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第十三話 この国の現状
お待たせしました!第十三話です
私が差し出す手を見てラクノスは驚く。
この手を取ってくれるだろうか。
不安になる。
「ごめんね、リタさん。僕は一緒に行けない」
申し訳なさそうに俯くラクノス。
「いいよ、強制ってわけじゃないし。私も無理やり連れて行ったりしないからさ」
二人の間に気まずい空気が漂う。
少しの間無言が続く。
そんな空気を打ち破るかのように悲鳴が聞こえた。
「な、なに⁈」
「…革命軍だ」
「革命軍?」
「この国では今、王政派と革命派に分かれているんだ。王は権力を行使する人だ。そして税収が厳しいんだ。貧富の差もだ。そんな国を変えようとできたのが革命軍。王族や貴族を廃止し、国を一から変えようとしている」
わあ、なんか難しい話し来たぞ。
歴史でそんな話を聞いた気がする。
「僕は王に恩があるんだ。だから革命軍を退けなきゃいけないんだ」
「この国は戦わなきゃいけないの?」
「そうかもしれない。リタさんごめんね。僕行かなきゃ」
「わかった。ありがとう、ラクノス」
ラクノスは少し笑い、悲鳴のあった方へ走っていった。
…のはいいんだが。
「あ、道わかんないや」
肝心なことを忘れていました。
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