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ギフトを貰ったのでダンジョンに行きます。  作者: suzuukii013
第1章

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世間の探索者のイメージを落とす連中

 無事に35層を突破したので大学内の拠点に戻ってきました。

報告書など作る前に今回の行動を振り返り反省とかしながら軽くミーティングをしてます、帰りの会って感じですね。ここでの話し合いの多くは魔石やドロ品を分配した報酬内容の確認がメインで、後はスキルオーブの取り合いとかだったりします。今回は目ぼしいドロ品にオーブも特に出なかったので、報酬と今後の予定を確認して解散となりました。自分にマコさんは報告書を仕上げたり教授らに連絡したりと少しやる事もあったりします。


 そんな雑務から開放され装備品の物色目的で地元支部にやって来ました。現在の自分の防具は皮の軽鎧に籠手を装備してます。この特殊機能付きの籠手をヒーラーなエリに渡して防御力をアップして貰い生存性を少しでも後押し出きればって思いまして、自分は代わりに小盾でも使おうかなって物色しに武器屋にやって来ました。


 コウの奴が使ってた奴が使いやすそうで良いな〜って思い、似たような感じの物を見て触ってお値段と相談していたのですが、のんびりと物色してられない状況になってしまいました。


 自分が来た時には既にアヤとエリの両名が武器屋のカウンターに居てナニやら話し込んで居ました、多分装備品のオーダーメイドかなって思います。あ奴に見つかると面倒なので気配を消してお店の商品で死角になるような位置取りまでしていましたが、所謂ヤカラな奴が強引過ぎるナンパをしていて、ちょいと目に余り過ぎる状態にもなってきたのでさすがにコレは助けに入らないと後でウルサイので行動を起こしました。



ヒ『彼女達嫌がってるし、相手にされて無いんだから惨めになる前に引き下がったら』

(ナンパ野郎ですが身長はあるけどヒョロっとしてます)


ナ「テメーいきなり出て来てナイト気取りか〜。俺は自慢する訳じゃね〜が20層余裕で突破してるんだぜ」

ヒ『あ~ソレはスゴイね〜w』

(この支部所属の上位な連中も35層付近まで到達してます、自分ら追いつかれてます)


ナ「俺はちょっとした有名人だからな、オメーも俺の活躍チェックして知ってるなら楯突いたらダメな相手ぐらい判るだろ〜」

(なんか変にニヤ付いてるので内緒で鑑定したらLv25の浪人でした、25層は突破出来てないレベルです。スキル周りも良品が不足してるような感じなので、20層のミノさん余裕で撃破ならパーティーメンバーに恵まれてるのかな~って思います。コイツ自体はThe平凡って感じなのにイキってますしね。こんな奴が有名人?)


 ココの支部に来ると下手なナンパ連中に絡まれてる彼女等をよく見ます、ちびっ子コンビは声かけると事案になるから放置されてる感じですが。

 エリは特盛もあって下品なナンパ君が良く寄って来ます、コンビで行動してるアヤも見た目は悪く無いですし。普段は慣れた感じで適当にあしらっているのをよく見ますけど、今回は介入しないとヤバい相手に思えるのでお助けに入りました。そこに何時ぞやのお猿な奴も参戦して更にややこしい事態にも発展して・・・


ナ「女の前で格好付けたいだけの弱っちい奴のクセに、俺の前に出てこれた事は褒めてやるw」


 大物オーラ出してるつもりなんでしょうね。クソガキが悪ぶってる様にしか見えないw エリはジト目で呆れた表情なのにアヤはなんか嬉しそうな表情なのが気になります。


ア「彼は私達がお仕えしてるご主人様ですよ」

エ「なので相手してる暇無いので視界から消えて下さい」

(アヤが変な設定でプレイ開始、エリもその設定に乗っかったけど少しキレ気味)


ナ「こんなショボい奴に付き合わされてるのかよ。俺がホンモノのオトコを教えてやろーか」

ア「結構ですので消えて下さい、目障りデス」

エ「Lv25程度の小物では話になりません」


ナ「可哀想に洗脳されてるのかよ。俺がコイツボコして目を覚まさせてやるぜ」

ア「私達のご主人様はちょー強いですよ」


ナ「魅了スキルの悪用とか許せねーな」

(このナンパ君は思い込んだら一直線な奴みたいデスね。自分が変なスキル?でいい様にしてる設定になってるみたいですし、話しも通じないみたいですし)


ナ「下で相手して貰うぞ、卑怯なスキルの悪用は俺の手で止めてやる」

エ「Lv25程度の貴方では相手にもなりません。仲間を集めなさい」

ナ「コッチはまだ理性が残ってるのか、俺が助けてやるからな」


 実の所、エリにアヤは聖女の肩書きが付いてるので精神系の攻撃にはかなーり強く、下位の魅了などは殆ど効かなかったりします。代わりに蛮族な私はこの手の搦め手な攻撃に弱かったりします。

※ヒロ君は基礎能力に恩恵ボーナス付いてるのでそんな欠点すら補填されてます。


◇◇◇


 協会支部の地下にある訓練場に移動して来ました。地下の訓練施設はダンジョンの出張所な扱いになっている為、気兼ねなく魔法等使える様になっています。コレも甘口対応な管理者の恩恵です。以前に某A君がこの国だけの特権だよって言ってました。

 施設の地上部分より地下の方が圧倒的に広い謎な場所です。壁を壊したりしても時間で勝手に直るのもダンジョンと同じです。訓練場で対戦し部位欠損したり致死性なダメージ喰らっても負け犬の部屋で完全な姿で復活する安全機能もちゃんと実装されてます。(LPが大きく減少するペナルティは付いてます)

  

 ナンパ君は自身のパーティメンバーと合流し男性6人の素行が悪そうな集団になってます、その中に見覚えある猿っぽい奴の姿もあります。


ナ「逃げずに来るとはお前大物www」

バ「コイツですよ、俺に折れた剣を押し付けた野郎〜は」

 

 サクッと鑑定してみましたがLv22〜Lv25の集団です。浪人x2に武士に侍に忍者に与作?。近接の物理集団でバランス悪って感じます、こんなパーティ構成で攻略は大丈夫なのか心配になります。


 そして1対6の戦闘となりました。相手側は練習用でなく実戦用の真剣を持ち出してます、コレはエリが許可を出しました。自分はハンデでアヤからピコピコハンマー持たされてます。(中の空気を固めて使うと意外な攻撃力が発生する事はアヤが身をもって知ってます)


ヒ『追加のハンデでココから一歩も動かずに相手してあげますよ』

ナ「お前マンガの読み過ぎwww コッチは自由に殺るけど負けた言い訳にすんなよ」

バ「動かないって言ってるから四方から一斉に斬り掛かろうぜ」

(魔法使用に一切言及しなかった己らのバカさ加減を呪うが良いぞ〜w)


 そして周りを囲って一斉攻撃しに来たのですが、ゴブリンナイト以下の攻撃力では障壁を突破する事が出来ず、視えない壁を全力で斬りつけ勝手に自爆なダメージ喰らってくれました。その隙を付いて理力の手に持たせたピコハンで背後の死角から無防備な首筋を全力攻撃したら、盛大に吹っ飛び障壁に激突したりしてダウンです。3人はコレで仕留めました。(首狩族なんで首への攻撃にクリティカルが出ます、格下相手では発生率100%です)

 

ショボい火球も飛んできましたが障壁に阻まれ消滅。

ナ「テメーズルしてんじゃねーぞー」

バ「汚い手使わず正々堂々戦え」


ア「相手との力量差も見抜けないマヌケがナンか吠えてる~」

エ「ゴブリンに小猿がピーピー煩いですね」


火魔法のお返しで範囲を絞った爆裂で1名様は盛大な爆炎に包まれて消滅、負け犬の部屋に直行です。ダウンしてた奴には首を狙って氷弾ぶっ刺してソイツらも消滅させときました。残りはナンパ君に小猿君です。


ア「対人で使っちゃダメな奴を使っちゃってますよw」

エ「動かないって言ってたのに魔法の警戒しないとか只のバカですか」


ヒ『大口叩いたくせに腰が引けてんぞー、ビビってんじゃねーぞ~ww』


 この隙?を狙って猿君が背後から全力で斬りかかったのですが学習能力も足りず障壁に阻まれ両手に甚大な自爆ダメージ。バランス失って勝手に転がったこの猿君には更に範囲を絞った爆裂を右足にプレゼントし膝から下が消滅。バランスとって左腕も同じく吹っ飛ばしておきました。悲鳴がウザかったので顔を水玉で覆ってあげたら少しして消えてしまいました。残ったのはナンパ君です。


ヒ『俺1歩も動いて無いんだけど~お前ら弱すぎだろ。こんなレベルでミノさん余裕撃破なのか?ちなみにこの障壁の強度は21層のイノシシの突進なら割れる程度だぞ(多分無理です)』


ナ「卑怯なスキル使って仲間を殺りやがってこのクズ野郎。精神攻撃されてなければお前なんかに負ける訳ねーんだよ」


 私のレベルは43ですが同じ25程度だったとしても軽くひねっていた事でしょう。な相手でした。戦闘用の補助スキルが足りなすぎるし精度も悪いです。もっと頑張りましょうって評価になります。


 唐突にやりたかった事を思いついたのでコイツで人体実験させて貰おうと思いつきました。自分で試すには痛いので勇気が足りませんし、都合よくコノ実験台になってくれる超ドMな人なんて知り合いに居ませんし。


ヒ『君にはちょっと試したい事があるので被験者になって貰いますね』


 アヤとエリを呼んで概要を説明するもドン引きされましたが、この先で必要になる事は理解してくれまして、コイツなら心も痛まないって事で試したかった事を実践です。


 自分とエリは光4闇3アヤは光4闇4、自分は回復2治療5アヤは回復5治療2エリは回復4治療4。この場に高レベルな回復治療が出来るメンバーが居るので、ナンパ君には腕や足を切断してからくっ付ける実験台になって貰います。逃げようにも理力の手で足をガッチリ掴んで動けない様にしてあります。


ヒ『カズの奴が骨折した時みたいに睡眠使った方が良いんだけど、今回は部分的に麻痺させてみようかと思います』

エ「必要無いですよ、今後の為にも痛い思いさせましょう」

ア「この変態はセクハラが酷いんで痛めつけておくのには大賛成です」

(このナンパ君はナニをやらかしたのか少し気になります)


 

 ナンパ君の刀を分捕って攻撃スキル発動し彼の腕をスパッと切り落としました。すごく痛いので麻痺を提案したんですがエリがお怒りモードなので逆らえませんでそのまま実行しました。

 切り落とした腕も理力の手でキャッチし絶叫して煩いナンパ君の口に粘度が高い水を押し込んで黙らせときます。切断面をくっつけて回復2の自分が試しましたが上手く治りません、見た目は綺麗にくっ付いて居るのですが指が動かないってなりました。エリが嫌そうなのでアヤが引き継いでヒールを掛けたら元通りに指も違和感無く動く様になったみたいです。

 切断面がキレイだったから上手に出来たのでは、との意見が出たので今度は力任せに刀を振り回し再度腕を切断してみました。また自分がヒールを使ってみましたが不器用にくっ付いただけで終わりました、当然指も動きません。


ア「ヒール掛ける時に神経とか血管とかちゃんとつながる様に思いながらやらないとダメですよ」

ヒ『やっててもこのザマですって』


 エリが嫌そうに後を引き継ぎましたが指が動くようにはなってますが後遺症が残ってる様な感じです。その後はアヤが修復して元通りとなりました。確認の為に攻撃スキル使って綺麗に切断してエリに試して貰いましたが、こちらは無事に修理完了できました。

 次は内臓の再生行ってみようかと肺を刺した所で消えてしまいました。もっと試したかったんですけどねw 指を消滅させて再生とか試したく考えてたんですが被験者消えて実験終了です。


 復活したナンパ君は協会の方に今回の出来事をタレこんだのですが相手にされませんでした。普段の素行の悪さもあって制裁喰らってざまぁって対応されたそうです。その時に自分の事を教えられ日本人で最強クラスな人で指導員の教官な立場もあると知らされたそうです。


 後日街中にて遭遇し刃物を出されて襲撃されるのですが、身体強化を街中でも普通に使える自分が後れを取る事も無く返り討ちにして過剰防衛で怒られてしまいます。奴は骨折多数な全治10か月な怪我を負います。



予定ではアヤとのデート回になるはずでしたが・・・?


不定期投稿です


ナ「ナンパ野郎です」

バ「お猿なバカ君です」

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