表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
離婚物語  作者: ハロ
6/27

6話 心の中で泣いた

今日も早く起きて、準備をする。

勿論、お皿を洗う為だ。洗濯は、今日はやらない。雨が降っているし、それ程溜まっていなかったからだ。

昨日の朝の様に、ヤツが降りて来ないか、ビクビクしたが、それは杞憂だった。

洗い終え、珈琲を入れる。珈琲中毒になっているな。でも、アルコール中毒よりかは、マシである。

妹の旦那や、親戚の従姉の旦那の話を聞くと、幻覚が見えるらしい。嘘だろ!盛り過ぎだ!と思うかもしれないが、アルコール依存症になると、自分で制御不可能になってしまうなだ。

そして、厄介なのが、アルコール依存症になったら、もう二度と治らない。アルコールを摂取すれば、もう止める事が出来ないからだ。安易に勧める事は、死を意味する。


麻薬に近い依存症の効力が働くと、僕は予想した。


昨日だが、ビールは飲まなかった。いや、飲む必要が無かったのだ。心に安定感があり、酒の力を使わずに済んだ。


子供の朝ご飯を用意し、食べさせる。

食器をまた洗い、宿題をするように促すのだ。食器を洗うには、理由がある。食べたら、洗う。これを癖つけたいからだ。以前の様な状態は御免だ!

流しが、食器で埋もれ、フローする。縦に皿を入れるのは、もう嫌だ!縦入れは、スロットのコインだけで十分!


「今日は、何ページやるの?」

「「2ページ!」」

「自分で決めたなら、やり遂げなさい」


息子と娘は、用意はする。が、なかなか書こうとしないのだ。僕が座ると、そこに娘が座る。とりあえず、娘の宿題を手伝うか。


「ア~ンまで書いて、空いたスペースに、

汚い字を埋めるんだよ?分かった?」


文句を言いながらも、ア~ンまで書く。


「モはこうだよ!」


息子のイチが、ノートの上の空きスペースにモを書いた。そんな暇あったら、自分の文字を書けよ。


「ヲはこう!」

「イチ、そんな事言わないで、自分のやりなさい。全然進んでいないじゃないか?1行も書けてないよね?」

「分かった」


分かったか不明だが、書き出す。加の文字と品を書いている。品は時間がかかるようだ。画数が多いからね。


宿題が終わったので、僕もご飯を食べよう。

おにぎりを握ったら、取られる。まぁ、仕方無い。具はシーチキンと生玉子とマヨネーズと醤油だ。量は適当、これぞ!(おとこ)の料理だな!握っただけだけど。


おにぎりを食べたら、お土産に買ったお菓子を食べよう。それも、子供達に取られる。チョコレートコーティングのちんすこうは、マジで旨い。いや、超激旨だ!


「お母さんに残してあげる!」

「イチは優しいな!」


あんなに虐待されているのに、何て心の優しい子なのだろう!心の中で泣いた。


眠たくなったので、とりあえず昼寝する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ