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転生先はアンデッドでした  作者: ルケア


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報酬の話

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「はあ、褒美ですか? それなら契約の段階で貰っていますが?」


「いや、それはそうなんだけど、結構な年月働いてもらっている訳だろ? 追加で何か必要になってくるんじゃないかとな。欲しいものがあれば、なんでも言ってくれ。叶えられる範囲で頑張るつもりで居るから」


「そうですか。それでは、究極体真祖の血をもう少し欲しいですね。寿命が長いと言いましても、デーモンロードにも寿命はありますから。究極体真祖の血を用いて作られる不死の霊薬の効果もまだまだあるのですが、貰えるなら貰っておきたい所です」


「俺の血で良いのか? もっと何か難しい事でも良いんだが?」


「あのですね。究極体真祖を探す方が難しいのですよ。事実上、アンデッドは寿命がありませんし、進化していくのだから、何処かには居ると思うのですが、そんな世界中を探すよりも、我が主から貰った方が早いではありませんか。我への報酬であれば、それで十分です」


「そうなのか? まあ、それで良いならそうするが」


「ああ、時期はまだまだ先でよろしいので。不死の霊薬の効果が切れる頃で大丈夫ですから」


「そうか。必要な時は言ってくれ。俺の血くらいは簡単だからな」


 報酬の話はそれで終わった。それで良いのかとは思うんだけど、本人が良いと言うんだから問題ないんだろうとは思う。……個人的には納得している訳ではないんだけどな。俺の血なんて簡単に手に入るんだから、もっとこう、吹っ掛けても良いとは思うんだがなあ。確かに不死の霊薬を作るには必要なのかもしれないが、代用できないことはないと思うし。でもまあ、これ以上は特にいうつもりも無いんだけどな。納得しているのであれば、それで良いとは思う。


 さて、それじゃあ俺が出来ることは無くなった訳なんだけど、仕事は無くなっていない。何というか、町の運営は住民たちがやっているから、俺が何かを言う事は無いんだよな。住民たちが上手く内政を回してくれているので、俺は見ているだけで良いんだよ。そもそも国が欲しいだけであって、内政がしたいわけではないからな。統治はお任せする方が良い。俺が何かして、面倒な事をするよりも、自分たちで納得して内政を回す方が有意義だろう。こういうのってどんな国家体制なんだろうな? 皇国としているが、皇帝は君臨するのみ。内政は自分たちでやれってスタイルなんだけど、国家体制としては、どうなるんだろうか。官僚制ってなるのかね? 貴族制かって言われると違うし。そもそも何主義になるんだ? 民主主義では無いだろう。選挙なんてしていないし、内務官になろうと思えば、誰でも成れるんだから。直接民主主義? それもちょっと違う気がしているんだけどな。


 まあ、国の体制なんてどうでもいいか。国として纏まっているのであれば、それで良いのである。俺がトップに立っていて、それで何かしらをやる訳でもないんだ。俺が出来るのは、町を作るくらいである。そのくらいしか出来ないんだよな。絶対にこれをやらないといけないって事も無いし、国としてはどうなんだろうな。良い国なんだろうか。住んでいる側とすれば、どういう扱いになるんだろうね? 特に気にしても仕方がないとは思うけど。


 人口が増えているから問題ないって思えば良いのかね? 人口は増えている。なんだかんだとアールルに移住する人が増えてきているからな。メルカトがもう一杯で住むことが出来ないって訳ではない。住もうと思えば、まだまだ住むことは可能だ。5000人くらいが丁度いいとは思うんだけど、住む場所を確保するなら、2万人くらいは住めるだけの広さはある。まあ、詰め込んだらってだけではあるんだけどな。5000人くらいが一番快適なのではなかろうか。住んでみないと解らないんだろうけど、俺は何処でも寝れるし、メルカトに住んでいる訳でもないんだよな。


 俺って何処に住んでいるのかって言われると、難しい所がある。定住していないからな。木の上で寝たり、地面で寝たり、ダンジョンで寝たりしている。家は要らん。あっても使わないからな。あるだけの家なんて必要ない。まあ、ギリエルには、最低でも役所の仮眠室で寝てくれとは言われているが、効率を考えると、その辺で寝た方が良いんだよな。俺は気にしないんだしさ。


 そんな訳で、自由に暮らしている訳だ。自分の国が欲しいと言った割に、執着しているようには見えないとは思う。……うん。だって、予定外に魔族が住むことになったんだからな。本当は魔物人を住まわせる予定だったんだ。それがレクレア王国の崩壊で、難民を抱え込むことになったんだ。仕方がない事ではあったんだよな。まあ、急速に発展しているんだから、良いとは思うんだけど、何というか、俺が1から作った国って認識ではない訳で。難民たちが頑張って国として機能させているって感じなんだよな。だから、愛着がちょっと少ないのかもしれない。俺の国であることはそうなんだけど、何というか、眷属でも無いしな。ちょっとばかり魔族が住み着いているって感じ?


 それでも国は国として在らなければならない訳で。交易なんかもちゃんとしているからな。オルデント魔国とは、結構な頻度で交易をしている。大体20日に1回くらいは交易をしに行っているんだ。こっちからは魔道具や金属を出している。向こうからは布や毛糸なんかを購入している。布は外部から入れないと、作るのが面倒だからな。毛糸もそうだ。基本的に皮はあるんだけど、糸や布は無いんだよ。外部に頼るしかないんだ。まだ畜産を始めていないからな。頼る物は頼っていかないといけない。全部自給できるのが一番いいんだけど、そんな事は不可能だからな。とりあえず、衣食住の衣だけは、外部からの供給で何とかなっているって感じなんだよ。


 畜産もそろそろ手を出さないといけないとは思うんだけどな。まずは豚から始めるか、鶏から始めるか、羊から始めるかだ。どれから始めても良いとは思う。それなりの場所を確保してあるから、そこで何とかしないといけないとは思っているんだ。現実的には鶏が一番初めかなとは思うけどな。飼いやすいし、卵で増えるから、どんどんと増やしていける。飼いやすさで言えば、かなり簡単な方だとは思うぞ。野生動物に荒らされる心配も無いし。守りは万全とまでは言わないが、そこそこの硬さはあるとは思う。狩人たちも頑張ってくれているんだし、野生動物は攻め込んでくることは少ない。魔物もこの辺はまだまだ弱いからな。何とかなるとは思うぞ。


 まあ、また町の建築をしないといけないって状況になってくるのかもしれないが。今度は何処に町を作ろうか。とりあえず、名前が付いているのは2つだろ? 名前の付いていないのが2つ作ってある。3つ目の町に入るようであれば、5つ目の町を作らなければならないだろう。そのくらいは準備しておかないといけない。民衆に作らせるのは、まだ先の話だ。まだ俺が作った方が早いんだから。それでも、民衆が作るって言っても、俺が手伝わないって選択肢は無いんだけどな。暇は嫌なんだ。何かしらをしていたい。最近はワイバーンと遊ぶくらいしかしていないからな。町づくりは任せて欲しい。俺だって戦力になるんだからさ。


 まあ、それはもう少し後の話だ。まずはアールルに5000人程度の住民を確保しないといけない。話はそれからだ。無事にバレることなく、森の中で領地を増やしていければ良いんだけどな。聖ルクレイア国にバレたら、流石に戦争になるだろうし。俺は戦力にならないからなあ。

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