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第21章 004 親子対決

 大和は途中で探す手を止めて「見つけた」と言った。


「フォースカードのジラフ+ジラフだ」


 フォースカードジラフ+ジラフは場にセイントジラフマンとセイントジラフガールがいる時のみ使うことができ、このカードを発動したターンのみセイントジラフマンとセイントジラフガールはお互いにコストを足したコストにすることができる。つまりセイントジラフマンのコストは8でセイントジラフガールのコストは9なのだが、カードを発動したターン中のみ二枚とも17になるのだ。

 大和はジラフ+ジラフのカードをリーシェルへ渡す。


「勝てるぞ」


      〇


 約束をした日から三日が経った。大和と彼の仲間一行と、リーシェルのパーティーメンバーやダークネスカードを使っていた仲間たちが、山の間にある町のダークネスカードを作っている工場へと共にやってきた。

 デュエルをするために皆工場の外へ出ている。

 リーシェルは真っ白になった召喚板を左腕に装着し、彼の父親ラースは黒い召喚板を左腕に装着した。

 お互いに40枚のカードを召喚板に装填すると、召喚板によって自動でデッキがシャッフルがされる。


 ラースは言う。


「皆の願いが籠った絆の象徴であるダークネスカードが負ける訳がない」


 リーシェルも言い返す。


「皆で苦しまないといけないそれは絆なんかじゃない」


 お互いに初手の手札となる4枚のカードをデッキの上から引き抜き、デュエルの始まりを宣言する。


「「デュエル!!」」


※デッキ枚数。ラースのデッキ枚数36。リーシェルのデッキ枚数36。


 最初のターンはラースからのターンになる。


「私のターン、ドロー!」


 カードを一枚引き手札に加える。


※デッキ枚数。ラースのデッキ枚数35。リーシェルのデッキ枚数36。

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