3.駅での待ち時間はメール送信のチャンス
会社から帰宅する途中、列車に乗っていた時のことです。
時刻表通りに列車が動いていれば、乗換駅ですぐに次の列車に乗れるはずだったのですが、数分間遅れたせいで、ギリギリ乗り継ぎが出来ませんでした。
次の列車まで20分あります。
僕はその時、肩を落としながら悔しがりました。
「発車するのをもうちょっと待ってくれよ。」
駅員にそう言いたくなりました。
しかしぐっと我慢しました。
次の瞬間には駅のホームで友人にメールを送るチャンスと考えて、気持ちをまぎらわすことにしました。
友達に送る内容をあれこれ考えて、メールを打っていきました。
文章がまとまると、早速送信しました。
次にその内容をコピーし、次の友達のアドレスを開いて文章をペーストし、送信しました。
またさらに別の友達のアドレスを開いてペーストし、送信。
またペーストして送信。
大体10人くらいに送っていると、いつの間にか乗る列車の発車時刻が来てしまい、全員に送れませんでした。
結局、駅で待たされた時間をこんなにも有意義に使うことが出来ました。
そしてもう少し時間がほしかったなと思い、何だか嬉しくなってしまったのを覚えています。
僕の場合、その時は友達にメールでしたが、他にも英語や韓国語の本を読む、インターネットで野球の速報を見る、ストレッチ体操をするなど、待ち時間の過ごし方は色々あります。
発想を変えれば、駅でイライラしながら過ごす時間が楽しくなります。




