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転生先はアンデッドでした  作者: ルケア


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戦争は膠着状態

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「状況は完全に膠着状態になっております。オルデント魔国も攻めているのですが、どうしても要塞を突破できないでいるようですね。それは聖ルクレイア国にも言えることなのですが。互いに攻め合っているものの、最後の最後が突破できないでいるようです。状況的には、オルデント魔国が4、聖ルクレイア国が6と言った感じですね。こちらから仕入れている希少金属も戦争に使われております。それが使用されると、流石に聖ルクレイア国が不利ですね。我が監視していた時は、オリハルコンで作られた鎧を着た重戦士が無双をしている所でした。強者が強力な装備を手にすれば、そのくらいは出来ると言う事ですね。ただ、要塞には近づけないでいるようですが。対人戦闘と対物戦闘では話が変わってきますからな」


「まあ、そうなるのも解っていて、金属を輸出していたんだから、良いんじゃないのか? オルデント魔国にかかりきりになれば、こっちに目を向ける事も無くなるだろうという思惑があるんだから、オルデント魔国には、囮になって貰わないと困る。どんどんと相手側を削っていってもらわないといけないんだからな。負傷者は良い感じに出ているんだろうが、死者はどうなっている?」


「死者が多いのは両方ともにですね。それでも、聖ルクレイア国の方が多く死んでいるとは思います。ですが、兵力の補充が早いのも、聖ルクレイア国になります。人間は簡単に数が増えますからね。そのままの勢いで押し切れば、と言いたい所なのですが、結局は要塞相手にはどうにもならないというのが現状なのです。互いに兵力を損耗し合っているのですから、良い感じにこちらを無視してくれるでしょう。こちらはまだ動かなくても大丈夫です。それなりの時期になれば、動くこともあるんでしょうが、それは数千年後の話でしょう。それまでに、オルデント魔国と聖ルクレイア国に見つかる方が早いとは思いますけど。そこそこの場所に国を作っているのですから、仕方がない事ではありますが」


「見つかるのも想定の内だ。……問題は魔物人が誕生するかどうかなんだよな。魔物人の誕生があれば、一気に人口が増えると思うんだが。ダンジョン内でも繁殖はさせる。可能な限りは強くするつもりだ。軍隊に組み込むのであれば、魔族よりも魔物人の方が優先順位的には高い。それだけ補充が聞くと言う事でもあるからな。魔族は増えると言っても、そこまで増えない。魔物人は1年に何回も増える可能性があるんだ。その可能性に賭けた方が良いとは思うがな」


「そこはそれで良いとは思います。魔物人が生まれるには、後数百年はかかるかもしれません。運が悪ければ、もっと遅い事も考えられます。決して戦力としてあてにはしない方が良いとは思います。時期が未定なので、いかんともしがたいのが現状ですし。ただ、カーライル殿の話では、そろそろなのではないかという話なのですよね?」


「そうだな。そろそろ進化しても良いんじゃないかとは言っている。既に当初から5回ほど進化しているらしいからな。魔物人に進化する個体が現れても良い時期だとは思う、と言っていた。進化に関しては、俺もよく解らないからな。その可能性が高いと言われたら、期待するのはしてしまう。まあ、期待はするが、あてにはしていない。それまで見つからない事を願うしかないな。人口が少ない今の段階で、戦争になったら、確実に負けるからな。俺が戦えたのであれば、負けることはあり得ないんだが、俺は人命に危害を加えることが出来ない。相手を負傷させることが出来ない。妨害程度は出来るが、直接は戦えないんだ。だから、俺を戦力として数えるのは止めてくれ。まあ、出来ることはあるから、出来る限りの事はするがな」


「人命に危害を与えては駄目なだけなのですから、それ以外の事は出来てしまう訳ですね。色々と抜け道はあると言う事です。まあ、何とかなるとは思いますよ。そもそも開拓が進んでいれば、向こうからこちらに接近してくるとは思いますしね。商人などもこちらに来ていませんから、向こうはこちらの情報は殆ど知らないはずですので。この辺の森は、そこまで危険では無いのですけどね。もう少し南にいけば、もっと危険な場所はありますし。そういう所まで町を伸ばしていかなければならない時期も来るのでしょうが、今はまだ大丈夫ですね。そもそも、対魔物に関しても、魔族が結構戦えますからね。魔物を全滅させる勢いで狩るのはよろしくないですが、勝とうと思えば出来るというだけの練度はありますからね。……流石に山脈を登るだけの力はありませんが」


 山脈を登れたら、それこそこの辺一帯の魔物は余裕と言う事になってしまう。それだけ山脈付近の魔物は強いのだ。それだけの経験値を貰えるからな。まあ、最近は行っていないけどな。ダンジョン内で暴れれば済むだけの事だから。ダンジョン内で殺して、素材にすれば、無限に活用できるんだ。そんな事をしない方がおかしいのであってだな。無限に使える資源とか、使わない方が勿体ないだろう? まあ、俺のお陰って訳ではないんだけど。


 カーライルの能力が凄いだけなんだ。ダンジョンコアというのは、可能性の塊なんだよ。お仕事もしてもらっているし、本当に頭が下がる思いなんだよな。ダンジョンコアありきの国家運営なんだから。もう少し頼らない方法で何とかしないといけないのかもしれないけど、あるんだから使えばいいやの精神である。無くなった時に困るのは困る。けど、それで全部が駄目になるのかと言われたら、そうではないと思うからな。ちゃんと自立して動けないといけないとは思う。まあ、今後も頼りにする事はするんだけどさ。


「それと、オルデント魔国の向こうの国、隣接の国なのですが、少しばかり不穏な空気が流れているようですね。トップが交代する際に、内紛紛いの事があったようですね。派閥で大きく割れたのでしょう。情勢が多少不安定になるかと。それがオルデント魔国にどのような影響があるのかは解りませんが、何かしらの影響はあると思います」


「ん? んー、でも、警戒してもあまり意味がないよな? 他国の隣接の話だし。俺たちには直接関係のない話ではないか?」


「それもそうなのですが、一応情報としては持っておく方が良いでしょう。今後の事もありますので。オルデント魔国が聖ルクレイア国に負ける可能性が出てくる可能性もあるのですよ。今のところは何とか撃退していますが、オルデント魔国の方が不利なのには変わりがありませんので」


「まあ、そうか。一応は不利なんだもんな。それをどうにかするのが国家の基本なんだろうけど、どうにもならない可能性もあると。難儀なものだな。こっちでは対処が出来ないんじゃないか? 解っていても避けられることと、そうじゃない事があるだろう。無理に首を突っ込むわけにはいかないが、オルデント魔国に負けて貰っても困るんだよな……。何とか考えないといけないだろう」


 厄介事が起きないと良いんだけどな。オルデント魔国に負けられたら、俺たちが正面から聖ルクレイア国に相対しないといけなくなってしまう。それは避けたい。下手をすれば、全面戦争になる訳で。そんな状況にはしたくないぞ。単純に面倒だからというよりも、残虐な事が起きるという方が嫌だな。隣接領地で、魔族の処断祭りなんてやられてみろ。国民が切れる可能性もあるんだ。ここにいるのは皆、魔族だからな。かたき討ちのためにって、軍隊を出しかねない。それはこっちも望まないんだよ。

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― 新着の感想 ―
部下に使わせる攻城兵器の開発もしといたほうがいいかな ロ-マ時代も大きな石を400m以上飛ばせる投石器などで石造りの都市を破壊したりで征服とかしたみたいだし 人は殺せなくても要塞や城は壊せたり、入れ…
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