異世界
【あなた達は勇者に選ばれましたおめでとうございます】
「えっと...あなたは...」
さっきまで教室にいたのになんか急に白い部屋にいたぞ?夢か?
【夢ではありませんよ、ここは転移を設定する場所ですね】
「転移?じゃあ異世界に行けってこと?」
【そうです...急に呼び出して別世界に行ってもらうことになります...申し訳ありませんが拒否権はありませんもちろん優秀なスキルもおつけしますので...】
「異世界転移やったぁぁぁぁ!」
昔からずっと異世界転移の妄想してたから嬉しいぞ!勉強ばっかで嫌だったんだよ!じゃあな地球!
【...怒ったりしないんですね...】
「まぁね!むしろ感謝したいぐらいだね」
【よかった...脳をいじって喜ばせることをしなくて済むんですね...】
なんか無茶苦茶怖いこと言ってるけど気にしたら負けだな...
【では、異世界の説明をしますね...まずあなた達...つまりクラスメイトの皆さんも勇者として魔王を討伐してもらいます】
「ほーん、クラス転移なのかー」
【あと、スキルとレベルなどもありモンスターを倒せばレベルが上がりスキルを沢山使うとスキルもレベルアップしますね】
「成長が目で見れるのかそれは嬉しいな」
【まぁこんな感じですね、詳しいことは異世界の人間に聞いちゃってください、それでは行ってらっしゃい〜】
そう言った瞬間自分の床がなくなり急速に落下していく
「急に落とすなぁァァァ!」
【...あ!まずい!肉体も異世界に持っていかないとダメだ!...ま、まずい上司に怒られる!と、とりあえずどっかの死体に魂を送っといて隠蔽しましょ...】
「う、うーんここが転移場所?」
見た感じテントような場所だし...なんだこれ汚い布だなぁ...
「おい!サナ様が起きたぞ!」
「なに!?すぐにボスを呼ぶぞ!」
なんだ?このコワモテども...怖すぎるだろ...それに他のクラスメイトはどこだ?...あとサナって誰だ?
「なぁ...サナって俺のこと?」
「サナ様...記憶まで...」
「おい!サナが起きたのか!」
で、デケェェ...何だよこいつ!3mはあるんちゃうか?
「あ、えと、こんにちは...」
「すいませんボス...手は尽くしましたが記憶を失ったらしく...」
「...そうか、わかったお前たちは仕事に戻れ」
「「わかりました」」
おい、やめろやめろこんな奴と1人にするなよ!
「サナ...なにか少しだけでも覚えていないか...」
え、えーと...!?そんな見下ろして言わんといて...怖いから...とりあえずなんか思い出さないと...
多分殺されるぞ...
「え、えと...たしかここは......あ!サーバ王国周辺の森!」
なんだこれ?頭が痛くなった瞬間になんか思い出したぞ...さっき言った通りここはサーバ王国周辺の森で...こいつが俺の親で名前がザルナで確か盗賊団のボス...盗賊!?
「あえ!?俺の親って!盗賊!?は?」
「おお!少しは思い出したかよかったぞ」
何でだヨォォォォォ!勇者じゃないぞ!?俺はクラスメイトと王道ファンタジーを歩む予定だったのに!盗賊の娘!?男ですらないし!
「ボス、失礼します先ほど捕まえた女はもらっても良いでしょうか」
「おう、好きにしろ」
入ってきた瞬間にとんでもない発言をするな!
...どうしようとりあえず外にでよう
「サナ、腕のことは...すまなかったあと少し足が早かったら間に合ったはずなのに...」
「ん?あ、左手に包帯巻かれてる」
なんか腕動かないなーと思ったら包帯ぐるぐる巻きや
「とりあえず外に出ろ、何か思い出すかもしれないからな」
言われなくともでますよ...こんな汚いところにいたくないからな...
「は〜空気がおいしい...ごめん親父少し1人にしてくれ...」
「なんだ、お父さんとは呼ばないのか」
「わかったから!父さんどっか行って!」
「はーい、娘が反抗期か...」
なんかなぁ...少しずつ思い出してきたなたしか年齢が16か...怪我の理由が...あぁそうだ、騎士団の人間に殴られて折れたんやったな、めちゃくちゃ痛かったな...
「おい、大丈夫かサナ?骨折したってザルナさんから聞いたんだが...」
あん?なんだこの男....あ
「あぁ幼馴染のアツカだっけ?大丈夫だよこれぐらいすぐに治るよ」
こいつも身長高いなぁ...俺が確か164cmぐらいだったから...180cmぐらいか?
「よかった...それならこの新聞、冒険者から奪ったから一緒に見ようぜ」
こいつも頭盗賊だな...まぁそこは腹括るか
「あーまぁいいよ、見せて見せて」
うーん...大したことは書いてないな、物価上昇とかしか書いてないし...んこれは...
[転移勇者を29名召喚、魔王討伐の確率は100%]
は?あいつら勇者になっとる!え?嘘やろあいつらも変なところに転生してると思ってたのに!
「な、何で俺だけ盗賊娘なんだヨォォォォォ!!」
この!クソ神ィィィィィィ!!




