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第2回離婚調停2
待合室で30分が過ぎた。
ヤツは果たして来るのだろうか?
色々な事を考える。
トントン
「番号札14番お待たせしました」
「あ、あ、はい!」
緊張で声がうわずってしまう。
僕は廊下を歩き、希望を胸に扉の前に立つ。
一呼吸して扉を開いた。
目を開くとそこには妻は居なかったのだ。
「話し合いを進めたのてすが、離婚調停を取り下げて帰られました」
「え!?あの、その何故、来ないのですか?」
「これ以上話し合いをしても意味は無いと言われて、お帰りになりました」
「・・・・分かりました」
何の為に離婚調停を申し立てたのだ?
これならば関西に帰ってからでも良かったじゃあないか!親権は決まらない。




