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カードゲームが強すぎるせいで勇者になった  作者: 七舞 薫
第14章 女神のデュエルデビュー
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第14章 002 女神のデュエルデビュー

 結局フリイヤはデッキを組むこととなった。ホエールもやっているのだ。フリイヤもやらないと損だということで半ば無理やりセイントカードをやることになった。何のデッキにしようかカードを拝見していると、ショーケースの中の白鳥のカードが目に入りじーっと見つめている。

 大和は彼女に声をかける。


「それにする?」


「え? ええ。これにしようかしら」


 タートルとホエールもやってきて召喚板を買ってしまおうということになった。

 これで全員が召喚をすることができることとなる。


      〇


 カードショップから出ると夕食を食べに食堂へ向かった一行。歩きながらの話題はやはりセイントカードデビューしたフリイヤのデッキのことであった。白い召喚板も購入し、これで召喚士としてデュエルをすることができる。


 食堂に行く前に公園の広場へと寄った。

 ホエールは「ここで召喚してみようよ!」と誘う。タートルも賛成する。


「いいかもしれないね」


 大和も同じ考えらしい。


「やってみよう」


「分かったわ」


 白い召喚板を左腕の装着し、40枚のデッキを召喚板に装填する。自動でカードがシャッフルされ魔法石が光る。


「すごい」


 自動でシャッフルされるのを見て感動するフリイヤ。

 タートルが感動して動かない彼女に声をかける。


「そこからカードを4枚引くんだ」


 フリイヤはデッキからカードを4枚引くと、ホエールが身を乗り出して左手に白い召喚板を装着する。


「せっかくだから、私が相手するね」


 召喚板にデッキを装填して自動でシャッフルされると4枚のカードをデッキの上から引き抜く。

 大和はまさかデュエルすることになるとは思わず一瞬止めようとするが、


「えっ?! ……まいいか」


 そのまま見守ることにするのだった。

 二人は声を合わせて宣言した。


「「デュエル!!」」


 先行はフリイヤから。


「私のターン、ドロー!」


 デッキの一番上からカードを1枚引くと魔法石が光りエンジンのような音が鳴り回転する。手札にカードを加えるとまず何をするべきか思考する。


※現在のデッキ枚数。フリイヤのデッキ枚数35。ホエールのデッキ枚数36。

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