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第1話:オーパール

オーパールと出会った大地はこの世界の一部を知る。

う~ん、なぜ学生服なんだ。

魔法剣を選んだのに、剣もないしぃ・・・。

超能力ってどう使うんだ?

いまレベルは1でいいのか?俺のステータスはどうなってるんだ?

何も判らず、自分や周りをキョロキョロしていると、


交差点の向こう側から、女の人がこちらに向かって歩いてきた。

その女性は遠目から見ても、中々の美人だということがわかる。黒髪ロングヘアーで、軽装の鎧を着ており、160cmくらいであった。ちょっとドキっとしていると、


「あなた、初心者さんかな?」


その女性は腰を折り曲げ、下から俺の顔を覗き込むように見上げた。


「あ、はい。さっき来たところです。」


その女性は、俺の言葉を聞き、そうかそうかと手を数回ぽんぽんと合わせた。


「じゃあ、私が少しだけこの世界のこと教えてあげようか~?」

「あ、お、お願い致します。」

「素直でよろしい。じゃあまず自己紹介ね。私の名前はオーパール。私はここにきて・・・

 そうね、五年くらいかしら。」

「え、さ、五年ですか?え、ええっとじゃあ随分若い頃から・・。」


見た目からして15歳くらいに見えた女性が五年前と言ったので、10歳から来てるのかと思ったんだが、


「違う違う! ブンブン この世界は何故か年を取らないの。凄いでしょう。

 この世界に来たときの年齢から年は取らないの。」

「え?、、この世界とか、来たときとか・・・、あのぅ~、これ夢ですよね?俺の?」

「アハハハハハハハハハ。 バンバン 違うよ。夢じゃないよ~。

 ここは、死後の世界とでもいいましょうか。死んだら来ることができる世界なのよ。」

「え?、、、死んだら・・・、俺、死んだの?」

「そうだと思うよ。じゃないとここには来れないから。無意識の内に死んだんじゃないかしら。

 私は死んだ時の記憶があるから、ここは死後の世界で間違いないと思う。」

「そうか。。。ある意味幸せなのかもしれないな。苦しんで死ぬことを思えば・・・。」


そうこう話している内に数十分が経過、オーパールとの話についてまとめる。


①現在、武器は持ってなくても選んだ武器(専用武器)は、自分の意思で呼び出せるらしい。


②国や町や村には武器屋、防具屋、食堂、本屋、宿屋などなど色々な店があり、全部NPCがやっているとのこと。NPCは同じ言葉しか話さない為、情報という情報は聞き出せないらしい。


③この世界で死んでも生き返るらしい。即死はなく、死んだら5秒間はそのまま意識がある。死んだら3時間後に教会で生き返るとのこと。死んでもいい回数制限はないみたい。


④この世界でもレベルはあるとのこと。死んでも経験値低下はないみたい。凄い、死にたい放題じゃんと思ってしまう。死ぬギリギリの戦いができるとのこと。まあ痛みはあるので死にたくはないらしい。


⑤ステータスは意識したら自分のだけ確認出来るとのこと。レベルと専用武器と職業と特殊能力が見れるとのこと。今、俺はレベル1で特殊能力はサイコキネシスとなっている。どうやって使うんだ?


「ありがと、オーパール。色々教えてくれて。

 俺一人だけだったらこんなに早くこの世界について学べなかったよ。」

「そういってもらえると、嬉しいわ。」


さあ、ゴブリンとか色々なモンスターと戦い、冒険者生活を送るぞー!!オーパールみたいな美人と一緒だと張り切ってまいそうだ。・・・・そして、仲良くなったら・・あ、あんなことがある、かもしれない。


「そうだ、オーパール。一緒にモンスターを狩りにいかないか?

 俺、初心者だけど、オーパールの足ひっぱらないように頑張るからさ。」

「モンスター、、そうか~。」


そういうと、オーパールは俺に近づいてきて・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハグをした。

その時、俺の胸を貫く衝撃が・・・・

どうやらドキドキ感とは違い、本物の傷みです。

オーパールは俺の胸をいつの間にか出した武器レイピアで貫いていました。


「この世界・・・・モンスターはいないの。いるのは私達人間・・・いえ、亜人というべきかしら。」

「な、なにを・・。ごほごほ」


オーパールは、俺の胸からレイピアを抜き出し、胸からは鮮血がほとばしる。


「人間より強い力を手にした私達は亜人といっても過言ではないと思うの。

 この世界には私達しかいないわ。

 ・・・・・だからレベルを上げるには私達が殺しあうしかないの。

「くぅ・・・・そ、それでもなぜ、俺を・・・。」

「初心者はカモなの。その裏切られたという顔が~もう、いい感じ♪ ハアアーン」


オーパールは、そんなことを言いながら顔を赤くして身震いしている。

俺は、地面に倒れながら、オーパールに救いの手を伸べる。


「初心者にしてはいい経験値だったわ。またどこかで会いましょうね~カモさん。」


俺は、その言葉を聞いてすぐ意識なくなり、光の粒子となった。



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