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番外編①社会人一年目の春
社会人一年目の春は入社式があって、その次の日から職場に配属になり、初々しい気分で仕事に励んだ。
まだ右も左もわからぬ状態で、社会人の仲間入りを果たした自分。
介護の仕事のノウハウをほとんど知らないままやっていたので、ミスをしたり、時に課長に叱られたりもした。
今思えば、ああいう熱血的な上司って減ったなと思う。
今のご時世は、パワハラとか言って、圧力を相手に一方的にかけることができなくなっている。
パワーハラスメントって最近、出来た言葉のように思える。
どんな社会でも、主従関係はあるし、対人関係がすべてうまくいくなんてことはない。
いろんな人がいて、いろんな考えや価値観があるので、衝突するときもある。
嫌な職員がいれば、話しやすい人もいる。
そういう集団が一斉に集う場所が会社である。
社会人一年目の春は緊張しすぎて、あまりうまく仕事をできていた感じがしない。
まあ不適応ということもあるだろうな。