表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
凡人でもできる現代ファンタジー攻略法  作者: 夜鐘
第一章 スケルトンダンジョン攻略 前編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/56

交流しよう!(情報交換)


 あまりにも微妙な空気の現場を抜け出して、ゲート付近に帰ってきた。


 すると、行きには見かけなかった人だかりが出来ているのが確認できた。



 折角なのでこの機会に交流しよう。


 人だかりから少し離れたところに、何人か様子を見守っている人が見えたので、そちらに移動する。

 こっちは落ち着いた雰囲気だ。



「すいません、来たときはあんな人だかりはなかったんですけど、あれが何の集まりか分かりますか?」


「ああ、あれは...」



 親切にもこちらの疑問に答えてくれたのは、30代のきっちりしてそうなお兄さんだった。


 どうやら、あの人だかりは先ほどの武器を渡していた青年に関することのようだ。


 話を聞くに、あの青年はこのダンジョンで似たような行動を何回も取っていたようだ。しかも、可愛い系の女性ばかりに。


「で、彼らは未だに武器が入手できなくて木の槍で戦っていた人達なんだけど、あまりにも不公平に感じるものだからああやって集まって愚痴を言っているのさ。」


 確かに、あちらの集団にいる人たちの多くは手や背中に木の槍を持っている。


 比べて、こちらの落ち着いた何人かは全員しっかりとした武器を持っている。


「別に武器を譲るのなんて個人の自由なんだけど、あんな形で配ってたら、不満を持つ人がいるのも分からなくはないな。」

 すぐ近くにいた別の青年が話に混じる。


「しかも、かなり良さそうな武器だったからね。あれだけの装備をどこで手に入れたんだろう?量も含めてさ。」

 他の人も話しに混じる。


「実はさっき、あの青年が武器を渡すのを私も見たんです。そのときちょうど、『君に合う武器』って言ってるのが聞こえて、新手のナンパかなって思ったんですけど。」


「そんなことが...」



 こちらはこちらで、例の青年の話題から移り、武器やダンジョンについての話題で盛り上がった。

 全員がしっかりとした武器を持っているだけあり、かなりダンジョンに挑んでいるようで、それぞれが持っている情報を交換し合った。



「実はネットで、スキルのオーブみたいのが見つかったらしくって。それが...」


「え~、宝箱を開ける楽しみが増えるな。」


 *****


「ここだけの話、ステータスって取得する前から影響あるらしくって、...」


「えっ!じゃあ今もってこと?!」


「しー!」


 *****


「実は、今も付けてるんだけど、アクセサリーの効果が結構凄くて...」


「マジ?後回しにしちゃってたよ。」


「多分、アンクレット系統が効果実感しやすいと思う。あと、指輪は曲者だから気を付けて。」



 *****


「この間、陰陽師って名乗ってる人たちにあったんだけど、結構やばくて...」



「そんな感じなんだ。てか、今までどこに隠れてたの?」


「ほんとうにね。」


「その話を聞く限り、気を付けた方が良さそうですね。」


 *****


 かなり話が盛り上がった!久しぶりにちゃんとした会話をした気がする。

 話した人たちも、ダンジョンに掛り切りの人が多かったらしい。



 相変わらず話題はダンジョンばかりだが、リフレッシュになった。



 最終的に、折角なのでということで連絡先を交換し合った。


「なんかあったらいつでも連絡ください!」


「いろいろと情報ありがとうございます。」


「いえいえ!こちらこそ。」


 こちらのダンジョンの話題が一通り終わったころで、

 例の人だかりでの愚痴大会も佳境を迎えようとしていた。


 どうやら、あの青年に他の人にも武器を譲るか、せめて売ってくれるように交渉しに行くようだ。



 またしても、厄介ごとの気配を感じたので、そろそろ帰ることにする。



 情報交換をした武器持ちの人たちも帰るかこの場から離れるようだ。


 流石、危険察知能力が高い。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ