音楽とアイドル
アイドルを陰で支える存在は多く存在する。
その中でも、「音楽」として支える存在は不可欠で、
例えば人気男性アイドルグループであったら、アルバム曲とかはドイツの作曲家に全振りする事さえある。それほど、曲というのは売れるためにシビアで重要な存在なのだ。
Pとして曲を自ら作るアーティストも何人か存在する彼らの音楽センスは飛び抜けていて、メロディ、コード共に、トレンドを掴みつつ尖った曲を作ってしまう。
俺は裕翔という名前で活動している。
俺はアイドルが結構好きで、それは男性女性問わず好き。曲が好きだったりする。好きな曲があればその作曲家を調べて逆引きし、担当している他のアイドルの曲をプレイリストに入れていく。
そんな俺も実はアイドルのPだったりする。アイドルのP、なんていうとアイマスとかがまず思い浮かぶと思うけれど、そんな華やかな仕事ではなくて、基本的にはそのアイドルの方針とかメンバーの立ち位置とかは、決める「権利」自体はあるけれど、基本事務所や運営に丸投げをしている。俺が主に担当しているところは、「曲作り」である。
まあ、音大を出て音楽理論を徹底的に学び、かつそれを趣味として作っているわけやから……なんて言うマニアックな話をずっとやってる俺も別にほかの趣味もあって。
それは、『脱出ゲーム』。
昔3DSでよく買っていた、安い脱出ゲーム。たくさんクリアしてきた。どこに謎があるのか、そして番号をどう解き明かすのか。これが本当に楽しい。
俺は、その中でも今ゲーム実況者がこぞってやっている「高校の怪談」にハマっている。夜の学校に閉じ込められ、誰もいない。シンプルに高校から脱出するだけだが、他の1つの部屋から出る脱出ゲームと比べると難易度が跳ね上がる。なぜなら、1階から3階のマップがあり、廊下、階段、部屋の数も圧倒的に多く、そしてそこにストーリーが生まれる。
結構面白いがとても難解。
……今日も全然ダメだった。
あ、なんかメールが来ている。
……高校の怪談製作委員会、からだ。
「……そこで是非、楽曲制作の担当をお任せしたいと思っております」
この話が、俺に。
ホラー、か。
結構責任重いな。
ホラー映画とかホラー特番も、音がとっても重要な要素になっている。
基本的に、幽霊や怪奇現象が「急に」現れることで人を驚かすのがホラー映画と言っていい。それが、ホラー小説とホラー映画の大きな違いでもある




