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凡人でもできる現代ファンタジー攻略法  作者: 夜鐘
第一章 スケルトンダンジョン攻略 前編

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ムリゲーでは?

 どうもダンジョン登場から三日目の朝です!!


 今日は早くからダンジョンに潜るつもりですが、その前に。


 朝食を摂りながら、情報収集を行いたいと思います。


 ダンジョンに籠ることのデメリットの一つが情報が遮断されてしまうことだ。


 なので、情報は出来るときにこまめにチェックしておきたい。







 どうやら政府はダンジョンに向けて特別チームを調査に派遣したようだ。

 うーん、ありがち。


 なので、国民にはむやみにダンジョンに立ち入ることのないように言っている。


 これに対して世間では既にダンジョンに関する多くの内容がネットなどを通じて、拡散されている。

 どうやらダンジョンにも様々なタイプがある様で、洞窟のようなものから、草原のようなもの、森のようなもの、果ては海のようなものまであるらしい。


 これらについては写真や動画がSNSに挙げられている。

 どうやら、日本独自の動画投稿サイトや、写真投稿サイトが作られたようだ。

 念のため後でアカウントを作っておこう。


 しかし、情報のやり取りのメインは未だに掲示板のようだ。



 そして、その掲示板にはダンジョンについてだけではなく、その他の『正体不明の現象』についての内容が盛んに投稿されている。


 眉唾な情報も多いが、刀を持った武士のような人がダンジョンに入って大活躍してるだとか、ダンジョン内で魔法を使っている人がいるとかの内容がかなり詳細に語られていた。


 そして、もう一つよく話題に上っているのが「レベルアップ、ステータス、スキル無い問題」だ。


 投稿では、レベルアップやスキルが影も形もみえないなことから、一般人ダンジョン攻略無理ゲー論がささやかれている。


 普通に考えて、自分よりも身体能力も特性も優れた相手を倒すのが無理なのだ。

 人数で囲んで大物を倒したという投稿もあったが、それでもレベルアップはなかったらしい。


 単純に武器の扱いどころか運動すら慣れていない現代人に、スキルやレベルアップなしに道具だけ渡されても、残念ながら戦えないのである。


 だからこそ、一部の活躍している超人的な性能を持っている人間だとか、明らかに現代人では持ちえないような経験を武器にダンジョンで敵を倒している人などが目立っている。



 今、大衆の認識は「一般人」と、一部の活躍する「超人」とで分けられているようだ。そして、その差を埋める方法は未だに見つかっていない。



 自分も明日は我が身だ。

 今は運よく攻略中のダンジョン向けの武器が手に入ったので順調だが、今後なにも起きなければ、いつかは明確な『壁』に突き当たるだろう。


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