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カードゲームが強すぎるせいで勇者になった  作者: 七舞 薫
第27章 魔王ライオウ 後編
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第27章 003 魔王ライオウ 後編

「さらにまだだ! セイントドッグマンを素材にニューセイントドッグマンを変幻召喚!」


 白い召喚板に配置されたセイントドッグマンのカードの上にニューセイントドッグマンのカードが配置される。

 セイントドッグマンのコストは8。ニューセイントドッグマンのコストは10。よって2枚のカードがデッキから休憩エリアに運ばれる。


 ニューセイントドッグマンになったことでセイントドッグマンの鎧が真っ白に染まっていく。


※現在のデッキ枚数。ライオウのデッキ枚数2。大和のデッキ枚数10。


 ライオウは「どうやら最強の二体が揃ったようだな」と呟く。

 ホエールも続いて「揃ってしまいました」と言った。

 大和はさらに手札からフォースカードを発動する。


「ニューセイントドッグマンとニューセイントドッグガールが場にいる時のみ使えるカードがある。フォースカード! セイントフォースクリア。このカードが発動されると相手の場のカードは全て破壊され休憩エリアに強制的に送られることになる」


 ライオウはそのカードの能力は無駄だと訴える。


「百獣の王ライオンザライオンには相手の能力を受け付けない能力がある」


 大和は「まだこのカードには能力がある」と言う。


「このカードには相手の能力を受け付けないカードの能力を無効化する力がある」


「なんだと?!」


「いけ! すべて真っ白にしてしまえ! セイントフォースクリア!」


 ニューセイントドッグガールとニューセイントドッグマンが手を合わせると光の粒子を両手に収束させ光線を百獣の王ライオンザライオンに発射したのだった。

 発動コストは5。5枚のカードが大和のデッキから休憩エリアに運ばれていった。


※現在のデッキ枚数。ライオウのデッキ枚数2。大和のデッキ枚数5。


 百獣の王ライオンザライオンのカードが休憩エリアに運ばれていく。

 実体化した百獣の王ライオンザライオンは光の粒子となって消えていった。

 ライオウは笑いながらこの光景を受け入れた。


「はっはっはっはっは。なんと、そんなカードがあったとはな」


 大和は攻撃に移る。


「セイントドッグガールで直接攻撃、いけ、セイントフレア!」


 セイントドッグガールの両手に光が集まり、それが光線となって発射される。

 ライオウは光を浴びながら叫び声をあげるのだった。


「ああああああああああ!」


※現在のデッキ枚数。ライオウのデッキ枚数0。大和のデッキ枚数5。


 ライオウのデッキ枚数が0になった。大和の勝利である。

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