新しいダンジョンが出来たそうですよ?
異世界転生をした元魔術師の俺は、赤子の俺でも魔術が使えるこの世界のすごさに感動して”最強の魔術師”と言う夢を目標にしていきることにした。
友人のカノン、恋人のアリシャ、後輩のクリームと共に日々切磋琢磨してた。
時期は夏。
夏休みによって大変便利であった魔術学校の図書室が使えなくなり、魔術の研究をどうするかと考えてた結果、共同で屋敷を購入した。
その後後輩のクリームの誘いでダンジョンへ行くこととなった。
現在俺たちは俺、アリシャ、アルト、アグラで借りている屋敷で研究兼魔術の研究を行っている。
聖女の騒動からはや1ヶ月、便利だった魔術学校の図書室が使えなくなるという大問題が起きたために4人で分割して払った新しい家だ。
俺とアリシャは住んでいなく魔術の研究用にしか使わないが、アルトとアグラは日常的に使っている
「新しいダンジョンが出来たそうですよ?」
そういうのはクリーム・レストン.。
160センチ無いぐらいの身長に黒髪のポニーテイル、平たい胸が特徴の長女。
俺と同じ村出身であり、魔術学校の後輩でもある人物。
「ああ・・・・・・。そういえばそんなことをアルトが言っていたよね。」
そう返事するのはアリシャ・ガレッド。
身長は150程度。良く言えばクール系、悪く言えば不愛想。
綺麗な栗色の髪をおさげにして肩にかけ、黒色の瞳が特徴の我が恋人だ。
「夏休みだし潜りに行くか。」
そう提案するのはカノン・キーダ。
俺と同じ転生者で勇者の子孫。
細身ではあるが身長170後半あり、目つきが悪く雑に切った金髪が特徴の男だ。
「はいはーい!私もついて行きたいです!」
そう賛成するのはアグラ・クラスティ。
膝から下が無く、元聖女であり現在は俺の部下となっている少女。
身長150ほどで金髪のショート、そして全体的に胸が小さいこの世界では目立つほどに大きな胸が特徴。
「ダンジョンはいいぞ」
「模擬戦では味わえない命の取り合いが楽しめるぞ。」
そういう中々に狂っているのはアルト・ブリュスタン。
元第三騎士団団長であり、現在は俺の部下となっているロリコンだ。
身長160ほどでスレンダー。
金髪の髪に蒼い瞳、サイド三つ編みを右肩にかけているのが特徴だ。
「殺し合いなんぞまっぴらだよ!平和が最高だ!」
そして俺ことリーシェ・シャーレイ。
転生の際に何故かTSし女となってしまった元地球の魔術師。
身長はぎりぎり140でしかなく、力はあるはずなのにそれが見た目では分からない細腕により年齢より幼く見られる。
魔術師特有の長い髪をポニーテイルの形でまとめた白髪が特徴。
「お前前にダンジョン行きたいって言ってなかったっけ?」
「暑いんですよ・・・・・・。」
「ダンジョン内の温度は調整されていて、適温になっているぞ?主君。」
「なら行くか。」
そう言って2日後にダンジョンに行くこととなった。
「発案者のクリームが来れなくなりました。」
『急に外せない用事ができてしまったのでいけなくなりました。ごめんなさい。』とのことなので、残念ながらクリームを除いたメンバーで攻略をしなければならなくなった。
「暑くないって言ったじゃん!」
炎天下。とても暑い。まじで暑い。
「まさかダンジョンに入るのに待ち時間が必要だとは思わなかったんだ・・・・・・。」
そういうアルトは麦わら帽子を被っている。羨ましい。
「そりゃアルトが言っていたようなところは待たなくて良かったしな」
「新しく出来た。しかも規模はそこそこシュトロハイドにも近いですよなんてダンジョン待ち時間ができるに決まってるだろう。」
「カノン!教えてくれても良かっただろ!」
「俺もこの面子でダンジョン潜ってみたかったしちょうど良かったんだ。」
「冷却の魔具・・・・・・持って来ればよかった・・・・・・。」
「ちょっとこれは・・・・・・体力無い僕には厳しいかな・・・・・・。」
「主君。このままだとアグラが危ないし、私達が並ぶ場所の確保はしておくからアリシャ殿と共に日影に行ってもらえないかな?」
「騙した罰だと甘んじて受け入れるから早く行って来い。」
「どっちかというとアルトに謝れ!」
そう言って日影へと移動した。
「まだましか。」
「直射日光が当たらない分・・・・・・送風の小さい魔術で涼むことができて涼しく感じるよ。」
「ご迷惑をおかけして申し訳ございません・・・・・・。」
なんか喋り方が変わっている。
しゃべり方に演技が無くなり素の状態になったらしいが、まだ人に頼ったり人に助けてもらうのは苦手なようだ。
「まあ仕方ないことは仕方ないことと割り切れ。」
「善処します。」
「逆に考えたらいい。俺が助けてほしい時に助けてくれ。それなら問題ないだろ?」
「それに俺は助けを求めてごめんなさいって言われるより、ありがとうって言われたい。だから謝罪じゃなくて感謝をした方が精神的にも良いぞ。」
実際そうだ。
謝罪をするよりは感謝した方がポジティブになるってのは研究で解明されたことだ。
「分かりました。頑張ります!」
「無理せんぐらいに頑張れよー」
「と言うより今日は車いすのまま戦うのか?」
アグラは膝から下が無い。
ゲステラに切断され、傷口を焼かれたからだ。
なので家の中では車いす、外出するときには義足の魔具を付けているのだが…・・・今日は車いすで来ている。
「ダンジョンは負担が多いので移動の時にきつい義足ではなく、車いすできた方が良いと姉に言われましたので」
「それに私は補助が基本ですからね。車いすのままでも戦えますし、最悪の場合はこのまま車いすを捨てて逃げれます。」
「分かった。解説ありがとう。」
その後アリシャと共に軽い雑談をしていてから30分ほど経過したところで、アルトから通信の魔具により『そろそろは入れるようになる』ということが知らされた。
「場所取りご苦労。」
みんなが冷却系の魔具を使っているせいか思ったより涼しくなっている待機列へと戻ってきた。
「ん?ああ。」
「なんだその煮え切らない返事は。」
「いやさっきな。見覚えのある美少女が見つけて少し気になっていたんだ。」
「このロリコンめが。」
「意味が分からないが罵倒された気がする!?」
「おいリーシェ、遊んでないでそろそろダンジョンに入るぞ。」
さあ行くぞ!俺たちのダンジョン攻略の始まりだ!
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