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漁業ゲーム

 今日は漁業シミュレーションゲームを実況する。


 メンバーは私とあおばと戻橋きつねさんだ。


 このゲームはやったことがない。2人はやったことあるのかな。


「このゲーム初めてで」


「僕は何度かやったことあるよ」


「うちも何度かある」


「何からやればいいのかよくわからなくて」


「船員を募集しているところに行くか、借金して船を買うかどちらかだね」


「うちのクルーになりなよ」


「あおばありがと」


 あおばは優しいところがいいところだよね。


「えっと僕もあおば君のクルーになってみようかな」


「意外とさみしがり屋なんですね」


「余計なお世話だよ」


 こうして船に乗って海のエリアに移った。


「うちの船は底引き網漁だよ。ほら網を出して」


「意外と操作難しいですねこのゲーム」


「まあ慣れだよ」


(接近してくる船があります)


「これは?」


「環境団体の船だよ」


「たまに襲撃してくるんだ」


 その要素必要ある?いらないよね。


『そこの船は環境破壊をやめろー』


「網を切って、逃げるよ」


「魚もったいないなあ」


 港に帰ってもう一度出港する。


 今度は定置網漁らしい。


「あー穴空いてるよ。収入ゼロだね」


 今度もダメだった。


「燃料代がすごい高い」


「厳しいね。これがリアル」


 リアルというか、理不尽なんですけど。


「よし次はイカ漁だ」


「頑張るぞおー」


「頑張るぞ…」


 2人ともすごいやりこんでいる。何隻も船持ってるんだ。すごい。


 でもうまく行かない気がする。大丈夫かな。


 イカ漁は夜に行うのでゲーム画面はかなり暗い。作業が大変だ。


 結果は大漁だった。


「きたー」「ようやく」


 軽トラたちも喜んでいる。


「よかった。どうつぼみ、このゲーム面白いでしょ」


「うんうん僕はそう思うよ」


「きつねさんには言ってないよ」


「うんうんよかった」


 しかしあまりよくはなかった。ゲーム内ではイカは取れすぎているらしく、安い値段で買い叩かれた。


「うーん赤字だよ」


「おのれ、環境団体」


「漁業って過酷なんだなあ」


 私はこのゲームで日々食べる魚のありがたさを知ったのだった。










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