くらいには侵攻対象にしよう。こっちの領地が埋まったら、テルーン王国を攻めればいい。そうすれば、国土も手に入るし、ミラ共和国にも圧力がかかるだろう。同盟を組んでいるのかどうかは知らないが、何かしらは情報共有していたとは思うからな。主にミラ共和国が主導としてだろうけど。テルーン王国が主導だったら、こんな感じにはなっていないだろうからな。それだけ見えていないと言う事でもある。


 後は、オルデント魔国だけだな。もう少し時間がかかるかもしれない。それまでは聖都に居なければならないんだよな。聖都で待つって言ってしまったから。未開地の開拓に戻りたいんだけどな。こんな所でじっとしているのは耐えられないんだよ。食事も必要ないけど、何かを食べるくらいしか娯楽が無いんだよな。何もする事がないって、暇で仕方がないんだよ。寝るって言っても限度があるからな。寝ていても問題ないんだけど、それよりも未開地の開拓をしたいんだよな。まだまだ開拓の余地があるんだよ。西側にどんどんと開拓をしていきたい。未開地はまだまだあるんだからさ。

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