通商交渉締結
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マジックバッグ製造機になって、とりあえず40万個ほど、マジックバッグを作った。日数は知らん。どれだけマジックバッグを作っていたんだろうか。軽く5000日くらいはかかったんじゃないか? その間も、学校で魔法を教えて、得意な魔法を伸ばしていくように勧めていった。……因みに、マジックバッグを作れる魔法を覚えた奴は、1人も居なかった。それだけ貴重だって事なんだろうとは思う。まあ、まだまだ子供が生まれているからな。その子供たちがやってくれるんじゃないかと信じているぞ。またマジックバッグ製造機になるのは御免被りたいんだよ。単純作業をひたすらやるのとは訳が違う。割と精密に魔力操作をしながら、魔法を魔石の中に封じ込めていかないといけない訳なんだけど、それが大変なんだよ。鞄に魔石を取り付けて、それで付与、呪い、空間、時、召喚属性魔法を全部閉じ込めないといけないんだ。雑にやると、魔石が割れる。何度も魔石は割ったからな。それで覚えていったんだ。知っているのと、作れるのとでは違うんだよ。スキルのレベルが高いから出来るって訳ではないんだ。そこからの技術が必要になってくる訳で。そんな事で、大変な目を見た訳なんだけど、その甲斐あって、国民全員がマジックバッグ持ちという結果になった。
倉庫には、使われていないマジックバッグが20万ほど入っている。因みに、マジックバッグにマジックバッグを保存する事は出来ない。無限収納にも入らない。そういう魔道具なんだよ。……何年も作っていたからな。流石に疲れたよ。1年は360日らしい。軽く15年近くは頑張っていた訳だ。まあ、これで暫くは作らなくても大丈夫だとは思う。
15年で町は様変わりしたぞ。建物も殆ど埋まって、農作業も出来ている。人口も徐々に増えているし、貨幣経済も回っている。……まあ、形だけでも何とか間に合ったかって感じなんだよな。主に内務官が大変ではあるらしいが。ギリエルも大体の事は教え込んだ後なので、住民たちで内政が回っているようになっている。因みに、内務官の他には、農民は公務員となっている。狩猟は違うんだけど、農民に関しては、公務員にしないと問題が出てくる。所得格差だな。農民が儲けようと思うと、食べ物の価格が上がる。食料価格が上がれば、他の物価も上がる。そうなると、相対的に農民が貧困になるので、食料価格が上がるという、インフレの無限ループに陥る可能性があった。なので、農民は公務員にして、ある程度の給料を保証して、狩猟なんかを行う人とは違うようにした。食肉も大事なんだけど、狩りの成果が上がらないのに、肉の価格は安定する訳がなく。マジックバッグがあるからと言って、確実に魔物が狩れるわけでもない。まあ、ダンジョンの2層目を解禁しているので、食肉は困らないんだけど、それだけだと、ダンジョンだけで良くなってしまう。見回りが必要と言う事で、クエストという形で、外の狩りをさせているんだよ。そっちの成果も必要だから、狩人は公務員だと都合が悪かったんだ。
その他、農民から野菜を買い付けて売る人だったり、肉を加工して売る人だったりと、色々と産業が生まれてきている。魔石も豊富にあるから、魔道具職人や錬金術師も増えている。また、採取物から薬を作る薬師や、薬師や錬金術師から薬を買って、医師になるものも現れている。……免許制にはしていない。そんな人口が居ないし、免許を作るにしても、基準が必要だからだ。まあ、何とかなっているから良いんだよ。多分だけどな。ダンジョンの1層目2層目で活動する人が多くなれば、ダンジョンコアに取っても良いんだよ。侵入者が多ければ多いほど、色々と捗るんだから。まあ、4層目以降で、俺がストレス発散に魔法をぶっ放しているので、収支は黒字で間違いないんだけどな。
ただ、15年も経過したのに、変わらない事もある。魔物人が出来ない事なんだ。人口は増えている。それは良いんだけど、魔物人が一向に誕生しない。伸びしろがあって喜ぶべきなのか、魔物人にはならないんじゃないかって嘆くべきなのかは、結果を見てみない事には解らない。まだ進化は止まっていない。まだまだ進化はするはずなんだ。だから、様子を見るしかない。まあ、簡単に結果が出てもな。難しいかもしれないが、何とかなって欲しいと思う。
「ただいま戻りました。我が主」
「ギリエルか。オルデント魔国はどんな感じだ?」
「良いとも悪いとも言えませんな。戦争は膠着状態。互いに要塞があるので、攻略をしようとしても、そこで食い止められるというのを繰り返しております。ですが、聖ルクレイア国がレクレア王国を滅ぼした影響か、戦力が充実してきています。オルデント魔国も攻める回数が減ってきておりますな」
「……なるほど。それは確かに微妙だな。守るだけなら守れるんだろうが、攻め切るには戦力が足りないと。まあ、中々厳しい所ではあるな」
「ですね。ですが、メルカトの隣地自体は、戦乱に巻き込まれている訳ではないので、平和なものです。つきましては、通商交渉が終わりました。これで商隊を出せば、商売を許してくれると言う事で、話がつきました。もっとも、隣の町でのみですが。オルデント魔国は貴族制を採用しているらしく、領地を治める貴族との交渉になりました」
「ああ、なるほどな。貴族制を採用しているのであれば、貴族の権限が大きい訳だ。それで貴族との交渉になったのか。何時からとは約束はしていないんだよな?」
「そこはしておりません。そもそも道を作れていませんからな。道が出来たら、商売をしてもいいと言われた次第です」
「それじゃあ、俺は土木作業員にならないといけない訳か。道を作るにしても、どうする? 馬車は用意してあるが、馬が居ないぞ? それに、舗装はどうする? 砂利舗装で良いのか、石畳を敷くのか、コンクリート舗装をするのか。それでもかなりの違いがあるとは思うが」
「そうですね、一番楽なコンクリート舗装にしましょうか。中央に水たまりが出来ないように勾配を設けて貰えば、それで構いませんので」
「なら楽勝だな。養生しないといけないから、30日くらいは時間が欲しい。それと、木を切って真っ直ぐにしたいから、森の何処に繋げばいいのかを指示をくれ。測量は自前で出来るから問題ない。居てくれれば、探知でそこに向かって真っ直ぐの道を通す。まあ、工事日数は、40日程度を予想してくれ。こっちも準備があるから、明日から向かうとするか」
「解りました。こちらも準備しておきますので」
「こうなってくると、ダンジョンの鉱山から良い金属を取りたい所だな。鉄よりも良い金属を知らないか?」
「鉄よりも良い金属となると、ミスリルやオリハルコン、アダマンタイトがありますね。ミスリルが軽くて、魔法触媒に優れた金属、オリハルコンがそこそこ重くて、温度変化に強い金属、アダマンタイトは、とんでもなく重い金属ですね。武器とするには、オリハルコンが適しています。魔道具を作るのであれば、ミスリルかと」
「探さないといけないな。ワイバーンの居る山脈で、掘れないかな?」
「流石に鉱脈を掘り当てるとなると、大変でしょうが、我が主には強力な土属性魔法がありますからね。欠片で良いのであれば、入手は出来るのではないでしょうか?」
「道路工事が終わったら、そっちだな。予定を入れておくか」
道路工事をしないといけない。コンクリート舗装なので簡単でいい。ちょっと勾配を気を付ければいいだけの話だ。荒らされない様にだけしないとな。




