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俺が月を盗んだ理由  作者: 文月稜華
第1章英雄への道のり…
9/17

CaseFileNo.7寮

 寮の鍵をもらうため俺は職員室に向かった。


「失礼します。1-5の月神です。寮の鍵をもらいに来ました」


 扉をノックし、手が空いていた、白髪でいかにも年をとっているであろう先生に声をかけた。


 うん、理科のおじいちゃんって感じだ。


「あ〜了解了解、ほい、デバイス出して」


 デバイス?


「デバイスって何ですか?」


「なんだ、デバイスも知らんのか!?入学式の時に説明されたじゃろ」


 ははは、入学式は始まって寝ちゃってたからなぁ


「お主、さては寝ていたなぁ? まぁよいよい、教室で渡されたほれ四角いあのアレを出してくれ、アレじゃアレ」


 アレって? ……ああ、教室で配られた学生手帳に電話機能その他etcが付いてるアレか


「これですか?」


 そう言ってデバイスを渡した


「そうそうこれじゃこれじゃ、ちょいと待っとれ……ちょちょいのちょいっと」


 そう言いながらデバイスを弄る。


「ほい、これで終わりじゃ、これが寮の鍵の代わりになるからのぉ……ええと、お主の部屋は306号室じゃ、入る時はデバイスを扉の横にある任紋章の部分に当てれば鍵が開くからの。」


「ありがとうございます! それでは失礼します!」


 そう言って職員室を後にした。


 すると


「あ、月神くん!いい所に!!ちょっと手伝って!」


 と朝聞いたばかりの声が聞こえた。


「どうしました?若場先生」


 そこにはファイルを沢山持っている、副担任の若場一葉(わかばかずは)先生がいた


「あの、このファイルを理事長室に持っていこうとしてるんですけどね、以外にね、多くてね、手伝ってもらってもいいかな? ってね。」


 ね、を入れるのが多いね、先生。


「あ、それぐらいならいいですよ。よっこらせっと。」


 そう言いながら若葉先生が持っていたファイルを自分の手に寄せた。


「やっぱり男の子って力持ちなんですね、かっこいいです。」


「いやいや、そんなことも無いですよ! 煉さん……あ、俺のお父さんの方が力強いですよ、あの人50kgのダンベル二つを片手で持つんですもん。」


「あらあら、上には上がいるものなんですね、凄いですねぇ月(・)神(・)先(・)生(・)は(・)」


 ん?聞き間違いかな?今先生って?


「あ、着きましたよ!ここが理事長室です。」


 そうこうしている内にいつの間にかついたようだ。


 コンコンッ


「失礼します。若場です。入学者個人ファイルを持ってきました。」


 あ、これ俺らの個人情報のファイルなのか


「どうぞ、入ってください。」


 声が低いから理事長は男の人なのかな? この声どこかで聞いたような……


「失礼します。」


「失礼しゃーす」


 俺も若場先生の後について理事長室に入った。


 ファイルを机の上に置いて帰ろうとすると


「待ちたまえ、月神流一くん。 私は君と話がしたい、ちょっと残ってくれないかな?」


 今まで、アニメでよくあるあのフッカフカの椅子に座り壁側に向いていた理事長が、俺の方を向いた。


 理事長の声、この姿、俺はある1人の男が脳裏に浮かんだ。


 理事長の正体は……

さぁさぁいかがだったでしょうか?


理事長が誰なのか……気になりますねぇ!


次回もお楽しみください!


面白かったらブクマ宜しくお願いします!m(_ _)m


誤字、脱字があれば指摘お願いします!m(_ _)m

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