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第8話:三ヶ月の月日

話を一気に進めます。

それから三ヶ月の月日が過ぎた。


もう何十回、いや、何百回死んだだろう。

色々な手段で俺を殺しに来る。

油断、罠、待ち伏せ、集団攻撃、スパイパー、魔法、色仕掛け、力押し、

本当に色々な手段で抹殺しにくる。


色んな武器、色んな職業・・・。

全てに対応する事は不可能だと思える。

俺は、自分の武器、特殊能力を駆使しつつ、戦い方を覚えていく・・・。


俺の専用武器である魔法剣は、やはり特殊な剣であった。

自分とレベルに差がありすぎる相手には普通の剣ではダメージを与えることは困難だが、この魔法剣は魔法を付与していることもあり、普通の防御力だけでなく、魔法耐久力も強くなければ、ダメージを防ぎきることはできないみたいだ。また、意識すれば金属の剣よりも魔法に近い剣に変化させることも可能であった。


そして、専用武器というものは破壊不能武器であることもわかった。どんなにレベルが高い相手とつばぜり合いになっても専用武器は折れなかった。また、意識して消したり出したりできる為、奪うことは難しい。


特殊能力も強くなった。


サイコキネシスは、1kmほど離れた物も、また重たい石も動かすことはできる。

透視は、人間さえも透過するほど見る事が出来、これも100mくらいまでの範囲がある。

空間制御は、空気の弾も威力が上がり、殺傷能力もある。空気の盾や壁などいろんなこともできる。

浮遊は、そこそこのスピードで、10mほどまで上昇は可能となった。

新しい能力『テレパシー』も覚えて、目標の相手に念を飛ばせ、受け答え可能になった。


後、武器屋で拾った剣は、ソウルイーターと呼ばれる剣だということもわかった。

この剣の特徴は、相手が死んで粒子となったものを吸収し、MPに変換しているらしい。

中々のレア武器らしい。この武器を俺から奪おうとする輩とも何度か戦った。

この世界のどこかにレア武器が眠っているらしく、それを集めている集団もいるとのこと。

武器屋にはめったにないのだが、誰かが隠したとしか思えない。

木は林の中へともいうし・・・。



俺のレベルは・・・・ちょっとふせておく。



この世界は国・町・村も数が多く、死んでしまうと目指したい場所には中々着かない。目的地はあるのかと問われれば、今のところ何もないのだが・・・・。


っと他にも知ってることはあるかもしれないが、おいおいと出すとしよう。


これがこの三ヶ月必死で戦ってきた俺の情報である。



俺は今、霧に覆われている町にいる。

見える範囲は5mといったところか・・・。

俺はゆっくりと気配を消して壁づたいに歩き出す。


「なんだ?ここは・・・・、霧で前が見えないぞ・・・。」


俺の近くで男の声がする。

俺は特殊能力『透視』を使い、辺りを見渡し、焦っている男を見つける。

透視を使えば、霧さえも関係なく見える。

そんな大きい声を出せば、そこにいるので殺して下さいと言ってるもんだというかのごとく、サイコキネシスで男の背中に背負っていた剣を動かし、男の首を飛ばす。


「ぐああああああああああああああああああああああ。」


男は5秒間奇声を上げ、粒子となって消えていく。

その男の断末魔を聞いた他のやつが、現れる。

近くに150cmくらいの男・・・子供と、だいぶ遠くに160cmくらいの女がいた。

子供が声のする方に近づいていたみたいだが、音が消え、辺りかまなく小剣を振り回している。

女の方は、弓をかまえ・・・・・さっきまで奇声をあげていた男のいた場所に弓を射る。


音だけで正確な位置を掴んでいるのか・・・・こいつは中々の強敵だな。

俺は、足音を立てないように女の方に近づいていく。

女は手ごたえのなさを感じつつ、弓から手を離さない。

俺はある程度女に近づいたところで、サイコキネシスで俺とは逆のほうに石を飛ばし、音を立てる。


「!?」


女は音がなった方に弓を射り、石に弓矢がつきささる。

俺は魔法剣をサイコキネシスで飛ばし、女の背後から刺し、胸から先が飛び出す。


「きゃああああああああああああああああああああああああ」


その声を聞いた少年がそこに全力で走っていく。


「そこかああああああああああああああああああ。って、・・・・。」


少年が斬りかかろうとした女性は光の粒子となって消え、少年の剣は空を斬る。

俺はその少年に空気の弾を放ち、頭部を飛ばす。

そして、5秒後、少年も光の粒子となって消える。


「他にはいなさそうだな。」


俺はゆっくりと魔法剣を拾い上げ、少年の光の粒子の一部をソウルイーターに吸わせる。

そのまま、町の外を出る。

町の外には霧はなく、辺りを普通に見渡すことができた。

そこには土しかない細い道とそれを挟むように草原がある。

草原の中にも動物、虫さえも見当たらない・・・。


「本当に人間しかいないなぁ・・・」




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