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凡人でもできる現代ファンタジー攻略法  作者: 夜鐘
第一章 スケルトンダンジョン攻略 前編

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略奪のプロ

 魔法タイプ(暫定)のスケルトンも倒すことが出来た。


 しかし、三層目に入ってから、敵の難易度が一、二層目とは比べ物にならない。

 まず、一々動きがスムーズになっている。


 上層のスケルトンなんかは弓を引くのにも一苦労していたし、隙も多くて倒しやすかったが、三層目は怯んでから攻撃に移るまでも早かった。




 そして、難易度の上昇に伴いドロップ頻度も増えているようだ。

 目の前にはローブとペンダントのようなものが落ちている。


 何気に敵がアクセサリーをドロップするのは初めてだな。



 取り敢えずローブは鎧と違って重さも気にならないので回収した。

 ペンダントは邪魔にはならなそうだったのでつけようかと思ったが、呪いとかあったら困るのでやめておいた。


 代わりに棺から頂いた(奪った)副葬品の一つであるペンダントを付けてみた。

 流石に死者を悼む副葬品に呪いの装備を入れる遺族なんておらんでしょ。



 今のところ、敵は強くなったが出現頻度がかなり少ないので何とかなっている。

 これ四層目にいったら結構やばいのでは?





 **********




 略奪を続けること数時間。かなりの量のアイテムと武器が手に入った。

 今のところ、剣と魔法使い、そして槍のスケルトンをそれぞれ数体ほど倒した。

 意外なことに三層目には弓使いのスケルトンはいないようだった。(副葬品にも弓矢が無かった)



 ちなみに槍スケルトン相手にはリーチの外から短剣(有り余っている)を投げまくり倒した。



 これによって、武器だけで剣が四本と杖が二本、槍が一本ドロップした。

 流石に、金属でできた防具はほとんど捨てたが、良さそうな靴だけ一セットもらうことにした。


 副葬品から得られた武器ももちろんあるので、武器もアイテムも大量。これ以上は持てなくなりそうなので帰ることにした。


 武器類は全部キャリーカートに積んで、目隠し用の布をかぶせる。





 問題は、階段を上がれるかだ。




 *************





 想像以上に苦労しながらも、ダンジョンを出ることが出来た。


 正直戦闘よりもきつかった。階段のたびにキャリーカートを一段一段持ち上げての移動。

 間違いなく、剣を振るうよりも全身の筋肉を使っただろう。



 まだ時間はありそうなので、とりあえず家に帰って武器とアイテムを置いてから戻ってこようと思います。




 ************



 現在10時半ごろ、ダンジョンに戻ってまいりました。


 ダンジョンで一つ気付いたのだが、やはり敵のリポップはあるようだ。


 さっき倒したばかりの三層目に敵はいなかったが、一、二層目にはリポップしたと思われるスケルトンがいた。

 同様に開けたはずの木箱の中身も復活していた。中身はまたしても矢だったが。



 そしてもう一つ、棺内の副葬品はリポップしていなかった。これは単にリポップまで時間がかかるのか、敵や宝箱と違って、その場にあるアイテムはリポップしないのかのどちらかだろう。



 残念なような、安心したような気持ちだ。まあ、副葬品まで全てリポップしていたら、大変なことになる。



 それもあって、今まで以上にアイテム(副葬品)の収集(略奪)に身が入る気分だ。(プロ盗掘者)


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