第11章 008 四天王と魔王代理
大和はカードを一枚デッキから引き己のターンの始まりを宣言する。
「俺のターン、ドロー」
※現在のデッキ枚数。レンダのデッキ枚数17。大和のデッキ枚数16。
そして手札の一枚のカードを召喚板に配置されている柴犬鎧まるいちの上に重ねて配置する。
「俺は、セイントドッグガールを変幻召喚! 来い! セイントドッグガール!」
柴犬鎧まるいちの犬の耳や尻尾は生えたまま身は鎧を纏った美少女へと変わった。
「まだだ! 俺はさらに変幻召喚をする。ニューセイントドッグガール! このカードの能力によってこのカードを変幻召喚する場合、変幻召喚をもう一度することができる! いでよ! ニューセイントドッグガール!」
セイントドッグガールのカードの上にニューセイントドッグガールのカードが重ねて配置される。
セイントドッグガールの装備が一新され白い鎧を纏っていく。新しい大和のカードである。
「ニューセイントドッグガールのコストは11 よってセイントドッグガールコスト9の差分の2枚がデッキから休憩エリアに運ばれる」
※現在のデッキ枚数。レンダのデッキ枚数17。大和のデッキ枚数14。
「さらにまだ終わらない! ニューセイントドッグガールの能力はデッキから一枚のカードを休憩エリアに送り、場の一枚のカードを手札に戻すことができる。俺はニューセイントドッグガールの能力を発動、デッキからカードを3枚休憩エリアに送ることで、場のクライニホンオオカミ三体を手札に戻す!」
「なんだと! インチキすぎる能力だ!」
そうは言っても能力は発動する。大和はデッキから3枚のカードを手動で休憩エリアへと運ぶ。
場のクライニホンオオカミは粒子となって消えていきカードは手札に戻る。
※現在のデッキ枚数。レンダのデッキ枚数17。大和のデッキ枚数11。
「相手の場はがら空きになった。そしてクライニホンオオカミが場からいなくなったことで、ジャーマンシェパード鎧ララのコストも元に戻る。いくぞ! ニューセイントドッグガールの攻撃! ニューセイントフレア!」
ニューセイントドッグガールは真っ白な粒子を身に纏い、対戦相手レンダに向かって飛来していく。突進を受けて城内を転がるレンダ。コストが11のため攻撃力が高い。一気に11枚のカードがデッキから休憩エリアに運ばれていく。
※現在のデッキ枚数。レンダのデッキ枚数6。大和のデッキ枚数16。
「まだ攻撃できるカードは残っている。ジャーマンシェパード鎧ララで攻撃!」
ジャーマンシェパード鎧ララが一生懸命駆けていきレンダに突進を浴びせる。再びレンダは城内を転がっていく。
「あああああああ!」
コストは5。5枚のカードがデッキから休憩エリアに運ばれていく。
※現在のデッキ枚数。レンダのデッキ枚数1。大和のデッキ枚数16。




