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人生詩集(2)  作者: 多谷昇太
2/9

マルドロール

おさなごの頬を切り裂き泣きわめく、

その顔見てはいたわりて、

と我のきずな見しという彼の非人、

マルドロールの悍しさに、

その闇厭いて、ひとりだに、

を知らざらん外っ国へと、

はるけくも斯く来たりしものぞ。

さるを…


「見て! あの非人!」

それ誰さし忌むや、云いおるや。

われ汝らを知らず、汝らも我を知らざるべし。

などさは云うぞ!?

非人の所業その返しとて、

な裂きそ我魂、さ言葉のナイフもて。


愛の切り裂き受けたとて、

泣いて応うべき我ならなくに…

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