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凡人でもできる現代ファンタジー攻略法  作者: 夜鐘
第一章 スケルトンダンジョン攻略 前編

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ありがち

 どうも、今まで獲得したアイテムの確認を行ったものの、あまり成果を上げられなかった者です。


 うーん、残念。

 装備系のアイテムが有用だったので、もう少し何か役に立つ物もあると思ったんだけど、基本的に効果不明か、無しだった。鑑定による真価判明に懸けよう。



 そして今何をしているかと言いますと、情報収集の傍ら装備の簡単な確認を行っております。


 ネットサーフィンしながら、とりあえず、アクセサリー系をひとつづつ、

「付けては外し、付けては外し」という作業を繰り返しています。

 こうすることで、アイテム目録の手帳に自動で記載される。

 ちなみに、特に感想が無いと[指輪]とだけ記載される。感想や考察、見た目に特徴があると、その後ろに内容が書かれる。


 この手帳いいな(n回目)







 そんなわけで、ネットで色々と調べているが、世間は相も変わらず混沌を極めている。そして大きな出来事もあったようだ。



 まずは恒例の政府の発表。

 政府は、少し前に送り込んだ特別チームが調査から帰還したと発表。

 同時に内部に危険な生物がいることを確認。

 正式に、ダンジョンに対策の見通しが立つまでの侵入の規制を行うことを発表。


 まじか、困る。

 とはいえ、世間の動き的にそれが可能なのかは疑問が残るところだ。



 なにせ、未だ登場三日目にもかかわらず、多くの人の話題の中心は『ダンジョン』である。

 なかには、手に入ったアイテムを金銭でやり取りする人も出てきている。

 鑑定とかないのに胆力すごいな。


 というか、一部の日本人の適応力が半端ない。流石は漫画、アニメの国だ。耐性があるのかもしれない。




 そして、適応では済まされないような出来事もおきている。


 例えば、ダンジョン内でケモミミをした少女が戦っているだとか。

 例えば、武士、陰陽師を名乗り、「古来から化け物退治はやってきた」と言いダンジョンに乗り込んでいく集団が現れたり。

 例えば、「僕なんかやっちゃいました?」と言わんばかりのムーブをする高校生が現れたりしているらしい。


 あれ?この世界ってもともとファンタジー要素無かったよね?と確認したくなるような事態だ。

 これらはどう考えても、適応という範囲ではなさそうなので、ネット上でも訝しむ声が上がっている。


 よかった~、同じ感覚の人がいて。自分だけが疑問に感じているのかと思った。



 そして、これは私だけかもしれないが、『個人』だけでなく『世間』自体がおかしくなってきていると感じる。



 いきなりインターネットの中心となった『掲示板』、様々な要因で疑似的に鎖国化した日本。

 なんともありがちな『現代ファンタジー』要素だ。




 そして、これらの説得力を増させるのが


 遂に登場した『レベルアップ・ステータス』だ。






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