CaseFileNo.6 入学
リアルの事情で更新が遅くなりました!
(m´・ω・`)m ゴメンネェ
桜舞い散るこの日、俺は入学式に出ていた……周りには女子……
男子が1人も居ない……
なぜかって?
それは10日程前に遡る……
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「流一! お前、4月から高校にいけ。」
え? 高校?
「何でですか? 煉さん」
「実はな、この大陸の東に行ったところにある大陸は今、魔王に支配されている。」
ま、魔王!?
「お前のステータスを見ると戦闘に向いてるんだ。」
ステータス?何のことだ?
「まだステータスを見ていないのか……ならイメージするんだ『自分の情報』を」
『自分の情報』か……
イメージしてみると俺の視界の隅に何かが現れた。
そこに書いてあったのは…
月神流一
Lv. 40
HP 3500
MP 400
属性 ???
スキル ???
専用武器 ???
持ち物 生徒手帳、財布
とこう書かれていた。
「あの、煉さん、Lv.40って高いんですか? MPとかは分かるとして属性が?になっているんですが……」
「ああ、流一の歳で40は高いぞ。一般では15くらいだな、あと属性は学校で検査するから今は気にしなくていい……」
気になるなぁ……
「あ、そうだ、俺が行く学校ってどこなんですか?」
「クロニクル女子高等学校だ」
ん?聞き間違いじゃないだろうな?女子高等学校って言わなかった?
「今、女子高等学校って言いませんでした?」
「言った!」
いや、そんな笑顔で言われてもさぁ。
はぁぁぁ!?!? 女子高? ふざけんじゃねえよぉぉぉ
なんで? 共学校とかないの!?!?
「ここら辺で戦闘を、教えてる学校はそこしかないんだから仕方ねえな。 諦めろ」
なんで女子に戦わしてんの? 男ども戦えよぉ
「あ、16になった男は出稼ぎとかしてるから戦いもクソもねえんだわ」
くそがァァァ出稼ぐなァァァ!! 魔王討伐しろよぉぉ
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そして入学式
校長とかの話があったけど半分寝てたなぁ……
着席したあとの記憶が無いぜ!
とまぁさておき、自分の教室へ向かうか……
あれ? ところで陽菜はどこへ行った? まぁ先に行ってるだろ?
ええっと、1-5はっと……あ、あった
「おじゃましまぁす」
女子しかいないからか声がいつもより小さく、行動も遅くなっている気がする。
黒板に目をやると
『入学おめでとうございます。 出席番号で座ってください。扉側から一番です。担任より』
とこう書かれていた。
なんかこの字見たことあるな……
最近どこかで見たような……
まぁいいや、それより席は……
二列目の一番後ろか……
席につき、前を見ると陽菜が座ってこっちを見ていた……
「やっほー流ちゃん! 同じクラスだね〜! 奇跡だよ!」
……え? 何でいるの? 普通こういう時って隣のクラスとかだよね? ね? 奇跡だよ!ってどこぞの九人の女神だよ。
隣のクラスとかの方が逆に安心するのになぁ。
ガラガラッ
扉が開き、若い女性教師が入ってきた。
「皆さん、ご入学おめでとうございます。1-5の副担任となりました。若場一葉と申します。以後お見知りおきを。」
ぺこりと頭を下げる
若葉先生は背が小さいがアレがでかい。
ナニがとは言わないけど……いや、言えるけどさ言ったらまたヘアピンがね? ね?
あれ? 担任の先生は?
「あ、担任の先生なんですが。今日は出張に出ています。明日には戻ってくるということらしいです。」
出張って先生も忙しいんだなぁ……
そういや蘭さん、朝からいなかったよなぁ……
まさかね? まさかそんなことはないよね……
この後学校の説明やなんやらした後、委員会決めをした。
ちなみに俺は図書委員に入った。
This books is a Good(この本は良いですねぇ〜!)
Paper is god(紙は神です)
なんて、こんなダジャレは置いといて……
今日はこれで終わりらしい、ちなみにこの学校は寮生活なので今から寮の鍵をもらってくるのだ。
とまぁ色々あったけど今日から俺の学園生活が始まるのか……
オラァワクワクしてきたぞぉ!
さてさていかがだったでしょうか?
次回から流一達の学園生活が始まります!!
楽しみですねぇー!
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