第13章 007 コレクターのカード
「今度はセイントドッグガールの攻撃! セイントフレア!」
カリムはセイントドッグガールの両手から放たれる光線を受け倒れ込む。
「うわああああああ!」
黒い召喚板のデッキからダメージ分の9枚のカードが休憩エリアに運ばれる。
※現在のデッキ枚数。カリムのデッキ枚数4。大和のデッキ枚数27。
大和はこのままターンの終了を告げる。
「ターンエンド。……悪いが、負けるわけにはいかないんだ」
カリムは立ち上がり己のターンの始まりを告げる。
「僕のターン、ドロー!」
※現在のデッキ枚数。カリムのデッキ枚数3。大和のデッキ枚数27。
デッキはもう3枚しかない。これはもうカリムの負けで間違いはない。だが、最後まで負けを認めるわけにはいかなかった。なぜなら、カードを握る者は皆デュエリストだからだ。
「僕は二ホン鎧リスを召喚! 二ホン鎧リスの能力は手札の数コストが1上がる。今の僕の手札の数は7。元々のコストが2。そのためコストは9になる。そして更なる能力。このカードはコストが6以上の場合、二回攻撃ができる」
※現在のデッキ枚数。カリムのデッキ枚数1。大和のデッキ枚数27。
「いけ! セイントドッグマンに攻撃! ストックフォース!」
口にどんぐりを溜めて突撃していく二ホン鎧リス。コストがセイントドッグマンを上回っている。二ホン鎧リスからどんぐりを吐き出され命中しセイントドッグマンは当たった箇所に手を当て悶絶し粒子となり消滅していった。二ホン鎧リスのコストは9でセイントドッグマンのコストは8。大和はコストの差分1枚がデッキから休憩エリアに送られた。
※現在のデッキ枚数。カリムのデッキ枚数1。大和のデッキ枚数26。




