第ニ話 あの時
ドラフト会議の2ヶ月前
「小栄大小栄高校春夏連覇へベスト4進出!」
春夏連覇を目指す小栄大小栄のリードオフマンだった京崎は、この夏も県大会から出塁率6割超 盗塁も12と好調だった
その中で準決勝の七ノ寺高校戦は自身のタイムリーで勝ち越し、9回裏で2対1と勝っていた
「さぁ小栄大小栄高校決勝進出まであと1人」
カーン
「打ち上げた、センターフライ」
誰もが勝利を確信した瞬間だった
「打球見失っている!」
「落ちたー!」
「まだ終わりません」
打球見失い2アウトからピンチを作る
「2アウトランナー2塁守りきれるか?小栄大小栄高校」
カキーン
「センター前におちたー!」
「さぁバックホームは、 あー送球逸れた!」
「同点です!!」
「なおも2アウトランナー2塁!」
カキーン
「センター前 前に来るが取れなーい! セカンドランナーホームイン! サヨナラ!!」
「立ち上がれないほど泣いていますセンターの京崎」
あの時頭が真っ白になり思考が追っつかなくなっていた
「グスン」
宿舎に帰っても状況が飲み込めなかった
自分は謝ることしかできなかった
「最後打たれたのは俺だから」
エースからはそう言われたが正直自分せいとしか思えなかった
キャプテンからも
「お前のおかげでここまで来れたんだから泣いてないで顔上げろ」
続けて
「お前はプロに行けるんだからこれからも頑張れよ」
しかしあの2つのエラーは頭から離れなかった
ドラフト指名された日も




