人物設定 ※ネタばれあり
ミモザ:金糸雀色のふわふわロング。菫色の瞳。
歌姫。そこそこ実力はあるがまだ成長中のオコサマ。気が強く手が早い。蹴りも早い。
小さな村で宿屋のひとり娘として育つ。村一番の美少女。歌が好き、音楽が好き。
伝説の紫弦の竪琴に憧れ、歌姫として認められたいと夢見ていた。
竪琴も弾き、祝い事や祭りのたびに村のために歌うことが多かった。
ある日、大祭にやってきた旅人セインに出会い、喧嘩、こいつ竪琴上手じゃない…と、ライバル心をあおられ紆余曲折。
わたしも世界で歌いたい、とセインの出立に合わせて村を飛び出した。
ほとんど家出状態の押しかけ歌姫。何かあると飛び出す癖がある。
地元では駆け落ちだと思われてるが本人は知らない。
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セインヴァルカイト(セイン):茶褐色ストレートの髪、紺色の瞳。
紫弦の竪琴弾き。何気にすごいらしい。ミモザの相棒。むっつり系。
旅の竪琴弾きの叔父に旅の中で育てられ、とある街でうっかりさわった曰くありげな竪琴に呪われる。
紫弦の竪琴だとわかるまでは、捨てても捨ててもくっついてくる竪琴を本気で呪いだと思ってた。
伝説の竪琴弾きというには技量が足りなくて、プライドも許さなくて、影ながら果てしなく練習している苦労人。
足を痛めた叔父が休養する間、「お前ひとりで稼いでこい、ついでに歌姫みつけてこい」と旅に出された。
一人旅2年目でミモザに遭遇。喧嘩、歌に聴き惚れ、いやいや村娘だし。と出立。
気づけば歌姫に押しかけられ、危なっかしい彼女を見てたら目が離せなくなったらしい。
ミモザを乙女だという割に、作る歌は超乙女系の隠れロマンチスト。
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シゲン(紫弦):(人型)白銀に一筋の紫紺のロングストレート。紫紺の瞳。
超有名な伝説級の竪琴。意志があり人型にもなる魔器。100人乗っても大丈夫。
何百年、下手すると千年単位で人の手を渡り、時代を歌い続けてきた竪琴。
星彩の竪琴ともいわれ、持ち主を選ぶ。持ち主基準は一定の演奏技量とその他は不明…というか多分気まぐれ。
とにかく丈夫で壊れない。戦火の中、攻城兵器に潰されても平気だったのは事実。
初代の主(たおやかな美女)は竪琴を標準装備。普通に殴って戦ってた。投げても勝手に持ち主の所に戻って来るからとても便利。
本人(本竪琴?)は納得してないが、その丈夫さゆえに伝説級に残ってるんじゃないかという説もある。
でっかい人型は一見性別不明な超美男子、ちっこい人型は作り物めいた無敵の美少年。
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名前のない歌(作詞作曲 セインヴァルカイト)
始まりより早く 歌をうたおう
あなたに届ける 終わらない歌
昨日と明日をつなぐ この夜
はちみつより甘い 真珠の粒が
波間に溶けて泡になる前に どうか
私を見つけて 抱きしめて
声に出せない あいの言葉
あなたに届ける 終わらない歌
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