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 それから数週間経った。

 その数週間のうちに嫌というほど魔族を天界に送った。そして同じような回数、ヒーローに殺されそうになった魔族を助けた。


 そして圧倒的に増えていく私に向けられていく黒いもの。

 なんでお前は俺たちを殺そうとする。なんでお前はこれを助ける。


 人間なのに。


 魔族なのに。


 私は声高らかに叫ぶ。私は人間だ。と。


 魔族はそういうと私を化け物だと罵った。


 人間はそういうと私を化け物と罵った。


 感情があるものなんてたどり着く先は一緒だとこの数週間で知った。

 ただ過程が違うだけで一緒。


 魔族も人間も一緒。


 なら私は、彼らと一緒なのだろうか。

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