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第42話 正しいことなんて

 ネズミくんを先頭に私達は歩く。コツコツと周囲の壁に靴音が響く。

 下水道に潜り込んだときの胸を突くような悪臭も、鼻が麻痺してしまったのか今ではほとんど感じない。肌を舐めてくるような粘つく空気が満ちているだけだ。ただ、道は暗い。完全な暗闇とは言わないが、暗がりに慣れてきた視界でも周囲の様子は見えづらい。元々空気の通りが良くないが、それだけでなく、精神的な意味でも息苦しさを感じた。暗所恐怖症の人はこんな気分かもしれない。光が恋しい。地上に出たい、太陽の光を浴びたい。

 にもかかわらず、ネズミくんは気のせいか地上よりも軽い足取りで前を進んでいた。歩くたび、腰の辺りで黒髪がサラサラと左右に揺れる。

 この子は。こんな所に八年間も、母親と二人きりで生きていたのか。


 進む通路の先に何か黒い物が見えた気がした。暗闇の中でポツンと異質な存在感を放つそれは、近付いていくうちに異臭を漂わせてくる。麻痺しかけていた鼻にも突き刺さるような悪臭だった。そうしてその正体が分かるほど間近に近付いたとき。思わずギクリと唾を飲んだ。ネズミくんが、ひゅうっと掠れた呼気を吐く音がする。

 骨と皮ばかりに痩せ細った腐乱死体。ドロドロと表皮と肉が緑色に腐り、溶け落ちかけている。辛うじてその形が人間だと分かる状態だった。動物や虫に集られたのか頭蓋骨の露出している頭部から、長い黒髪が所々に生えている。恐らく白いワンピースだったろう衣服もベッタリとした黒い脂のようなもので汚れきって白い面の方が少ない。

 女性の死体、下水道の腐乱死体。ネズミくんはじっとその死体を見つめて微動だにしない。その様子を後ろから見つめる私達は彼に何も言えなかった。だって、この死体はきっと、ネズミくんが言っていた母親なのだろうから。

 幼子が直視する母親の醜悪な死体。生き返ると、ママにまた会えると、そう言ってネズミくんは笑っていた。仁科さんに母親の死を突き付けられて慟哭していた。それでもきっと、ネズミくんは今日まで完全に理解していなかったはずだ。死というものを。母親との別れを。

 ネズミくんが細く息を吐いた。ゆっくりとその場に跪き、母の死体をじっと見つめる。腐臭など気にならないように、母親の死にパニックにもならず、静かな表情だった。ゆっくりと顔を近付ける。腐りかけたその頬へ、触れるような口付けを落とした。

 ネズミくんは立ち上がる。それ以上母親に近付くこともなく、抱き付いて甘えることもなく。悲しみに歪んでいるかと思った表情もそんなことはなく、むしろどこか安堵したように優しく緩んだ表情だった。ふっと息を零すように、その顔に屈託のない笑みが広がる。


「ばいばい、ママ」


 言って、ネズミくんは母親に背を向けた。私達に顔を向けて、歯を見せて笑う。

 いこっか、と明るい声で言いながら。






 外は雨が降っていた。灰色の厚雲に覆われた空から、止めどなく雨が地面に叩き付けていく。しかし、ザアザアと降る雨音と対照的に、病院の中はシンと静寂に満ちていた。普段から病院は静かだ。しかし今日は、その静寂の中に音のない沈鬱さが滲み出ていた。

 リノリウムの床に反射する電灯の光が足元を通り過ぎていく。静かな病院の中では、潜めるような小さな会話でさえ響く。ほとんど内緒話になっていないような会話は全て私の耳に聞こえてきた。


「知ってる? 森近先生、行方不明らしいわよ」

「どうしよう。うちのおじいちゃんお世話になってるのに……これからどうなるのかしら」


 森近先生の行方が知れないことは数日も経たないうちに病院中に知れ渡っていた。数々の難病患者を救ってきた名医だけに、彼がいなくなってしまったことは大きな話題なのだろう。病院の従業員は皆パニックになっているはずだ。


 胸が締め付けられるような思いを感じる。その話題の人物である先生は、私達が殺したのだから。そしてそれを知っているのはここでは私だけ。

 森近先生の死体はどうなったのだろう。あの後、工場の人達が死体を見つけたはずだ。けれど森近先生の死亡が公になっていないことを考えると、やはり工場の実験を公表することはできないのだろう。森近先生を殺した犯人を見つけようとしても、警察に訴えるには必ずあの非道な実験を伝えなければいけないのだから。

 森近先生を殺したことで、あのとき誘拐された子供達は助かった。でも、あの人体実験室にいた子供達を助けることはできなかった。私が救ったのは結局あのときの子供達だけ。これまでの犠牲者も、これからの犠牲者も、今後森近先生が救うことになるはずだった命も、私が奪ってしまった。あのナイフの一突きが奪ったのは一人分の命だけじゃなかった。

 何度も同じ悩みを思い浮かべ、何度も同じ後悔を繰り返す。私は正しかったのか、間違っていたのか。あの選択肢で良かったのか。今更悩んだって遅すぎると分かっているのに。


 足取りが重い。こうして病院まで来たはいいけれど、どんな顔をして未来に会えばいいのか分からない。複雑な思いで歩くうち、未来のいる病室へと辿り着いた。小さく深呼吸をして扉を控えめにノックする。部屋は四つのベッドが並んでいる相部屋だった。二つのベッドに、腕に点滴を付けて寝ているおじいさんと、ぼんやりした顔で天井を見上げるおばあさんがいた。

 窓際に向かうと、ベッドに横たわってじっと目を閉じる未来がいた。ただ寝ているだけだと思うけれど、あまりに血の気がないその顔にゾッとするような不安が過ぎる。呼吸を確かめようと手を伸ばしたとき、花束がガサッと大きな音を立ててしまった。未来が目を開ける。慌ててその顔の上にかざしていた手をどける。未来は微睡んだような視線で私を見て、ふっと微笑んだ。


「来てくれたんだ」


 うん、と頷いた。嬉しいな、と浮かべる未来のその笑顔は、前に見たときより酷く色褪せて見えた。

 未来の容体はこの数日で一気に悪化しているらしい。ウイルスの進行が酷くなっただけでなく、先生の言っていた通り今まで気丈に振舞っていたのだろう。けれどそれももう限界に近い。


「お花、持ってきたんだ」

「ありがとう。綺麗だね、どこで買ったの?」

「駅のお花屋さんで……」


 会話が続かない。花束を枕元に置くと、手持無沙汰になってしまって挙動不審に指を絡ませる。私の態度を見て未来がポツリと力ない声で呟いた。


「森近先生、いなくなっちゃったんだって」


 絡ませていた指がピクリと反応する。未来は淡々とした声で話を続けた。


「向かいのベッドの人もね、先生にお世話になってる人だったの。奥さんと小学生のお子さんがいる人でさ、よく二人にお見舞いに来てもらって嬉しそうだった。お見舞いのとき、いつも、最後に子供を廊下で待たせて夫婦で話してたの。たまに感極まって奥さんが泣いちゃったりもするんだけど、その人必ず同じ言葉を言ってた。先生が助けてくれるから大丈夫だ、って」


 私は未来の見ている向かいのベッドを見た。四人部屋で、唯一空いているそのベッド。彼女の静かな視線はそこに注がれていた。


「その人昨日死んじゃった。先生がいなくなったって知らせを聞いたから、急に体にきちゃったのかな。運ばれて行くときにその人叫んでた。『死にたくない、助けて』。そんな言葉がずっと廊下に響いてた」


 未来ははた、と笑みを消した。唇がわななき、それを止めるように噛み締めて、それから引き攣った声で言う。


「…………何であたしなのかなぁ」


 ぐっと自分の肩を抱き締めながら彼女は俯いた。押し殺しつつも荒い声色で、込み上げてくる感情を紡ぐ。


「他にもいっぱいいるじゃん。部活やってなかった子とか、もうすぐ死んじゃうお年寄りとか、死にたがってた人とかいるじゃん。なのにさ、どうしてあたしなの。他の子じゃ駄目だったのかな。あたし悪いことしてないのに。部活も勉強も、色んなこと一生懸命頑張ってたのに」

「未来…………」

「ねえ、どうして。どうしてあたしなの? ねえ?」


 教えてよ、と未来は喉を震わせた。私は拳を握り、咄嗟に慰めの言葉をかけようと口を開いた。


「未来は……未来は、悪くないよ。何も悪くない。ただ」

「ただ、運が悪かっただけ?」


 言葉を飲み込んで彼女の顔を見た。そこに現れているのは自虐的な笑顔。嫌な笑みを浮かべながら、未来が手を伸ばして私の手首を掴む。そのあまりに弱々しく、それでいて妙に振りほどけない圧力に息を呑んだ。


「和子が代わってくれる?」

「え…………?」

「和子があたしの代わりに死んでくれる?」


 手の力が増す。痩せた手の感触と彼女の言葉が、冷たく私の心を侵食した。


「あたし、まだ死にたくない。だってまだ何もしてない。もっと家族と一緒にいたい、もっと友達と遊びたい。部活だってまだ最後までできてないよ。勉強だって、嫌いだったけど最後までやってみたい。高校に行きたい、好きな人を作ってみたい。大人になって就職してみたい。誰かを愛して家族を作ったりしたい。まだまだこれからなのに、まだ全然何もしてないのに。嫌だ、こんな呆気ない人生なんて嫌だ、終わらせたくない。他の子が死んだら、あたしの代わりってことで神様許してくれないかな。もし和子が死んだりしたらあたしが生きられることになるのかな。ねえ、和子。ねえ」


 部屋の明かりが未来の目に反射して、ギラギラと光る。背筋を震わせる冷気に、ひっと小さく悲鳴を漏らした。未来はそんな私の反応にハッと息を呑んだ。それから我に返ったように手を離し、私から僅かに身を引く。ごめん、と小さな呟きに返事はできなかった。

 しばし私達の間に沈黙が訪れる。カーテンが引かれ、景色が見えない窓の向こうから、雨音だけが聞こえてきていた。


「もう来なくていいよ」


 未来が言った。私が思わず瞬くと、彼女はもう一度繰り返す。


「もう来なくていいよ」

「…………でも」

「来ないで」


 お願いだから。そんな拒絶の言葉に足がたじろいだ。

 未来が顔を上げる。最後にそこに現れたのは、私の好きな、彼女の笑顔。けれど同時にそれは、今にも壊れてしまいそうに儚さに満ちていた。


「ありがとう。ごめんね」


 私はもうここにいちゃいけないと、そう悟った。

 ぐっと言葉を飲み込んで、彼女に背を向ける。視界がぼやけるのを堪えながら部屋を出た。そして扉を閉める直前。ワザとなのか、もう聞こえないと思ったのか、未来の囁くような声が聞こえた。


「死にたくないよ。生きたい、まだ生きたいよ……」


 嗚咽交じりのその言葉を背に受けながら、そっと音もなく扉を閉める。

 それが、私が未来を見た最後の日だった。









 しとしとと、雨粒が軒を伝って落ちていく。濡れたアスファルトがぼやけた鏡のように俯く私を映している。その隣に映るもう一つの人影が呟いた。


「止まないな」


 そう言いながら、東雲さんが私の顔色をこっそり窺う気配がした。普段なら笑顔で返事をする私も、今日は黙って足元に視線を落とすだけだった。


 昨日、未来が死んだ。

 彼女の母と名乗る人物から連絡があった。未来から私のことを聞いていたのだろう。『あの子と友達になってくれてありがとう』というその言葉は、弱々しく震えていた。

 お葬式に行く気はなかった。未来の顔を見るのが、未来に会うのが怖いから。


 私と彼女のことはそれとなく東雲さんも知っているようだった。訃報のことも。無理に私を慰めるようなことは、彼はしてこなかった。ただ静かに空を見上げるだけだ。

 ここ最近続いた雨は、今日の昼には一旦止んでいたものの、私達の仕事終わりに急に降り出した。すぐ止むだろうかと適当な廃屋の軒下に潜り込んだものの、その後雨足は強くなる一方だ。

 冬の夜雨は酷く寒い。裾から覗く指先や頬に冷気が突き刺さる。冷えていく体をそっと抱き締めながら、四方から聞こえる雨の音に瞼を下ろした。


「おう、兄ちゃん達雨宿りか?」


 不意に、ガラス戸が開かれる音と声が聞こえた。目を開けてみると、私達が雨宿りをしている廃屋の向かいにあった小さな定食屋から、ゴミ袋を手にした店主らしき人物が顔を覗かせていた。

 問いに答えないでいると、彼は店の傍のゴミ捨て場にゴミ袋を放ってから、活気のいい笑顔を浮かべて私達に手招きをしてきた。


「雨宿りだったら、こっち来て食っていきな」

「いや、俺達は……」

「一回ぐらいツケでもいいからよ。外は寒いだろ、風邪引いちまうぞ」


 東雲さんがチラリと私を見下ろす。気が乗らないが、ここで誘いを断るのも良くないかもしれない。ほとんど強制的に私達は彼にまぬかれて店内に入った。

 暖簾を潜った先は、温かなオレンジ色の光に照らされた小さな普通の定食屋さんだ。同じく雨宿り目的なのか、店内には疎らに男性客が座って食事をしている。彼らの間を通って、私達は角の目立たない席に向かい合って座った。メニューを見る前に店主が注文を聞いてくる。何でもいい、と答える東雲さんに、任せろと告げて去っていく。

 所々が汚れたままのテーブル、その木目に目を落としながら、しばらくの間私はゆっくりと何度か瞬きをした。暖かな店内で少し気が緩んだのかもしれない、気付けば口からほろりと言葉を零していた。


「間違ってましたか?」


 東雲さんが私を見る。彼の視線を受けながら、私は続ける。


「私がしたこと、間違ってました?」

「分からない」


 テーブルの上に微かに浮かぶ影が揺れる。他のお客さん達が箸を動かす音と、店主が料理をする音が店内に静かに響く。


「お前は何て言ってほしい? 悪くない、と言ってほしいか。お前のせいだ、と言ってほしいのか」

「それは…………」

「正しかったとか、間違ってたとか、そういうものじゃないんだよ。そんな大それたこと誰にも分からないだろ。……それとも、あの子供達が死んだ方が良かったか?」


 ぶんぶんと首を振った。そうだろう、と頷いて彼は続ける。


「お前があの子供達を救ったんだ。和子がいなけりゃ、今頃あの子達は死んでいた。それを救えたんだ。それでいいじゃないか」

「……だけど、他の人達が死ぬことになったのも私のせいでしょ?」

「子供達と大勢の患者とあの医者、そしてエミリオ達も。全員を助ける方法なんてあのときはなかった。もしあったとしても、あの場で咄嗟にそれを思い付くことはできない。あれがお前の最善だったんだろう?」

「そうですけど」


 でも、と体を乗り出したとき、目の前に太い腕が伸びてきてテーブルに椀が置かれた。いつの間にか店主ができあがった料理を運んできていた。お待ち、と彼は言って私と東雲さんの顔を交互に見る。


「おいおい、兄妹喧嘩か? それとも痴話喧嘩か?」


 からかうように言いながら、店主は、ぐっと堪えた顔をした私の頭に手を置いて乱暴に撫でていく。ぐしゃぐしゃになった髪を押さえながらポカンと彼を見上げると、カラリとした笑顔を向けられた。


「怒ってるときとか落ち込んでるときはな、腹いっぱい食うのが一番だ。腹が膨らみゃ気分も膨らむもんよ」


 いっぱい食べな、と豪快に笑って店主がまた去っていく。気を削がれた私がストンと椅子に腰を落とすと、東雲さんが静かに言った。


「……あの子達には家族がいた、友人がいた、そしてなにより未来があった。もしかしたらあの中に将来名医になる奴もいたかもしれない。お前がしたことはたった数人の子供の命を救っただけじゃない、あの子達が将来関わることになるたくさんの人の未来を守ったんだ」

「未来や、先生や、エミリオや。たくさんの命を犠牲にして」

「誰かの命を救うなら、他の誰かを犠牲にせざるを得ない。あの医者も言っていたことだ」

「……………………」

「和子。お前がしたことは、無意味じゃない」


 だからうじうじ悩むなということなんだろうか。東雲さんの言葉は確かに正しい。でも、納得できるものじゃない。

 ……いや、きっと今の私はどんなに慰めの言葉を投げつけられたところで、一つも納得などできないだろう。だったら、こうして正論を突き付けられる方がマシなのかもしれない。

 こんな仕事をして生きていく以上。いや、こうして人生を生きていく以上。理不尽でどうしても受け入れられない感情を、無理矢理飲み込んで進んでいくことも必要なのか。そうしているうちにその事実を飲み込めるようになったとしても、やっぱり納得できないとしても、だからってどうしようもないことがある。

 大事なのは、それを乗り越えられるかどうかだ。


 いただきます、と箸を取って料理を見下ろした。大盛りのご飯の上に、みりんと醤油を絡めて焼いた豚肉を乗せただけの、シンプルだけど大きな丼ぶり。箸で一口分を取って口に運ぶ。芯の残った固いご飯粒に、焦げが多い上噛み切りにくい豚肉。正直言って、美味しくない。

 だけど、私は一心不乱にそれを口に運んだ。口に入れて、噛んで、飲み込んで。丼ぶりからふわりと立ち昇る湯気が顔に当たる。湯気の中で、視界が滲んだ。先に食べ終わった東雲さんが手を伸ばして、私のぐしゃぐしゃになった髪を優しく整える。ひぐり、と喉を震わせて、私はボロボロ涙を零しながらご飯を口に運んだ。がっついたように食べる私に、言い食べっぷりだと店主が笑う。


 ごちそうさまでした、と空になった丼ぶりを前に手を合わせる。

 空っぽだったお腹は満ち足りて、温かかった。

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