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曲がり角の向こうに君が居てくれた  作者: 湖灯


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修学旅行⑦

秋月穂香に暫く見とれていると、背後でドアの音がした。


 振り向くと、ドアの前には着流しの三木がいる。


 どこかに行っていたのかと聞くと、朝風呂に入ってきたと言う。


 そして窓から身を乗り出している俺たちのところに来ると、丁度さっき三木が風呂に行くとき彼女達も風呂に入りに行っていたと話す。


 俺は本田と顔を見合わせてお互いに、寝過ごした事を後悔した。


 そうこうしている間に朝食の時間になり寺岡先生に呼ばれて部屋を出たが、なにか忘れ物をしている気がする。


 部屋に戻ってみると、俊介が昨日と同じ格好で昨日と同じ場所に死んでいるのをみつけ、起こして連れて行った。


 朝食中、北海道の清々しい空気と庭にあるラベンダーの香りに混ざって、石鹸の好い香りもほのかに漂っている気がした。


 朝食を済ませて、また急も長いバス移動。


 やっぱり北海道は広い。


 窓の景色を眺めている俺の横で俊介は、また寝ている。


 旅行中ずっと秋月穂香を追いかけている俺と、旅行中ずっと寝ている俊介。


 そのほかの時間はゲームをしている。


 俺たちは一体何をしに北海道に来ているのだろう?

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