魔物人が増えすぎる
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たった100年。されど100年。爆発的に人口が増えた。魔物人がダンジョンからも供給されているからというのもあるんだが、魔物人の繁殖力を甘く見ていた。1年で5回は子供が生まれるのに、1回に10人ほど子供が生まれるのだ。それが5年もしない内に繁殖する。魔物人の人口は既に50万人を超えた。各魔物人の人口が10万人を超えているのだ。町を沢山作ってあったのに、一気に埋まっていっている。教育も施し、魔法を扱え、建築にも優れた魔物人を作っているのだが、もうどうにでもなるかのような感じまで来ているんだ。何でこんなに増えるんだ。これでは、計画が台無しじゃないか。いい意味で計画を変更しなければならなくなってくる。
しかも、魔物人は塩を必要としない。生きるのに塩が必要ないんだ。肉と穀物があれば生きていける。そんな馬鹿げた生体をしているのだから、もうおかしな事になっているんだ。ダンジョンから好きなだけ岩塩が取れるといっても、限度があるからな。早く海が欲しい所。塩の供給をと考えれば、海は欲しい。まあ、それでも、魔族がこっちに移り住めばの話ではあるが。このまま魔物人だけで町を維持できるくらいには繁殖するんだから、もう、オルデント魔国が滅ぶのを待つ必要は無くなった訳だ。武力介入するなら、今からでも出来る。戦士は用意している。武器や防具も用意している。オルデント魔国に援軍を出すことは出来るんだ。そのくらいの戦力は整っている。
「だが、オルデント魔国に援軍を出すのは悪手だろうな。その内だが、この森に住めなくなるだろうし、狙うのであれば、聖ルクレイア国になってくる。オルデント魔国が滅ぶのを待つつもりだったけど、ここまで人口が増えるのであれば、増えた人口の行先を、聖ルクレイア国の領土にしてしまえば済むだけの話。一気に雪崩れ込むことは可能だ。やるならそっちになるだろうな」
「でしょうね。ここまで増えるとなると、一気に変わってきます。ダンジョンをフルに活用した育成方法で、魔物人は育っていますからね。十分に戦力としては使えます。人間よりも早く増えるのですから、こちらの戦士が不足するなんてことはあり得ませんので。一気に盤面をひっくり返すことは出来るでしょう。開拓も聖ルクレイア国の方向に伸ばしてしまっても良いでしょう。潰れるのは、オルデント魔国ではなく、聖ルクレイア国の方だったと言う事にしておきましょうか」
「でも、攻めるにしても時期があるだろう? しっかりと決めないといけないとは思う。何時にした方がいいかを考えないといけない。戦死する事も考えないといけないからな。人間よりも強いとは思うが、それでも思うだけだからな。やってみない事には、どうなるのかは解らない。もしも人間よりも弱ければ、じり貧になってしまう」
「可能性としては無くはないですが、まず大丈夫だろうとは思いますね。何よりも進化の回数が多かったので、戦闘力はそれなりにあるはずです。魔物人になると、進化がかなり遅くなりますが、進化しない事も無いので、危機さえ作ってしまえば、進化する可能性もありますのでね。もっと強くなる可能性は十分にあり得るでしょう。ですが、慢心はいけません。数で圧倒できるだけの自力があるのですから、まだまだ数を増やしましょう。そうですね。後100年もすれば、この近辺で200万人は突破するでしょう。そうすれば、戦力は10万を超えることになります。そこから侵攻してもいいのではないですか? 戦力は多い方が負ける可能性は少なくなりますので」
「そう、だな。後100年も待てば、一気に増える可能性もあるだろう。一気に増えれば、色々と出来ることもあるとは思う。ダンジョンからはもう供給してもらう必要は無いから、ダンジョンではもう少し別の実験をした方が良いのかもしれないな。使える魔物を強化したり、色々と出来ることがあるはずだ。まあ、色々と出来すぎても困るんだけどな。余りにもダンジョンを強くし過ぎても問題がある。まあ、隷属しているから良いんだけど、ダンジョンを活用すれば、出来ることが増えていくとは思う。まあ、それ以上に資源が必要になってくるけどな。資源は絶対に必要になるんだから、資源を何とか確保をしたい。ダンジョン以外からも手に入れる方法を考えておかないといけないだろうな」
資源は無限に湧いてくる。ダンジョンがある限りではあるんだが。それでも限界というものはある。だから、ある程度は依存しても、殆どの生活物資は、ダンジョンに依存しない方が良いんだ。鉄なんかは自前で鉄鉱山を持った方が良いからな。それで、独自で何かしらをやる方が良い。計画は変更だ。戦争になるのであれば、聖ルクレイア国の方だ。そっちと全面戦争をする準備をしておかなければならない。出来ることからコツコツとやっていかないといけない訳なんだけど、とりあえずは訓練と繁殖を繰り返してもらわないといけない。魔族も居るんだが、魔族なんかよりも、魔物人の方が増えるからな。一気に増やして、領土も獲得していかなければならない。聖ルクレイア国との戦争は1年後に考えることとして、今後の動きも考えないといけない。
「ダンジョンに頼り過ぎている部分があるからな。レベル上げは仕方がないにしても、それ以外もダンジョンから頼り過ぎないようにしないといけない。万能ではあるが、戦略物資を1か所から入手しているという現状は変えないといけないとは思う。ある程度は色々とやらないといけないだろうな。とにかく、聖ルクレイア国との戦争に関しての準備は進めておく。攻める時になったら、何時でも言ってくれ。戦力は確保しておく」
「解りました。こちらも準備をしておきましょう。出来る限りの事はしないといけないとは思うので。一気呵成に攻め立てましょう。そうなってくると、精鋭部隊も欲しくなりますな。領土を確保するにしても、色々と必要なものが多くなってきます。魔物人に統治を任せるのですから、ある程度の知識は必要になってきますね。町を運営していかなければならなくなりますからね。今の町は、良くも悪くも自由ですから。碌に統治もされていない状態ですし」
「その問題は何とか解決しないといけないだろうな。魔物人は、そもそも統治に向いていないというか、貴族制なんかには向いていないんだよな。共和制も向いてないから、どちらかと言えば、民主主義向けだよな? 代表を選ぶ選挙が出来るとは思う。共和制も向いていないんだよな。何というか、トップに立つって事があまり向いていない感があるんだよ。その辺は魔族を上手く使わないといけないんだろうけど、それでも難しいか。魔族の数も少ないからな。魔物人が多すぎるのがいけないんだけど。繁殖がしやすいって言うのは、やっぱり反則だと思う訳なんだよ」
「増える種族だったのは良い事ではありますけどね。政治体系は民主主義でどうにかしましょう。頭の良い魔物人を町長として配置し、それで取り仕切らせる方が良いでしょう。まさかこんな事になるとは予想外でしたけどね」
それはそうなんだよな。まさか、魔物人が民主主義になるとは。力の信奉者って感じでも無いんだよな。纏めるのであれば、誰でも良いというか、適性のある奴が纏めれば良いって感じなんだよ。だから、民主主義が合っているというか、それしか出来ないというか。最高の選択肢では無いけど、最悪って訳でもないんだよな。興味があるか、適性がある奴が、町長をやればいい。そんな感じになるとは思いもよらなかった。




