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第21章 008 親子対決

 リーシェルが一枚のカードを掲げる。


「次に僕が発動するカードは、フォースカードジラフ+ジラフ」


 ラースが「なんだそのカードは」と問う。


「このカードは自分の場にセイントジラフマンとセイントジラフガールがいる時のみ発動できる。このカードの発動により、セイントジラフマンのコストはセイントジラフガールのコストを足した17になり、セイントジラフガールのコストはセイントジラフマンのコストを足した17になる」


「なんだとそんな馬鹿な。トリニティダークネスドラゴンを越える攻撃力だなんて!」


 さらにリーシェルは解説を続ける。


「セイントジラフガールには能力があります。それは……」


 ホエールは「なんでしょう」と呟く。


 ラースが問う。


「いったいどんな能力なんだ」


 リーシェルは答える。


「攻撃する時、また攻撃を受ける時、コストが倍になります」


 大和は思わず笑ってしまった。


「オーバーキルじゃないか」


 準備に準備を重ねた結果オーバーキルをする羽目となってしまった。


「いけ、セイントジラフガール。トリニティダークネスドラゴンに攻撃! さらに攻撃する時の能力発動! 攻撃力が倍になり34になる! ジラフインパクト!」


 セイントジラフガールが走り出し光が足の裏に収束されると飛び蹴りをトリニティダークネスドラゴンの胴にくらわせる。

 トリニティダークネスドラゴンは闇の粒子となり消えていった。


※デッキ枚数。ラースのデッキ枚数0。リーシェルのデッキ枚数19。


 この勝負、リーシェルの勝ちとなる。

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