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第9話
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『リリィ、リリィ』
ソレらはリリィの周りで楽しそうな表情をしながら飛びながら言った。
『今日は何して遊ぶ? 隠れんばはどう?』
『鬼ごっこ!』
『私はリリィの話が聞きたいわ』
子供のように無邪気な笑顔で話すソレらに、リリィはクスクスと笑った。
「ちょ、ちょっと、そんなに皆で話さないでよ。頭がこんがらがっちゃう。ふふっ」
リリィが笑うと、ソレらもクスクスと笑う。
『ふふっ、リリィが笑った』
『笑った』
『あははっ』
『えへへ』
すると、ソレらはリリィの側に寄るとリリィの肩に止まり耳元でリリィの名前を呼んだ。
『リリィ』
リリィは耳元で聞こえる声に擽ったさに身を捩りながらソレらに向かって「何?」と、言った。
ソレらはリリィの擽ったさにクスクスと笑うと、変わらず耳元でこう囁いた。
『私達は、ずっとずーっと、リリィの味方だよ』
『覚えていてね』
『覚えていてね』
リリィはソレらの言葉にポカンとしていると、ソレらは話を続けた。
『私達はリリィの味方』
『リリィを守るのが私達の役目』
『リリィは私達の親友』
そう言うとソレらは背中に生えている小さな羽で飛び立ちリリィの顔の前にくると、ソレらは顔を合わせリリィにこう言った。
『あなたは、大切な大切な私達のリリィ。私達は、これからもリリィの傍にいるからね』




