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オーナーよし子の回想録  作者: 梅花
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親愛なる夫ポーさんとの思い出

私はよし子。現在1人でタイ食堂を切り盛りしています。実は元々、この店は私1人の店ではありませんでした。

親愛なる夫ポーさんとの思い出を振り返り、形にして残そうと思いここに綴ります。

2013年4月9日

タイ王国スワナプーム国際空港にポーさんの家族の姿があった。



長男ウットは10歳、次男アイは4歳、三男アムは1歳、母ケイトに抱かれてタイ東北部ナコンパノムから見送りに来た。



ポーさんは日本でタイ料理店のコックとして働く為に、単身で日本に経った。



3年間でお金を貯めて再び家族の元に帰ると約束して。




2013年5月


私よし子の元に国際電話がかかって来た。


国番は+66、タイからの電話だ。


「ハロー 奥さん元気ですか?」


聞き覚えのある声。


「誰?」


「私、ディーです。」


彼女は2年前に私の経営する会社に研修生として来日していたディーさんだった。







「今、奥さんの家の近くのタイ料理店に甥が勤めています。」


「お土産を預けたので取りに行って下さい。」


思えばディーさんとは当日仲が良く一緒に食事をしたり遊びに行ったり姉妹の様な関係だった。




何年かぶりに連絡が来てびっくりしたが、お土産を受け取りに行くと約束して電話を切った。



それから2週間後、私はお土産を受け取りにその店を訪れた。


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