第29章 009 魔女との決闘
セイントドッグガールが変幻召喚されるとさらに能力を発動した。
「セイントドッグガールの能力発動! 場の犬カードもしくはドッグカードの数だけ相手の場のカードを手札に戻すことができる。俺が手札に戻すのは、クライペンギンブラザーズ!」
その時ラムが声を張り上げた。
「だからさあ、こうなるんだよねえ!」
そう言って手札のカードを掲げて説明する。
「クライペンギンブラザーズの能力発動。クライペンギンブラザーズは相手の能力を受けた場合に手札からこのカードよりもコストが高いペンギンカードを変幻召喚できる!」
召喚されるのは二枚目のダークネスダイ皇帝ペンギン。コストは10だが、クライペンギンブラザーズの能力でコストがかからずに変幻召喚できる。
セイントドッグガールの能力が不発に終わってしまった大和だが、彼はこれで止まらない。
「では今度は、手札からニューセイントドッグガールをセイントドッグガールの上に重ねて変幻召喚!」
白い召喚板に配置されたセイントドッグガールの上にニューセイントドッグガールが配置され、実体化されたセイントドッグガールが身に着けている鎧が真っ白に染まっていく。
セイントドッグガールのコストは9。ニューセイントドッグガールのコストは11。よって2枚のカードがデッキから休憩エリアへと運ばれる。
※現在のデッキ枚数。ラムのデッキ枚数3。大和のデッキ枚数15。
「ニューセイントドッグガールの能力発動。デッキから一枚のカードを休憩エリアに運ぶことで、相手の場のカード一枚を手札に戻すことができる。いけニューセイントアセンション!」
※現在のデッキ枚数。ラムのデッキ枚数3。大和のデッキ枚数14。
だがラムはその能力も回避する。
「ダークネスダイ皇帝ペンギンの能力発動。相手が能力を発動した場合、デッキから一枚のカードを休憩エリアに運ぶことで無効にできる」
ダークネスダイ皇帝ペンギンの能力によってニューセイントドッグガールの能力が無効となってしまう。
※デッキ枚数。ラムのデッキ枚数2。大和のデッキ枚数14。




