英雄パパの成り上がり
誕生日を迎えた俺リーン・ルノエスは3歳の洗礼しかに向かっていた。
クーラスが用意した馬車を見て、かなり稼いでいることに気がついてしまった。
まさかしてクーラスの今の仕事って...
今日は洗礼の儀式のために教会へ向かっている。
さっきクーラスが話してくれた
ボーナスの話と、メイド達の話を思い出し
俺は一つの答えを導き出していた。
「パパってさ雷鳥さんを倒したの?」
「そうだよ!よく知ってるな!」
やはり当たっていた。
クーラスは王国の覆面騎士団長だ。
そりゃー羽振もいいわけだ
「最近は騎士団に剣を教えてるんだ!今度リーンも教えてやるからな」
「ありがとう!」
「しかし、どこで知ったんだ?ママから聞いたのか?」
「私は言ってないわよ?」
おっと...
これは墓穴を掘ってしまったかもしれないが、下手に誤魔化すよりちゃんと話したほうが良さそうだ。
「この前メイドさん達が話してるのを聞いてパパなんじゃないかと思ってたんだ」
「そうだったのか!それで気づけるなんて、ほんとうに頭がいいな!」
「でも、このことがバレたら大変なことになるから内緒だぞ」
確かに本にもなっているような英雄を一つの国が抱え込むのはリスクが大きい。
それにクーラスの存在がバレてしまうと俺の存在にも注目が集まってしまう。
魔法を使える幼児として誘拐のリスクも上がってしまうだろう。
なんとか避けたいところだ...
「うん!わかった!」
俺は聞き分けのいい子だ、もちろん他の人に言うことはしない。
「そういえば洗礼の儀式っていつでもやってるの?」
「洗礼の儀式は一応いつでもやってくれるのよ、年に二回沢山の人をまとめて一斉にやってはいるのよ」
「そっちの方とは何が違うの?」
「そうね〜、寄付金の額も違うけど、大きな違いと言ったら個人の方が女神様の近くでお祈りできるのと、周りの人がいない分魔法が使えることがバレにくいわね」
なるほど、俺は1歳にして魔法を使えてしまっているし3歳の洗礼の儀式では当然魔力があることがわかってしまう。
そうなると周りからの目や注目が集まってしまい危険な部分もあるな...
お金に余裕があるからと思っていたが、2人は俺のことをしっかりと考えてくれているようだ。
「そっかー!ありがとう」
「当然のことよ」
そう言うと母は絵が絵で答えてくれた。
そんなことを話していると
ついに教会に着いた。
真っ白な縦に長い建物が大きな芝生の生えたところにポツンと存在していた。
「ここが教会よ!」
「すごーい」
近づいてみると本当に大きな建物でだというのがわかる。
「こんにちは」
白く平らな帽子を被ったおじいさんが挨拶をしてくれた。
「こんにちは!今日は洗礼の儀式のために来ました」
「そうでしたか、ではこちらに」
そう言うとおじいさんは教会の中に案内してくれた。
教会の中には大きな女神像があった。
「あれって...」
データ飛んでましたが、なんとか書き切れました。誤字脱字あとで直します!




